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2019年06月12日 イイね!

北海道「神」から「なつぞら」の旅

北海道「神」から「なつぞら」の旅 みなさん、こんにちは!

 6月9日から12日までの4日間、北海道を楽しんできました。
 今回の旅は昨年9月の北海道胆振東部地震で行けなくなったルートのリベンジとして企画していました。そう、大目標は北海道道の駅のコンプリートです。
 その時の旅程は道南中心の2日間でしたが今春、道の駅が新たに2箇所追加されました。そのうちのひとつは浜頓別町と北端に近い場所です。飛行機や宿の予約は早割でお得な2月に済ませたのですが、当然ハイドラでもCPとして追加されると思って4日間のスケジュールに組み替えました。が・・CPは現在も追加されていません。
 というわけで前半2日間はハイドラ「神」編、後半は観光に徹する「なつぞら」編という旅程に再編成しましたが結果は大成功! 特にタイトル写真のタウシュベツ川橋梁見学ツアーは最高でした。

<6月9日(日)第一日 ~新千歳-ニセコ-七飯-木古内-乙部~>
 自宅から始発に乗って中部国際空港へ。7:35フライトのAir Asiaで珍しく?定刻通りに新千歳空港到着。そしてレンタカーに乗り込み北海道ドライブへ出発!
 道央道で南下して登別を過ぎて富浦PA付近でSA/PAの神様バッジが降臨です。そのまま進んで写真の有珠山SAで休憩し、神様バッジを確認。前回の九州旅行で499まで達していました。SA/PAのCPはハイドラでは534箇所の登録があり、神様バッジ取得の条件は500箇所と中々ハードルが高く、450を過ぎた辺りからはリスト化して狙って取りに行きました。
 幸先の良いスタートですが、天気が良いわりには視界はイマイチで有珠山、昭和新山とも展望所からの眺めはぼんやりです(泣)

 虻田洞爺湖ICから道道を延々と走りニセコ町「道の駅 ニセコビュープラザ」に到着。羊蹄山の絶景を拝むはずでしたが、山頂は雲で覆われていました。前回は姿さえも見えなかったので良しとします(笑)

 ここからは観光のためニセコパノラマラインを北上します。25kmほど走って写真の神仙沼レストハウスです。

 レストハウスからは遊歩道が整備されており歩くこと約20分、ついに2つ目の神「神仙沼」を間近に!
 神秘的な雰囲気が、神々や仙人の住むような場所だということから命名されたそうです。ニセコ山系で最も美しい沼と言われるだけあり、本当に素晴らしい景観でした。

 感動に浸った後は修業ドライブです。来た道を引き返し蘭越町「道の駅 らんこし・ふるさとの丘」→黒松内町「道の駅 くろまつない」と進み、再度道央道に乗って122km離れた鹿部町「道の駅 しかべ間歇泉公園(写真)」へ(^^;)

 新日本三景「大沼公園」をかすめて七飯町「道の駅 なないろ・ななえ」CPをゲット後は、無料の箱館江差道を進んで写真の木古内町「道の駅 みそぎの郷 きこない」へ。一度道南のCPを片付けた後に新設された憎っくき道の駅ですが、鉄道駅とも隣接する好立地条件と相まって大人気のようです。

 初日のラストスパートは道道の江差木古内線を完走して日本海側に抜けます。乙部町まで北上して宿の「乙部温泉 光林荘」まで60km以上走破しました。あっ、今回の相棒は昨年と同じカローラAxioハイブリッドです。

 乙部温泉と聞いても知らない人がほとんどだと思います。私もそうでしたが、旅程を作っていてこの辺で力尽きる地点の地図を拡大して、やっと見つけた宿でした。
 実は昨年の鹿児島・吹上温泉、今年の福岡・原鶴温泉も同様な手法で見つけた宿です。なぜかこの手法で選んだ温泉は大当たりで、この乙部も本当にイイ湯で肌はツルツル(写真は露天風呂)。そして必ず「湯に浸かった後は体をシャワーで流さないように」とアドバイスを受けます。

 料理も最高でした。写真は厳選?4品ですが、どれも新鮮な食材を丁寧に調理されており白米もとても美味しかったです。
 なかなか行きづらい場所にありますが、本当にオススメの宿です。

 食後はいつものように、ほどなく瞼が重くなり・・おやすみなさいzzz
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<6月10日(月)第二日 ~乙部-積丹-余市-小樽-旭川~>

 早朝温泉後にこれまた美味しい朝食をいただき、再訪を誓ってチェックアウト。
 まずは6kmほど離れた乙部町「道の駅 ルート229元和台」へ。不思議なモニュメント越の複雑に入り組んだ日本海海岸線を一望。

 R229を35km北上して、せたな町「道の駅 てっくいランド大成」です。怪しげな右の野外劇場では何を催しているのか調べても分かりませんでした(笑)

 さらに70km以上北上して島牧村「道の駅 よってけ!島牧」。“よってけ!”の看板に脅かされ、トイレ休憩として立ち寄りました(^^;)

 寿都(すっつ)町に入り「弁慶岬」です。『奥州を逃れた義経・弁慶一行は蝦夷地に渡り、この地に滞在し岬の先端に毎日立ち同士の到着を待った』という伝説があるそうです。

 近くの「道の駅 みなとま~れ寿都」には止まらずCP取得だけ(笑)、日本海沿いをさらに進み、蘭越町「道の駅 シェルプラザ・港」→岩内町「道の駅 いわない」から神恵内村「道の駅 オスコイ!かもえない」で休憩。
 写真のベンチに座る人形にビックリしましたが、流木アートとのことです(^^;)

 そして3つ目の神となる積丹町「神威(カムイ)岬」です。カムイとはアイヌの人々の言葉で神を表すそうです。
 それだけに、かつては女人禁制の地だったようで、この歴史を示す門が残っています。岬の突端へは駐車場から歩いて約20分「チャレンカの小道」という結構アップダウンがきつい散策路を進んでいきます。突端手前の灯台をわき目に進むと下写真の絶景が待っています。往復するとかなり疲れるので青いソフトクリームで英気を養うのが定番です。

 突端が「神威岬」、80mの海蝕崖で威厳があります。そして何と言っても素晴らしい“シャコタンブルー”の海、、本当に感動しました。

 15km先の積丹岬も素晴らしいようですが、時間がないのでCPを取得してスルー。さらに40kmほど海沿いを走り余市町「道の駅 スペース・アップルよいち」に到着。
 道の駅はこぢんまりでしたが、隣の宇宙記念館は大きくて立派でした。

 朝ドラ好きとしては余市は「マッサン」の町です。時間に追われる中、ニッカウヰスキー余市蒸溜所を見学しました。

 そして4つ目の神に向かって内陸方向に進みます。20kmほど走って赤井川村「道の駅 あかいがわ」で北海道道の駅コンプリート! 道の駅神様バッジは既に取得していますが、ダントツの駅数を誇る北海道のコンプリートバッジは自分の中では「神」バッジだと思っています(^_^)v
 しかし現在、北海道の道の駅は124ありますがハイドラでは1年前の121箇所のままです。道の駅だけは毎年メンテナンスされると思っていたのですが・・運営は今後CPのメンテをどうしていくのか気になります。

 小樽市まで戻る感じで「おたる水族館」CPゲット。水族館も残り一つとなりました。

 今旅ハイドラターゲットの最後のCPは小樽市内の「住吉神社」です。ちょっと時間に余裕があったので参拝してラストを締めました。

 高速に乗って旭川まで5つのSA/PAを取得しながら宿のJRイン旭川にチェックイン。昨年は到着時間が遅れて閉店していた「らーめん山頭火 旭川本店」で醤油ラーメンをいただきました。トンコツ系でチャーシューも分厚く美味しかったです。

 ホテルに戻り部屋から旭川の夜景を楽しみました。昨年とは逆でニコラスタワーの灯りを確認できました。

 2日間の「神」編が終了。明日からの「なつぞら」編に備えて早寝ですzzz
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<6月11日(火)第三日 ~旭川-美瑛-富良野-ぬかびら-層雲峡~>

 旭川の朝は快晴でした。ホテルは駅に隣接するAEONの上階にあり、JRの線路が真下に見えます。新鮮で良い眺めでした。

 チェックアウトして、まずは美瑛町「道の駅 びえい「白金ビルケ」」で休憩しました。CPの登録はありません・・。

 そして午前中のハイライト、2kmほど離れた「青い池」です。言葉はいらないですね。とにかく美し過ぎる池でした。

 堰堤のひとつに水が溜まった偶発的な人造池だそうです。Mac OS Xの壁紙風でもう一枚。

 富良野町まで25kmほど走り「ファーム富田」です。キレイなお花畑で目の保養(^o^)

 ラベンダーはまだ少し早かったようですが、無料で楽しめるとても良い場所でした。

 続いて12kmほど離れた「鳥沼公園」へ。富良野の穴場らしく静かでほとんど人はいませんでした。透明度の高い沼は深い緑色、、こちらも素晴らしい!

 R38(南富良野町、新得町)→R274(鹿追町)と進みパールスカイラインを登ります。延々と110km走って辿り着いた先は「然別湖」です。
 大雪山国立公園唯一の自然湖で、標高810mと道内では最も高い場所にあるのですが、濃い霧で得意の?白い絶景となってしまいました(泣)

 それでも隣接するカフェでいただいた焼きたてのベーグルはとても美味しかったです。

 士幌町の糠平温泉源泉郷まで下り集合場所へ。いよいよ本日のメインイベント「旧国鉄士幌線 アーチ橋見学ツアー 2019」に備えて長靴に履き替えます。

 用意されたワゴン車に乗って糠平湖を北上し、一般車では入れない林道から音更川を渡って湖の東側に廻ります。ワクワクしながら徒歩で湖方向に進みます。

 メインディッシュの「タウシュベツ川橋梁」はあまりにもあっけなく現れたのですが、線路跡方向に進んでいたので最初は気付きませんでした。
 約60分の自由散策時間をいただき、思い思いに橋の周辺を見学します。渡ることはできませんが、端の部分は触ってもOKです。

 正面からのショットです。タウシュベツ川橋は士幌線の旧線で使われたアーチ橋で、糠平ダムの完成でダム湖内に放棄されました。音更川の水量によりますが、夏から春までは水没します。

 それから63年の歳月が経ち、冬場の完全結氷の繰り返しで傷み方は通常の10倍になるそうです。特に中心部はかなりボロボロで、数年前から毎年「今年が最後のつながった状態」と言われています。実際に見て本当にそう思いました。興味のある方は是非お早めに拝みに行くことをお勧めします。

 その他のアーチ橋を車内から見学して、最後に旧士幌線「幌加駅」周辺を散策して2時間30分のツアーは終了です。
 料金は1人3500円、ほとんどの人が満足できる内容を考えると決して高くはありません。R273側の展望台から望遠で捉えることもできるようですが、実際に間近に見られるこのツアーは最高でした。
運営は「Npoひがし大雪自然ガイドセンター」

 宿の層雲峡まで60km、R273をひたすら北上します。途中に三国峠という道内の国道で最も高い(標高1,139m)峠を走るのですが、濃霧のため絶景はお預け。
 層雲峡温泉郷が近づき「銀河の滝」に寄り道。

 続いて隣接する「流星の滝」です。

 宿のチェックイン前に名所?のセブンイレブンに立ち寄りました。なぜ名所かというと、スキー日本女子トップジャンパーのご実家なのです。でも店内には「高梨」や「沙羅」の文字や写真は一切なく、知らない人はただの観光地のコンビニでしかありませんが、それで良いのだと思いました。

 この日の宿は「層雲峡観光ホテル」。でも温泉は工事中で男女入れ替え制、さらに夕食で、ガラガラなのにわざわざ環境の悪い席に案内されるなど、あまり良い印象はありません。でも広い特別室にモニター料金で泊まれたので良しとしますzzz
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<6月12日(水)第四日 ~層雲峡-音更-帯広-中札内-清水~>

 最終日の朝は曇り空、写真は部屋から望む層雲峡です。晴天なら黒岳ロープウェイを登り展望を楽しもうと思っていましたが、視界不良とのことで断念しました。
 チェックアウト後は糠平方向にUターン。美しい大雪山を眺めながらのドライブとなりましたが、三国峠は昨日以上の濃霧・・。次回以降の宿題となりました。

 そして道中最大の危機が訪れました。R273は上川町市街地から上士幌町の市街地までの約80km区間、ガソリンスタンドが一軒もありません。好燃費を誇るカローラHVですが、燃費計の残量目盛りが完全に消えた時はもうダメだと思いました。EV走行の助けもあって、なんとかGSに辿り着き難を逃れました(^^;)
 音更町まで110km走って写真の「十勝牧場」白樺並木道です。うーん、滋賀のメタセコに勝るとも劣らない素晴らしさです。

 続いて展望台からの雄大な眺めです。「なつぞら」らしい景観ですね。

 町内を20kmほど走って「十勝が丘公園」へ。写真は看板の“花時計 ハナック”です。のどかで良い雰囲気でした。

 続いては鉄ちゃんの世界へ帯広まで。1987年に廃駅となった「愛国駅」です。

 もちろん、モニュメントの切符通りに約12km走ります(笑)

 「幸福駅」に到着。観光地化されていますが平日なのでのんびりと楽しめました。

 中札内村まで移動して「六花の森」へ。六花亭の包装紙に描かれた山野草の森です。入園料は800円とややお高いですが、マイナスイオンに溢れる園内散策は、とても気持ちが良かったです。
 敷地内にはカッコイイ工場が隣接されており、庭側がカフェになっています。できたての名物マルセイバターサンドとキャラメルアイス最中をいただきました。美味しかったですよ!

 村内を南西に20kmほど走って「ピョウタンの滝」です。日高山脈をバックに、札内川の美しい水が豪快に横長く流れ落ちる景観は見事でした。

 今旅ラストの立ち寄り地は清水町「清水円山展望台」です。町営育成牧場に入って狭いダート道をかなり登るというハイドラ気分でたどり着きます。
 NHK朝ドラ「なつぞら」のロケ地といわれるだけあって『なつよ、これが十勝平野だ』と、おんじの声が聞こえてきそうです。360°見渡せる壮観な風景を満喫しました。

 こちらは牧場内で『なつよ、乳を搾れ』でしょうか(笑)
 これにて今回の北海道内1800kmの旅は完結。新千歳空港に向かいます。

 帰りの飛行機も順調で、予定時刻通りに無事帰宅。
 ハイドラCPが増えなかったため思わぬ観光の旅となりましたが、結果的には大満足です。

 北海道は何処に行っても魅力いっぱいを改めて実感、今はお約束の北海道ロス状態です。さて、来年は何処に行こうか早くも悩んでいます(笑)
 長文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
Posted at 2019/06/17 11:50:51 | コメント(9) | トラックバック(0) | ハイドラ | 日記

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