みなさん、こんにちは!
7月10、11日の2日間で兵庫-京都-福井の日本海側を巡ってきました。
当初は京都の愛宕山神社参拝登山をメインイベントとして旅程を組んでいました。しかし大雨の影響は京都市内にも及んでいて、右京区の登山口・嵯峨清滝近辺の道路が通行止めになっていることを出発前日に確認し、登山は断念しました。
宿は城崎温泉で予約していたので、安全な?京都丹後鉄道乗り鉄で全駅制覇を目指すことにしました。といっても列車に乗るのは妻だけで、私は始終点駅の送迎係です(笑)
タイトル写真は但馬国一宮を主張?する出石神社の鳥居です。
<7月10日(金)第一日 ~名古屋-福知山-宮津-出石-城崎温泉~>
登山がなくなったため、超ユックリの7時30分に自宅を出発。第一目的地の福知山駅(写真)に向かうルートは新名神-京滋バイパス-京都縦貫道を選択。さらに舞鶴若狭道を使えば時間的には最短ですが、急いでいないので京丹後みずほICで降りてR9で向かいました。
京都丹後鉄道宮福線で宮津駅へ向け妻は列車、私はV40でレッツゴー!
京都丹後鉄道は「たんてつ」と呼ばれ、KTR(北近畿タンゴ鉄道)からWILLERが運行部門を借り受けて営業しているそうです。高速バスで培ったノウハウを特別列車の車窓向け座席やイベントに活かしているようですが、今回は普通列車で1時間の旅です。
終点の宮津駅に定刻通り入線してきました。妻に感想を聞くと「トンネルが多くて、あまり景色は楽しめなかった」ようです。
今旅では取りたかった唯一のハイドラCPのある出石でランチと決めていました。小一時間かけて出石城跡の街並みに入ると、行列ができている店があります。
そう、ここが事前に調べて出石そばを食べようと思っていた「近又」さんというお店でした。付近のそば屋さんはどこもガラガラなのに一極集中です。
30分ほど待たされてやっと店内へ。1人前は5皿で、追加は5皿単位。どれくらい注文すればよいのか分かりませんでしたが、夫婦で合計20皿をまず注文。
店員からのレクチャーで「最初はまず塩で次からは出汁のみ、わさび、ねぎ、おろしなどを加えていき、さらにトロロ、生卵といろいろな味を楽しんでください」とのことで、その通りにいただきました。
とても美味しかったのですが、ほかの店と比べていないので、この店だけ行列ができるほどの差があるのかは不明です。
するすると20皿完食しましたが、最初で最後の出石そばになるかもしれないので、あと5皿追加注文してフィニッシュです(笑)
お店を出て城跡に向かう途中で出石のシンボル「辰鼓楼(しんころう)」です。日本最古と伝わる時計台で蘭方医と町の人々との交流がきっかけで生まれ、今では3代目の時計が時を刻んでいます。
出石城跡に向かい、登城門から眺める隅櫓の景観です。いずれも復元されたものだそうです。
本丸跡まで登り、辰鼓楼を見下ろしました。
稲荷神社の鳥居をくぐりながら下城しました。
2kmほど離れた出石神社で参拝。これにてハイドラCP的にはミッション完了です。
雨が降ってきたので、ちょっと早いのですが20kmほど離れた城崎温泉の宿「ゆとうや旅館」さんにチェックイン。
天気が悪く周辺の観光はできないので、外湯巡りをすることに。平日雨天のためメインストリート(湯の里通り)も閑散としてました。
まずは宿から一番離れている「鴻の湯(こうのゆ)」です。今回では唯一露天風呂を楽しめました。
続いて「まんだら湯」。次に予定していた「御所の湯」は工事で臨時休業中でした。
宿の正面が「一の湯」。洞窟風呂がウリです。
部屋に戻ると夕食の時間。料理はこんな感じです。
メインは但馬牛。いやぁ、これは美味かった~。ハシで肉が切れました。
食後は部屋でまったり。走行距離も少なくあまり疲れていませんでしたが、21時を過ぎるとうつらうつらzzz。
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<7月11日(土)第二日 ~城崎温泉-豊岡-舞鶴-小浜-三方五湖-名古屋~>
明け方、強い雨音で目が覚めました。宿の温泉にまずは湯ったり浸かりました。
入浴後は雨が上がり、朝の散策へ。まずは宿の庭園を観賞。
細い木屋町通りを歩きました。地元の方の通行路のようです。
美味しい朝食をいただいてチェックアウト。
「たんてつ」制覇へ豊岡駅に到着。妻は宮津経由で終点の西舞鶴駅まで80km、2時間の乗り鉄に出発!
私は一般道優先でNAVI様の仰る通り、ひたすら下道で向かうのですがお約束の険道を選択され山越えの府道では“ミニ土砂崩れ”と遭遇(^^;)
それでも列車より小一時間早く西舞鶴駅に到着。妻も定刻通り到着し、これにて「たんてつ」完全制覇です。
R27を東進し福井県に入り、ランチ場所としてチェックしていた小浜市「若狭フィッシャーマンズ・ワーフ」へ。
海鮮天丼を注文。鯖とイカが特に美味しかったです。
食後はまっすぐ帰る予定でしたが、天気が思ったより良いので「三方五湖レインボーライン」をチャレンジすることに。料金所で泣く泣く1060円の通行料を払いました。
雨が降り始めましたが途中まで視界はそれほど悪くなかったのですが、頂上の展望台が近づくと白い空気が…。
展望台駐車場ではこの光景。10m先も見えず、高い通行料が水の泡に(泣)
少しでも元を取るために、遠回りでもレインボーラインを完走して帰路に就きました。
舞鶴若狭道から北陸道に入ると土砂降りに見舞われました。かなりハッキリと路上に水溜まりが散見でき、ちょっと怖かったです。
長浜付近で雨は上がり名神に入り自宅まで順調に走行。終始大雨を覚悟していましたが、そこそこ観光も楽しめ良い旅となりました。
今の旅程作りは取り残したハイドラの神社CPを絡めて計画しています。足慣らしと考えていた京都愛宕山に登れなかったため、来月はぶっつけ本番で神聖な山に登ることになりそうです。心してかからねば!
長文最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。