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2023年09月10日 イイね!

東北→北海道!総決算の旅-その3完

東北→北海道!総決算の旅-その3完みなさん、こんにちは!

 タイトル「その2」に続く完結編となります。

 知床に宿泊し、いよいよ終盤を迎えます。今旅は5つの船旅を予約して出発。ここまで3つは予定通り出航し、素晴らしい思い出を残してくれました。
 さて残りの2つはどうなったかというと、本編すぐ最難関の4つ目は残念ながら欠航となりました。それでも懐が深い“でっかいどー”は新たな魅力を次々と差し出してくれます。
 そんな最終編によろしければお付き合いください。

 タイトル写真は小樽から新潟まで快適な船旅を提供してくれた新日本海フェリー「あざれあ」です。

<9月8日(金)第七日 ~知床-斜里-常呂-サロマ湖-遠軽-比布~>

 朝陽が昇り部屋から望むウトロ港。この日は快晴で無風と、北海道滞在中一番のお天気に恵まれました。何かのイベントか、多数の漁船がカルガモ出航していきます。この後、大型観光船「おーろら」が海面調査のため出航しました。

 波高が出航NGの「1.2~1.5m」との結果報告がHPに上がってきました。うーん厳しい…。ほどなくして上図の欠航お知らせメールが予約していた「知床クルーザー観光船ドルフィン」さんから送られてきました。
 結局大型船含め、すべての運航会社の「知床岬ルート」が早々と欠航となりました。でも命が一番大事、気持ちを切り替えます。

 浮いた時間の消化方法を考えます。まずはホテル出発時間を遅らせて、やや遅い時間に朝食を摂りました。あまりにも美味しく「また来年も行く理由ができた」とプラス思考になる単細胞です(笑)

 チェックアウトまで快適なホテルライフを提供していただいた「北こぶし知床 ホテル&リゾート」さんに再訪を誓い、七日目の旅に出発!

 好天でまず浮かんだ先は前日真っ白だった「知床峠」です。これが本来の景観、初めて見る完全な姿の羅臼岳をUXとのコラボで! リベンジ大成功です。

 続いては「オシンコシンの滝」。さすが知床八景のひとつで幅30m、落差約80mの迫力を間近で楽しみました。

 斜里町最後のスポットとして「天に続く道」。まずはスタート地点です。
 直線区間は28.1km、距離だけでいえばハイドラ観光名所となっている国道12号の美唄市光珠内から滝川市新町までの29.2kmが日本一長い直線道路ですが、景観および走りやすさは断然こちらです。

 そしてUXをスタート地点へ。今旅ベストのUX&北海道コラボショット!
 R334からR244プラス斜網広域農道で構成される直線道路。長すぎて終点付近が霞んでしまい、空へと続いているように見えることが名前の由来。春分、秋分の日近辺は「夕陽に向かって走る」ことができるそうです。

 1kmほど走って展望台付近からもう一枚。そしてこの直線区間を完走しました。完走にあたっての注意点としてR334への進入地点はクランク形状で一時停止。R244の大栄地区右カーブ地点を左に折れないと最後の10kmを走れません。

 R239を能取湖沿いに進んで北見市常呂町「アドヴィックス常呂カーリングホール」に立ち寄りました。北京五輪で銀「ロコ・ソラーレ」カー娘の本拠地です。

 数多くのオリンピック選手やトップカーラーを輩出、五輪ユニホームも展示されていました。

 国内最大の競技場数6シートを備え、充実した専用屋内施設。五輪連続メダルを取れた要因の一つと納得しました。

 サロマ湖沿いを西進して佐呂間町「サロマ湖展望台」へ。きれいな建物ですが、ここに到達するためにはかなりの“覚悟”が必要です。
 まず入り口は国道沿いの浪速地点の案内標識があるT字路一カ所です。西進の場合、道の駅が見えたら行き過ぎです。さらに展望台に至る道は、滑るダート1.2車線の離合困難なクネクネ道だけです。

 苦労した甲斐があり、展望台からの眺めはパノラマでサロマ湖全体を一望できます。こちらは漁港方面のカットです。

 こちらはキムアネップ岬方向、近すぎて湖全体は収まりません。
 下りは漁協方向に行きと同様のダート路を進みます。一応登りと下りで一方通行になっているようですが明確な標識はなく、もし対向車が現れたらどちらかが数百メートルの“鬼バック”を強いられると思います。

 旭川紋別道の始点となる遠軽町「道の駅 遠軽 森のオホーツク」へ。これにて北海道道の駅再コンプリートです。

 そのまま無料高速を100km走って比布北ICで降りるとすぐに本日の宿となる比布町「良佳プラザ 遊湯ぴっぷ」に到着。
 オートキャンプ場、パターゴルフ、テニスコートなど充実したレジャー施設を備える「グリーンパークぴっぷ」内施設のひとつです。私は浮いた時間をこの広大な場所で洗車に使いました(笑)

 宿は入浴施設を兼ねています。夕食も旅行サイトで高評価を謳っていましたが、昨晩の残像が…。でも美味しかったですよ。

 クルーズ欠航は残念でしたが知床峠リベンジ、カー娘本拠見学、サロマ湖展望と予定外のイベントを楽しめ充実した一日となりましたzzz
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<9月9日(土)第八日 ~比布-旭川-当別-小樽~>

 道内移動の最終日を迎えました。私の年齢では「ぴっぷ」といえば“エレキバン”を連想します。ピップ社と比布には社名の由来などのつながりは全くないそうですが、3年前から「PIP相互応援大使活動」を始めています。
 ということで関連代表スポット?となる「比布駅」です。

 15kmほど走って本日メインの旭川市「旭山動物園」へ。宿を比布に決めたのはこの動物園へのアクセスが良いことが最大の理由でした。

 到着時間は開門直後、土曜なのでかなり入場待ち行列ができていました。
 旭山動物園はハイドラではCP取得のみで、入園するのは十数年ぶりです。

 ワクワクしながら対面した動物の抜粋です(写真左上から時計回りで)★まずはペンギン、前回見られた散歩は冬期のみで残念。★ライオンさんが何かを訴えてきました。★アムールヒョウの肉球です。★えぞヒグマは活発、威嚇?の表情にびびりました。

 西門付近の売店「FarmZoo」で休憩。写真のメロンソフトは超旨かったです。

 散策を再開(写真左上から時計回りで)★チンパンジーの綱渡り★ホッキョクグマは猛暑でグテ★カバの枝遊びは迫力満点★最後はフラミンゴの群れ
 今回は船の出航時間に合わせた時間調整のスポットだったのですが、2時間半の滞在でメチャ楽しめました。入園料も1000円(大人1名)と格安です。

 帰りのフェリーは小樽出港。高速で一本ですが、途中の当別町でQRコード20%還元をしているので“途中下車”。給油とタバコを購入して再度道央道-札幌道と進んで「新日本海フェリー 小樽フェリーターミナル」に到着。

 時間に余裕があるので、勝納川を渡って小樽市街でお土産を購入。

 ターミナルに戻る途中で、かつない臨海公園から乗船する「あざれあ」の全景をパチリ。遠くからでも全長197.5m、全重量14,214トンの巨大さが分かります。

 いよいよUXとともに乗船です。

 客室は「デラックスAツイン」を大奮発。実は“GOGO割”が適用され、55歳以上なら1ヶ月以上前の予約で、マイカー航送含むすべての運賃が20%割引になりました。通常の「ステート」とほとんど変わらない料金で、歳を取っていて良かったと思えた貴重なキャンペーンです(笑)

 嬉しかったのはテラス付きだったこと。部屋からダイレクトで船外風景を見渡せます。写真は小樽港出航直後の1枚です。

 大浴場も完備、そして船尾のヘリポートにビックリ。夕食はレストランでジンギスカン定食を注文。乗船サービスなのか、お値段はとてもリーズナブルでした。

 道内走行を終え、今旅数々の名シーンがベッドの中で蘇りますzzz
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<9月10日(日)第九日=最終日 ~日本海-新潟-名古屋~>

 午前1時ごろトイレで目が覚め、窓越しの船外がかなり明るいことに気付きました。デッキに出るとその明かりが「月光」だと分かりました。そして無数の星がこれ以上ない輝きを放っています。スマホのカメラでこれだけの星を捉えられたのは初めてです。

 明け方には日本海から本州を望むサンライズのマジックアワーです。まさか船から人生で一番の天体ショーを見られるとは。本当に素晴らしい船旅でした

 朝食を済ませほどなく新潟港内に入りました。

 本州へ上陸。9日間の旅のラストは新潟から名古屋へ高速で直行です。

 500km弱の走行も、高速だけなら苦になりません。15時前に無事帰宅しました。

 今旅のUXの自走距離は3500kmあまり。距離以上に本当に充実した9日間の旅となりました。費用も宿泊や船のほとんどの予約を3ヶ月前に済まし、早期割引やクーポンを活用してかなり抑えることができました。

 旅から1ヶ月が経ち北海道ロスは収まりつつありますが、このブログを書きながら来年のプランを考えています(笑)
 今回のような大型の旅行はもう難しいと思いますが、今後も楽しい旅を続けていけたらと思います。
 最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
Posted at 2023/10/12 19:52:41 | コメント(5) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2023年09月07日 イイね!

東北→北海道!総決算の旅-その2

東北→北海道!総決算の旅-その2みなさん、こんにちは!

 タイトルその1の続編です。

 出発から3日間は東北を堪能。9日間の旅程とはいえ、そろそろ北海道に上陸しないといけませんが、渡航直前まで下北2番目のスポットを楽しみました。
 そして、ついに「マイカーで北海道を走る」という夢を果たせました。それでは4~6日目、よろしければお付き合いください。

 タイトル写真は北の大地へUXを連れていってくれた津軽海峡フェリー「大函丸」です。

<9月5日(火)第四日 ~大間-仏ヶ浦-大間-函館-洞爺湖~>

 大間の宿をチェックアウトして向かった先は15kmほど離れた佐井村の観光施設「津軽海峡文化館アルサス(写真)」。ここで仏ヶ浦観光船のチケットを購入します。

 施設目の前の佐井港から写真の「ニューしもきたⅡ」に乗船して、仏ヶ浦遊覧上陸コース出航です!

 30分弱で仏ヶ浦北端の「五百羅漢」、ここから巨岩群の始まりです。

 船上からの特権は、このアングル。ほぼ仏ヶ浦の全景を見渡せます。
 仏ヶ浦は海底火山の噴火と地層の隆起で生まれた奇岩群。途方もない年月をかけ、風雨や波により削られて現在の形になっているそうです。

(左上から時計回りで)★桟橋に降りて遊歩道を進むと、まずは先端が鋭い「岩龍岩」。★人との対比でその巨大さが際立つ「天龍岩」。★風雨で刻まれた凹凸の筋が美しい「蓬莱山」。★ここにも存在した「極楽浜」。頑張って岩を乗り越えて撮影しました。

 仏ヶ浦を代表する奇岩「一ツ仏」。ここが最南となります。

 桟橋に引き返す途中の全景です。北海道上陸を遅らせても下北2スポットを旅程に組み込んで本当に良かった!

 大間に戻り津軽海峡フェリー「大函丸」にUXで乗り込み、北の大地へついに出陣です。

 本州と北海道を最短90分で結びます。「海割ドライブプラス」というお得なプランで予約したので写真のカジュアルシートを奮発しました。

 快適な船旅だったので、あっという間に函館港到着。ついにUXで北海道上陸です。

 今旅は道東がメイン、上陸後は脇目も振らず函館市街を抜け大沼公園ICから道央道で一気に北上。北海道でのUXファーストショットは日本全国どこでも撮れそうな背景の長万部「静狩PA 」となりました(泣)。

 そのまま虻田洞爺湖ICまで進み、宿の洞爺湖町「洞爺サンパレス リゾート&スパ」にチェックイン。混み合うホテル内ではほとんど日本語の会話が聞こえません(汗)

 修学旅行の団体とも重なり、夕食バイキングは“戦争”状態。早々と部屋に引き揚げました。ただこの期間はホテル前で湖の船上から毎晩花火が打ち上げられます。小規模ながら近くでとても楽しめました。

 青森で午前中を楽しんだため、函館着が15時過ぎになり道東へ向けた距離を稼ぐのに精一杯の北海道初日となりました。本当は函館で一泊したかったなぁzzz
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<9月6日(水)第五日 ~洞爺湖-上士幌-音更-釧路湿原-屈斜路湖~>

 このホテルは洞爺湖に面しています。朝イチのご褒美は眼前の大島(洞爺湖中島)です。そして島越しには羊蹄山もくっきり。初めて山頂を拝めました。

 チェックアウト後は道央道から道東道に進み、3時間半(300km)走って第一目的地の上士幌町「道の駅 かみしほろ」に到着。

 快適なノンストップ農道を約40km南下して音更町「道の駅 ガーデンスパ十勝川温泉」へ。だいぶ北海道の距離感覚を取り戻してきました(笑)

 道東道経由で130km以上東進して釧路町「釧路湿原 細岡展望台」です。一度は行ってみたかったスポットですが、広大すぎて写真も何処にフォーカスして良いのか分かりません。

 近くの釧路本線「釧路湿原駅」まで散策。

 北東に16km進んで駐車場から「サルボ展望台」へ山道を徒歩で登るのですが、先ほどの展望台と違い、人がだれもいません。写真に埋め込んだ「クマ鈴」が強力な助っ人に感じました。でも怖かった…(^_^;

 500mほど登って何とか「サルボ展望台」に到着。

 眺めはこんな感じで、左が釧路湿原最大の湖「塘路湖」、右が「エオルト沼」です。サルルン展望台はさらに800m先との案内に“今日はこの辺で勘弁してやる”との捨て台詞とともに一目散でクルマに戻りました(滝汗)

 そのままR391を北上中に土砂降りに見舞われました。弟子屈町に入ると小降りになったので予定通り「美幌峠」に寄ってみました。ここは初回訪問時にピーカンショットを収めているので、湖を確認できればOKと強がりました。

 宿は「屈斜路プリンスホテル」さん(写真は翌朝のもの)。コロナ禍でこの3年で3回キャンセルしていて、やっと宿泊が叶いました。

 ほぼ満室ながら夕食のビュッフェは前日と違い、とても落ち着いて食べられました。食材も良く美味しくいただきました。客室もとても快適です。

 この日は道内で最長の580km超ドライブ。温泉で疲れを癒やし、おやすみなさいzzz
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<9月7日(木)第六日 ~屈斜路湖-摩周湖-清里町-羅臼町-知床~>

 朝はホテル裏の屈斜路湖沿いを散歩。対面の中島あたりから“クッシー”の出現を期待しましたが、旅を進めます。

 まずは第一展望台からの「摩周湖」です。天気はイマイチながら初めて湖面を見られたので満足です。

 昨年リニューアルオープンした「摩周湖カムイテラス」でお土産の品定め。

 直前に情報を入手したスポットに向かう途中で山に「牛」の文字が。うん、これも情報通りで「モアン山」です。夏場に山肌のささが「牛」の文字に刈り取られるそうです。

 続いて目立つ案内板に誘導され「裏摩周展望台」から望む摩周湖です。木々に阻まれ、ちょっと視界が悪いと感じました。

 いよいよ本丸のスポットに向かうのですが、あと2km地点からの林道はかなりの凸凹道。UXの車高なら腹を擦ることはありませんが対向車も多く、慎重なコース取りを強いられます。無事に駐車場に到着して、ワクワクしながら整備された木道を進みます。

 あっさりと現れた「神の子池」です。摩周湖(カムイトー=神の湖)の伏流水からできているという言い伝えから名付けられたそうです。伏流水は透明ですが、池底の白い砂によって空の色が強調されることで水面が青く見えるとのこと。

 反対側からのショットです。周囲220m、水深5mの小さな池。水温が年間通して8℃と低いため、倒木が腐らずに沈んだままの姿を保ちます。白金の青い池とは異なる不思議な魅力を感じました。このスポットを教えていただいた尊敬するみん友さんに感謝です。

 さて、得意?の長距離移動に戻ります。北東へ100kmひた走り羅臼町「羅臼国後展望塔」からの景観です。残念ながら国後島は見えませんでしたが、Wレインボー越しの羅臼港です。

 R334に入ると標高が上がるにつれ、雨が激しくなってきました。「知床峠展望台」は真っ白、羅臼岳は何処に…。

 斜里町に下りると雨は止み「知床五湖フィールドハウス」へ。

(左上から時計回りで)★今回は「高架木道」を選択しました。電気柵(7000V)が張り巡らされているためヒグマの出没に影響されず安心して歩けます。★まずは登っていきます。★羅臼岳は分厚い雲に覆われたままでした。★海側の景観も曇りではイマイチかな。

 湖畔展望台から「一湖」を間近に望みます。「うーん、ちょっと微妙」。次回は必ず地上遊歩道コースで五胡をすべて巡りたいと思います。

 ウトロ港の「ゴジラ岩」。日本全国で見た同名称の中でも、かなりリアルです。

 今旅のメインで最遠地の知床には2つの願望がありました。
 そのうちの一つが「北こぶし知床 ホテル&リゾート」に宿泊です。ついにチェックインを果たします。

(左上から時計回りで)★港側からの全景です。★今回は記念旅行という理由付けで客室は最上級の「オホーツク倶楽部」を大奮発。ドキドキしながらドアを開けます。★タイプは和モダンツイン、ウォールナットカラーが特長です。★窓越しに望むオホーツク海、ウトロ港も絶景です。

 ホテル内は「オールインクルーシブ」、ラウンジや流氷テラスでの足湯でドリンクやおつまみを無料で好きなだけ楽しめます。2食付きプランなのでレストランでのアルコールもオールフリーです。
 食事は「the LIFE TABLE」。ビュッフェスタイルながら好みの料理シェフに直接オーダーして盛り付けしてもらいます。地元食材を生かした極上の料理はどれも素晴らしく美味でした。

 温泉はホテル最上階の展望大浴場「大海原」で至福のポカポカ感。知床の山並みやオホーツク海の風景を楽しめます。冬には流氷を見渡せるそうです。
 心地よい眠りに就き、最終編(その3)に続きますzzz
Posted at 2023/10/08 19:37:16 | コメント(3) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2023年09月04日 イイね!

東北→北海道!総決算の旅-その1

東北→北海道!総決算の旅-その1 みなさん、こんにちは!

 9月2~10日の八泊九日で東北から北海道をマイカー(UX)で巡ってきました。

 人生の節目となる定年を迎え、これまでの旅の集大成となるプランを1年以上前から練り始めました。

 今旅のテーマは2つ
  ・北海道をマイカーで走る
  ・ハイドラ神社CP「359箇所」全制覇
 達成のためには船旅が必要で、航路の選択や時間の制約に悩みながらも9日間のプランを組み立て、ついに実行の時を迎えました。
 長期間のため3編に分けて記したいと思います。よろしければお付き合いください。

 タイトル写真は宮城県金華山港に停船中の運航船「アルティア」です。

<9月2日(土)第一日 ~名古屋-奥只見-尾瀬桧枝岐-会津-浪江~>
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 自宅を午前5時前に出発し、中央道→長野道と進み豊田飯山ICからR117と清津峡に向かったときと同じルートで新潟県に入ります。魚沼からはシルバーラインのトンネルから右に折れてR352に入り、写真の奥只見湖遊覧船銀山平駐車場で休憩です。
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 福島「道の駅 尾瀬桧枝岐」に向かう最短ルートとしてR352を選択したのですが、樹海ライン区間を走ってみたいという願望もありました。果てしなく続くクネクネ道に“いざ出陣”です。
 ほぼ奥只見湖沿いを走っていても、道中「湖」は全く見えません。
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 名物の洗い越し(川や橋を作らず路面に窪みを設けてそこから山水を流す構造)は水量も少なく車高もあるUXなら少し減速するだけの余裕で通過。それでも延々と続く慌ただしいハンドル操作は疲れというよりも飽きてきます。紅葉時期なら景色で気が紛れそうですが…。
 「尾瀬口船着場(写真)」で小休止。この付近からカーブも緩やかになり、走りやすくなります。
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 8kmほど走って只見川を渡ると福島県に入るとともに「樹海ライン」の文字も消えます。そして檜枝岐村「道の駅 尾瀬桧枝岐」に到着しCPゲット。
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 そのままR352を走って分岐を直進、R401をひたすら北東に進みます。約100km走って会津美里町「伊佐須美神社」に到着。写真は駐車場前の「あやめ苑」です。重要な神社CPもゲット。
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 拝殿で参拝し、御朱印もいただきました。
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 久しぶり?に高速(磐越道)に乗って船引三春ICで降りた後は延々とR288を東進します。予め決めていた大熊町のJA-SSで給油。実はこのGS、QRコード決済で30%還元で実質リッター120円台と超お得でした。
 そこから10km強で写真の浪江町「道の駅 なみえ」に到着しCPゲット。福島県道の駅 再コンプリートです。
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 目と鼻の先の「やすらぎの宿ホテル双葉の杜」が本日の宿。実はこの宿も30%還元で夕食付きながら、超お安く泊まれました。
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 ハイドラ記録を見ると自宅から浪江までの最短ルートに見えますが、だれもこのルートは選択しないと思います(笑)
 初日はこの旅で最長距離を走破。大浴場で疲れを癒やし、おやすみなさいzzz
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<9月3日(日)第二日 ~浪江-岩沼-大崎-女川-石巻-気仙沼~>
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 ホテルは午前5時にチェックアウトして常磐道を北上。宮城県に入り角田市「道の駅 かくだ(写真)」です。さらに20kmほど北進して岩沼市「竹駒神社」は車中でCPゲットを確認、先を急ぎます。
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 東北道を使って70km先の大崎市「道の駅 おおさき」で休憩。
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 下道をひたすら50kmほど東進して女川町「道の駅 おながわ」です。この道の駅から女川駅までのエリアは「シーパルピア女川」と呼ばれる広大なテナント型商業施設となっています。
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 写真は美しい女川駅ですが実はほとんどが温泉施設で、3階は展望フロアです。
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 駅裏のホームは石巻線の終着駅らしい景観です。
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 いよいよいよメインイベント?となる女川港へ。金華山行きの定期便は毎週日曜の1往復のみ。この縛りから今回の日程を考えました。運航船アルティアに乗り込み片道40分ほどの船旅です。
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(左上から時計回りで)★金華山港からは送迎車のお世話になり、まずは鳥居を潜ります。★山腹に到着すると鹿さんがお出迎え。★まずは御朱印の受付を済まします。★本殿に向かう鳥居の先は「随神門」です。
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 ついに「黄金山神社」拝殿で参拝!
 金華山黄金山神社は奥州三大霊場のひとつ。所在は石巻市となります。特に金運のパワースポットとして人気だそうです。
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 そしてハイドラ神社カテゴリー全359CP制覇です!!
 神社CPがなかったら、この金華山の他、隠岐、壱岐、対馬の離島に行くことはなかったと思います。これらの素晴らしい島に巡り会うことができて、ハイドラには感謝しています。
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 御朱印をいただいて港までの帰路は下りなので車道を徒歩で。(左上から時計回りで)★いきなり海を望む絶景が現れます。★鹿がたくさん休んでいました。この奥が神鹿角切行事 角切場です。★港が見えてきましたが、この景観も美しい。★裏参道の入口ですが、今回参道は歩きませんでした。
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 船に乗り込み「さようなら金華山」。しかし海上は時化ており揺れとともに激しい水しぶき。石垣の離島航路で“鍛えて”いたので船酔いはしませんでした(笑)

 さてクルマの移動に戻ります。クネクネのR398を20kmほど北上して石巻市雄勝町「道の駅 硯上の里 おがつ」CPゲット。これにて宮城県道の駅再コンプリートです。写真は施設前の雄勝漁港です。

 三陸沿岸道に乗って本日の宿泊地となる気仙沼市に入ります。無料高速を降りるとすぐに「道の駅 大谷海岸」なのですが、5年前(写真左)の仮設から少し場所を移動して、とても立派な道の駅に変貌していました(写真右)。そして日曜ということもあり、とても賑わっていました。
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 目と鼻の先の「はまなす海洋館」さんにチェックイン。こちらも5年ぶりで、その時にとても気に入った宿です。ずっと再訪の機会を伺っていて今旅に組み込みました。モダンな外観は変わっておらずホっとしました。

 ホテル裏側の景観です。東日本大震災7年後の前回(左)は気仙沼線の線路が残り、トンネルの口が開いたままでしたが、線路は撤去されトンネルに蓋がされています。でもこの畑で自家栽培した新鮮な野菜を当日の料理で提供する姿勢は変わっておらず嬉しくなります。
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 部屋から眺める大谷海岸は穏やかで癒やされます。この宿の特徴は客室の設備でウォシュレット、ドライヤー、エアコン、テレビなど、どれも高級ホテルより上位の機種を提供しています。家具も飛騨産で豪華さよりも品質を重視しており、とても快適に過ごせます。
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 フレンチの夕食も絶品。(左上から時計回りで)★前菜は旬菜の盛り合わせ★三陸産帆立陶板焼★自家菜園 米茄子田楽★造りは三陸海の幸盛り
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 続きます(左上から時計回りで)★ふかひれの変わり揚げ★三陸産メカジキ香草焼★肉のメインは仙台牛ステーキ★そして気仙沼といえばの「ふかひれ姿煮」
 どの品も手間をかけて調理されており、大変美味しくいただきました。
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 上の移動距離は船も含んでいてUXでは250kmほどと、たいして走っていませんが非常に充実した1日となりましたzzz
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<9月4日(月)第三日 ~気仙沼-普代村-八戸-むつ市-大間町~>
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 おいしい朝食を摂り、またの再訪を誓って「はまなす海洋館」さんを後に。三陸沿岸道を170kmひた走り岩手県普代村「道の駅 青の国ふだい」へ。岩手道の駅も再コンプです。
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 三陸沿岸道に戻りさらに北上、青森県に入り八戸市「種差海岸」です。ここはハイドラ観光名所で当然CPは取得していているのですが、8年前訪問時は超がつく土砂降りでまったく景色が見えませんでした。今回は天気も良く、この素晴らしい景観を楽しめリベンジ成功です。
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 天然芝生地エリアの松林も素晴らしい。

 さらに150kmほど北上して、むつ市「恐山菩提寺」へ。下北半島は前回訪問時CP取得で精一杯…。どうしてもこの目で見たいスポットが2カ所残り機会を伺っていました。恐山はそのうちの一つです。
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 備忘録も兼ねて私の回ったコースを記します。(左上から時計回りで)★まず目に止まった「六地蔵」です。★入山料を払い「総門」を潜ります。★門を抜けると広大な施設に圧倒されます。★そびえ立つ「山門」です。
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 突き当たりの「地蔵殿」で参拝。実はここが「本堂」だと思っていました(^^;)
 恐山は比叡山、高野山とならぶ日本三大霊山の一つ。ということはこのジャンルもコンプリート?
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 地蔵殿の左手に広がるのは、火山岩で形成された「地獄」で、至るところから火山性ガスが噴出しています(左上から時計回りで)★地獄を登ってまず「慈覚大師堂」。★湖側を眺めると凄いコントラストです。★美しい宇曽利湖です。★急に雨が降ってきて「八角円堂」に避難。
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 極楽浜の「東日本大震災供養塔」です。
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 (左上から時計回りで)★胎内くぐりの坂を登ります。★五智山展望台からの絶景その1。★最後に入口付近の「本堂」で参拝しました。★展望台から駐車場方向です。
 人生で重要な体験をした感じです。いやぁ訪問して本当に良かった!
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 “険道”を50kmひた走り「大間崎」、本州最北端到達です。前回気付かなかったカットです。
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 本日の宿は「おおま温泉 海峡保養センター」さん。
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 有名なマグロ一本釣りの町の歓迎を受けました。
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 温泉で疲れを癒やした後はお楽しみの夕食。「大間まぐろ・陸まぐろ(大間牛)食べ比べプラン」というメニューです。
 ここのマグロは味、食感とも申し分なく超美味でした。さすが地元の方を相手にする施設です。
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 この日も良い体験ができて充実した1日となりましたzzz
 北海道は目前ですが、下北でもう一花咲かせます。(その2へ続く)
Posted at 2023/10/03 18:39:30 | コメント(4) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記

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「池の平ワンダーランドを訪問、再び愛知県フル緑化できました。それにしても厳しい場所にあります(^^;)。サーキットは入口さえも分かりませんでした(笑)」
何シテル?   08/31 18:22
96くろです。ハイドラを通じて全国絶景巡りを楽しんでいます。 車歴:カリーナ1.6GT(TA40)⇒ピアッツア(G200WN)⇒ジェミニ(JT600)⇒カ...

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