みなさん、こんにちは!
9月2~10日の八泊九日で東北から北海道をマイカー(UX)で巡ってきました。
人生の節目となる定年を迎え、これまでの旅の集大成となるプランを1年以上前から練り始めました。
今旅のテーマは2つ
・北海道をマイカーで走る
・ハイドラ神社CP「359箇所」全制覇
達成のためには船旅が必要で、航路の選択や時間の制約に悩みながらも9日間のプランを組み立て、ついに実行の時を迎えました。
長期間のため3編に分けて記したいと思います。よろしければお付き合いください。
タイトル写真は宮城県金華山港に停船中の運航船「アルティア」です。
<9月2日(土)第一日 ~名古屋-奥只見-尾瀬桧枝岐-会津-浪江~>
自宅を午前5時前に出発し、中央道→長野道と進み豊田飯山ICからR117と清津峡に向かったときと同じルートで新潟県に入ります。魚沼からはシルバーラインのトンネルから右に折れてR352に入り、写真の奥只見湖遊覧船銀山平駐車場で休憩です。
福島「道の駅 尾瀬桧枝岐」に向かう最短ルートとしてR352を選択したのですが、樹海ライン区間を走ってみたいという願望もありました。果てしなく続くクネクネ道に“いざ出陣”です。
ほぼ奥只見湖沿いを走っていても、道中「湖」は全く見えません。
名物の洗い越し(川や橋を作らず路面に窪みを設けてそこから山水を流す構造)は水量も少なく車高もあるUXなら少し減速するだけの余裕で通過。それでも延々と続く慌ただしいハンドル操作は疲れというよりも飽きてきます。紅葉時期なら景色で気が紛れそうですが…。
「尾瀬口船着場(写真)」で小休止。この付近からカーブも緩やかになり、走りやすくなります。
8kmほど走って只見川を渡ると福島県に入るとともに「樹海ライン」の文字も消えます。そして檜枝岐村「道の駅 尾瀬桧枝岐」に到着しCPゲット。
そのままR352を走って分岐を直進、R401をひたすら北東に進みます。約100km走って会津美里町「伊佐須美神社」に到着。写真は駐車場前の「あやめ苑」です。重要な神社CPもゲット。
拝殿で参拝し、御朱印もいただきました。
久しぶり?に高速(磐越道)に乗って船引三春ICで降りた後は延々とR288を東進します。予め決めていた大熊町のJA-SSで給油。実はこのGS、QRコード決済で30%還元で実質リッター120円台と超お得でした。
そこから10km強で写真の浪江町「道の駅 なみえ」に到着しCPゲット。福島県道の駅 再コンプリートです。
目と鼻の先の「やすらぎの宿ホテル双葉の杜」が本日の宿。実はこの宿も30%還元で夕食付きながら、超お安く泊まれました。
ハイドラ記録を見ると自宅から浪江までの最短ルートに見えますが、だれもこのルートは選択しないと思います(笑)
初日はこの旅で最長距離を走破。大浴場で疲れを癒やし、おやすみなさいzzz
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<9月3日(日)第二日 ~浪江-岩沼-大崎-女川-石巻-気仙沼~>
ホテルは午前5時にチェックアウトして常磐道を北上。宮城県に入り角田市「道の駅 かくだ(写真)」です。さらに20kmほど北進して岩沼市「竹駒神社」は車中でCPゲットを確認、先を急ぎます。
東北道を使って70km先の大崎市「道の駅 おおさき」で休憩。
下道をひたすら50kmほど東進して女川町「道の駅 おながわ」です。この道の駅から女川駅までのエリアは「シーパルピア女川」と呼ばれる広大なテナント型商業施設となっています。
写真は美しい女川駅ですが実はほとんどが温泉施設で、3階は展望フロアです。
駅裏のホームは石巻線の終着駅らしい景観です。
いよいよいよメインイベント?となる女川港へ。金華山行きの定期便は毎週日曜の1往復のみ。この縛りから今回の日程を考えました。運航船アルティアに乗り込み片道40分ほどの船旅です。
(左上から時計回りで)★金華山港からは送迎車のお世話になり、まずは鳥居を潜ります。★山腹に到着すると鹿さんがお出迎え。★まずは御朱印の受付を済まします。★本殿に向かう鳥居の先は「随神門」です。
ついに「黄金山神社」拝殿で参拝!
金華山黄金山神社は奥州三大霊場のひとつ。所在は石巻市となります。特に金運のパワースポットとして人気だそうです。
そしてハイドラ神社カテゴリー全359CP制覇です!!
神社CPがなかったら、この金華山の他、隠岐、壱岐、対馬の離島に行くことはなかったと思います。これらの素晴らしい島に巡り会うことができて、ハイドラには感謝しています。
御朱印をいただいて港までの帰路は下りなので車道を徒歩で。(左上から時計回りで)★いきなり海を望む絶景が現れます。★鹿がたくさん休んでいました。この奥が神鹿角切行事 角切場です。★港が見えてきましたが、この景観も美しい。★裏参道の入口ですが、今回参道は歩きませんでした。
船に乗り込み「さようなら金華山」。しかし海上は時化ており揺れとともに激しい水しぶき。石垣の離島航路で“鍛えて”いたので船酔いはしませんでした(笑)
さてクルマの移動に戻ります。クネクネのR398を20kmほど北上して石巻市雄勝町「道の駅 硯上の里 おがつ」CPゲット。これにて宮城県道の駅再コンプリートです。写真は施設前の雄勝漁港です。
三陸沿岸道に乗って本日の宿泊地となる気仙沼市に入ります。無料高速を降りるとすぐに「道の駅 大谷海岸」なのですが、5年前(写真左)の仮設から少し場所を移動して、とても立派な道の駅に変貌していました(写真右)。そして日曜ということもあり、とても賑わっていました。
目と鼻の先の「はまなす海洋館」さんにチェックイン。こちらも5年ぶりで、その時にとても気に入った宿です。ずっと再訪の機会を伺っていて今旅に組み込みました。モダンな外観は変わっておらずホっとしました。
ホテル裏側の景観です。東日本大震災7年後の前回(左)は気仙沼線の線路が残り、トンネルの口が開いたままでしたが、線路は撤去されトンネルに蓋がされています。でもこの畑で自家栽培した新鮮な野菜を当日の料理で提供する姿勢は変わっておらず嬉しくなります。
部屋から眺める大谷海岸は穏やかで癒やされます。この宿の特徴は客室の設備でウォシュレット、ドライヤー、エアコン、テレビなど、どれも高級ホテルより上位の機種を提供しています。家具も飛騨産で豪華さよりも品質を重視しており、とても快適に過ごせます。
フレンチの夕食も絶品。(左上から時計回りで)★前菜は旬菜の盛り合わせ★三陸産帆立陶板焼★自家菜園 米茄子田楽★造りは三陸海の幸盛り
続きます(左上から時計回りで)★ふかひれの変わり揚げ★三陸産メカジキ香草焼★肉のメインは仙台牛ステーキ★そして気仙沼といえばの「ふかひれ姿煮」
どの品も手間をかけて調理されており、大変美味しくいただきました。
上の移動距離は船も含んでいてUXでは250kmほどと、たいして走っていませんが非常に充実した1日となりましたzzz
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<9月4日(月)第三日 ~気仙沼-普代村-八戸-むつ市-大間町~>
おいしい朝食を摂り、またの再訪を誓って「はまなす海洋館」さんを後に。三陸沿岸道を170kmひた走り岩手県普代村「道の駅 青の国ふだい」へ。岩手道の駅も再コンプです。
三陸沿岸道に戻りさらに北上、青森県に入り八戸市「種差海岸」です。ここはハイドラ観光名所で当然CPは取得していているのですが、8年前訪問時は超がつく土砂降りでまったく景色が見えませんでした。今回は天気も良く、この素晴らしい景観を楽しめリベンジ成功です。
天然芝生地エリアの松林も素晴らしい。
さらに150kmほど北上して、むつ市「恐山菩提寺」へ。下北半島は前回訪問時CP取得で精一杯…。どうしてもこの目で見たいスポットが2カ所残り機会を伺っていました。恐山はそのうちの一つです。
備忘録も兼ねて私の回ったコースを記します。(左上から時計回りで)★まず目に止まった「六地蔵」です。★入山料を払い「総門」を潜ります。★門を抜けると広大な施設に圧倒されます。★そびえ立つ「山門」です。
突き当たりの「地蔵殿」で参拝。実はここが「本堂」だと思っていました(^^;)
恐山は比叡山、高野山とならぶ日本三大霊山の一つ。ということはこのジャンルもコンプリート?
地蔵殿の左手に広がるのは、火山岩で形成された「地獄」で、至るところから火山性ガスが噴出しています(左上から時計回りで)★地獄を登ってまず「慈覚大師堂」。★湖側を眺めると凄いコントラストです。★美しい宇曽利湖です。★急に雨が降ってきて「八角円堂」に避難。
極楽浜の「東日本大震災供養塔」です。
(左上から時計回りで)★胎内くぐりの坂を登ります。★五智山展望台からの絶景その1。★最後に入口付近の「本堂」で参拝しました。★展望台から駐車場方向です。
人生で重要な体験をした感じです。いやぁ訪問して本当に良かった!
“険道”を50kmひた走り「大間崎」、本州最北端到達です。前回気付かなかったカットです。
本日の宿は「おおま温泉 海峡保養センター」さん。
有名なマグロ一本釣りの町の歓迎を受けました。
温泉で疲れを癒やした後はお楽しみの夕食。「大間まぐろ・陸まぐろ(大間牛)食べ比べプラン」というメニューです。
ここのマグロは味、食感とも申し分なく超美味でした。さすが地元の方を相手にする施設です。
この日も良い体験ができて充実した1日となりましたzzz
北海道は目前ですが、下北でもう一花咲かせます。(その2へ続く)