
みなさん、こんにちは!
2018年上半期のメインイベントとして6月16~20日の5日間で北海道を楽しんできました。
初日の飛行機で名古屋から新潟まで飛行後に引き返すというアクシデントに見舞われましたが、無事に再飛行でき、その後は順調。
昨年の道東海沿いから道央の旅に続き、今回は道北から道東と雄大な“でっかいどー”をたっぷり味わってきました。
1回完結が自分の基本ですが、今回はイベントも多く2回に分けて記させていただきます。よろしければ道内2200kmの旅にお付き合いください。
タイトル写真は宗谷岬に鎮座する「日本最北端の地の碑」です。

<6月16日(土)第一日 ~千歳-石狩-旭川~>
「ストライーク!トラベルアウト!!」
中部国際空港7:35発のエアアジア機に乗り込み20分近く遅れてフライトしましたが、巡行後40分ぐらい経った後、機長から突然「離陸時にバードストライクの疑いがあるため、中部国際空港に引き返します」とのアナウンス。冒頭の文言が頭をよぎりました。
その時点で佐渡島上空付近、千歳空港まで飛んでも同じくらいの距離ではと一瞬疑問に思いましたが「命あってこその楽しい旅」と気持ちを切り替え、引き返した後のことは運を天に任せることに。
LCCなので最悪、他社の便に乗り換えることも考えましたが、10:20に代替機でフライトするとアナウンスがあり一安心。結局さらに1時間以上フライトが遅れ、新千歳空港到着は当初より4時間遅れの13:10となりました。
それでも北海道にたどり着けただけでもラッキー! ただ私のハイドラ旅はいつも分刻みの旅程に沿って実行しているため当初の初日予定はこなせません。しかし、珍しく初日はトマムや富田で観光を組み込んでいました(笑)。観光を諦めて最終日に予定していた訪問地と入れ替えをすることで、最低限のCPを取得しながら初日の宿・旭川に最短で到着できるルートに組み替えることができました(^_^)v

今旅では50箇所の道の駅訪問を予定しており、たまには全部の写真を撮ろうと思ってましたが、慌ててレンタカーで出発した影響か?最初の訪問地夕張郡長沼町「道の駅 マオイの丘公園」で休憩を取ったのに写真を撮り忘れました(^^;)
その後は札幌市東区「丘珠空港」から写真の石狩郡当別町「北欧の風 道の駅とうべつ」と走ります。

30km強走り、今旅で新設CPの影響を一番受けた石狩市「道の駅 石狩あいろーど厚田」へ。
今回の相棒はカローラハイブリッド。ハイブリッド車は初めての運転ですが、ナンバーを見て一気に親近感が湧きました。
私にはどう見ても「96さんイイね」としか読めません(笑)

山岳路の道道11号を激走し、約70km離れた歌志内市「道の駅 うたしないチロルの湯」到着時間は17時30分を過ぎました。パワーにさほど不満は感じませんが、足はフワフワです。

20km離れた写真の芦別市「道の駅 スタープラザ芦別」に向かう道中では、地元の100kmウォーキング大会の参加者が奮闘中でした。

道央道の助けを借り、雨竜郡の秩父別町「道の駅 鐘のなるまち・ちっぷべつ」→北竜町「道の駅 サンフラワー北竜」から写真の雨竜町「道の駅 田園の里うりゅう」と回り、初日の道の駅ノルマ完了です。時刻は19時20分過ぎですがまだ明るいです。

再度道央道に乗り旭川鷹栖ICで降りるとすぐにサンタプレゼントパークに到着。スキー場なので基本冬期以外は施設を閉鎖しているのですが、この施設内にはハイドラー泣かせで有名?な「ニコラスタワー」があります。昨年は私もCPをゲットできずに退散しました・・
当日のHPでは営業の告知はなかったのですが、到着すると施設内は明かりが灯っています。なんと予告なし?で夏季営業初日にぶつかりました。ゲートで入場料1000円を払い、ゲートを抜けるとほどなくCPをゲット。そして急坂を上り、ついに夢のタワーとご対面(^_^)v

CPを取れた位置を考えると、営業していなくても施設外からもGETできる可能性はあると感じました(実際に取れた報告もあるようです)。昨年よりCPの位置も500mぐらいゲート側に移動しています。
せっかく入場したのでエレベーターでタワーを登ります。

展望台からの景色は素晴らしいの一言!さすが“恋人の聖地”です。1台につき1000円なので多人数乗車なら料金はお安いかもです。
CPゲットと絶景の満足感に浸りながら、旭川駅前の宿に向かいました。

宿のチェックイン時刻は21時前。実はこの日、みん友のKVKさんと旭川で夕食を予定していました。しかし飛行機のトラブルで旭川の到着時間が読めなくなり中止とさせていただきました。KVKさん、申し訳ありませんでした。次の機会があればまたよろしくお願いします。
というわけで駅前のイオン内レストランで遅い夕食を摂り、激動の初日は終了ですzzz
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<6月17日(日)第二日 ~旭川-オロロンライン-稚内~>

目が覚めてホテルから旭川駅を望みます。曇り空ですが朝食を摂って2日目の旅に出発です。

道央道に乗り和寒ICで降りてこの日のファーストCPとなる剣淵町「道の駅 絵本の里けんぶち」に到着。まだ営業前でした(^^;)

名寄市「道の駅 もち米の里☆なよろ」まで北上して、道道で朱鞠内湖(しゅまりないこ)まで西進。R275に折れて展望スペースから湖を眺めましたが、見晴らしがあまりよくありませんでした。
朱鞠内湖は日本最大級の美しい人造湖で幻の魚イトウが生息しているそうです。

幌加内町「道の駅 森と湖の里ほろかない」まで南下。雪が未だ残る三頭山をバックに素敵な景観でした。

ここから日本海側に向かいます。山岳路をひたすら西進して、ついにオロロンラインに到達。ちょっと南下して写真の留萌郡小平町「道の駅 おびら鰊(にしん)番屋」まで80kmノンストップで走りました(^^;)
手前の国指定の重要文化財「旧花田家番屋」に模して建てられています。

オロロンラインを北上し苫前町「道の駅 風Wとままえ」→羽幌町「道の駅 ほっと・はぼろ」から初山別村「道の駅 ☆ロマン街道しょさんべつ」へ。駅裏の海沿いはキャンプ場となっており、そこから眺める稚内方向の景観は良い感じでした。

さらにオロロンラインを北上して遠別町「道の駅 富士見」に到着。CPは駐車場から階段を一歩登ったところでゲット。名前の通り駅の展望台から利尻富士を眺めることができるそうですが、この日はNGでした(泣)

一旦内陸へ入り中川町「道の駅 なかがわ」へ。道北は日本海とオホーツク海の海沿いとセンターに道の駅が点在し、何処かで横方向に進まないとすべての道の駅は廻れません。

またまた日本海に戻り天塩町「道の駅 てしお」。かつての国鉄羽幌線の線路跡を流用し建設された天塩バイパス沿いにあります。

この日の最終目的地となる稚内までの約70kmは四国のお師匠さんのオススメで道道106号稚内天塩線(オロロンライン)を使いました。これが大正解!サロベツの原野を貫くひたすらまっすぐな道は走っていて飽きることはありません。天気が悪く利尻富士を拝めなかったことが残念でしたが、みなさんも稚内まで行く機会がありましたらぜひ走ってみてください。
稚内市街地に入り先ず向かった先は稚内公園内の「開基百年記念塔」です。これでタワーCPは69箇所目ですが何も起こらず・・・。

公園内を下って「氷雪の門」へ。かえらぬ樺太への望郷の念と、かの地で没した幾多の同胞の霊を慰めるため、昭和38年8月に建立されたそうです。

稚内の北端となるノシャップ寒流水族館へ。

続いて野寒布(ノシャップ)岬です。

ホテルへ向かう途中で稚内港北防波堤ドームに立ち寄りました。波の飛沫がかかるのを防ぐ目的で建設された防波堤で高さ13.6m、柱の内側から壁までが8m、総延長427m、柱の総数70本を誇り、北海道遺産に指定されています。

この日の宿はANAクラウンプラザホテル稚内です。建物の外観が格好良くひときわ目立ってました。

チェックインを済ませ、目の前の稚内駅まで散策。「道の駅 わっかない」は駅舎内にあります。

最北端の線路の看板を見て、前回の鹿児島旅行で最南端の指宿枕崎線「西大山駅」に立ち寄らなかったことを後悔しました(笑)

夕食はバイキングと会席料理が選択できましたが、カニ食べ放題の文言に惹かれバイキングにしました。季節外れでしたが、カニは中身も詰まっていて鮮度も申し分なし。焼きたてのステーキと合わせ、とっても満足&満腹です(^_^)v

食事中に利尻礼文航路の船が汽笛を鳴らしながら港に戻ってきました。次にこの地に来るときはこの船に乗るはずです。

食後は直ぐに睡魔に襲われ、この日の走行を復習しつつおやすみなさいzzz
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<6月18日(月)第三日 ~稚内-オホーツクライン-紋別>

この日も曇り空の中出発。R238(宗谷国道)で海沿いを進み、まずは「稚内空港」に立ち寄り、宗谷岬の手前で道道に右折。このルートも四国のお師匠さんにレクチャを受けてました。
宗谷丘陵の中を走る素晴らしい景観の道です。そして宗谷岬牧場付近で牛さんに遭遇し、朝からこの絶景を味わいました(^_^)v

牧場を下って海に突き当たると、そこは日本最北端「宗谷岬」です。国道最北端バッジもゲットしてこれにて日本の国道(7種類)バッジをすべてゲットしました。

国道沿いの建物はすべて「日本最北端の○○」を謳ってます。しかし大阪で震度6弱の地震発生とのニュースが入ってきました。

地震の被害を気にかけながら、オホーツクラインを進み猿払村「道の駅 さるふつ公園」へ。温泉や宿泊施設も備えています。

そのまま70km南下して枝幸(えさし)町「道の駅 マリーンアイランド岡島」に到着。建物が船の形です。北海道ではAtoBがこの距離でも驚かなくなりました(笑)

一旦道道に折れて内陸へ方向へ46km進み中頓別町「道の駅 ピンネシリ」。漢字表記は敏音知です。

R275を南下して宗谷本線沿いを走り音威子府村「道の駅 おといねっぷ」から美深町「道の駅 びふか」へ。写真は道の駅に隣接の「美深チョウザメ館」へ歩いて向かう途中の景観です。

またまた道道を使いオホーツク海方向へこの日最長の74km走り雄武町「道の駅 おうむ」へ。

再びオホーツクラインを南下して興部町「道の駅 おこっぺ」はスルーして再度内陸方向へ(^^;)
西興部村に入るとオレンジに統一された建物が目をひきます。小さい村ですが非常に統一感があり積極的な地域情報化政策興部を行っているそうです。そして「道の駅 にしおこっぺ花夢」に到着。

道道を南下して滝上町「道の駅 香りの里たきのうえ」です。ここで予想していた会社から電話が…。地震の影響でシステム処理が必要になり、車の中でノートPCと格闘しました(>_<)

R273を東進してまたまたまたオホーツク海へ、ついに紋別市に入りました。紋別山を登る道路に入り緊張してきました。目的地までたいした距離ではないのですがとても長く感じます。
そしてついに、、「オホーツクスカイタワー」に到着!

「タワーの神様」バッジ降臨です(^_^)v
しかし、画面の69か所ではなく全70か所廻らないとゲットできないのは、このバッジを目標にしている人にとっては納得いかないのではないでしょうか。早急に数値の修正を求めます。

「紋別空港」CPをゲットして、紋別市の中心街に入ります。「道の駅 オホーツク紋別」から港方向に進むみ水族館「オホーツクとっかりセンター」前を通過して写真の「オホーツク・ガリンコタワー」へ。こちらのカテゴリーは水族館ですが・・。稚内と同じく防潮堤を歩いて記念撮影。

名物の流氷砕氷船は親水公園に飾ってありますが、現役のガリンコ号Ⅱが停船していたのでこちらをパシャリ。この時期はフィッシングクルーズ船として活躍しています。

宿は紋別プリンスホテルです(写真はHPから)。シンボルの形からメジャーなプリンスホテル系統とは別のようですが、ここでは高い評判のホテルで“田端”とは違うようです。
天然温泉の露天風呂はツルツルでとってもイイ湯でした。

食事は「お祝い夫婦膳」を選択。実は翌日が妻の誕生日でした。かにしゃぶをメインにとっても美味しかったです。(^_^)v
そして夫婦鶴をあしらった色紙もいただき、快適な部屋と温泉等とても満足感が高かったです。

3日目まで終えて道内を1300km以上走りました。旅程ではGoogle Mapsで所要時間を割り出すのですが、気付いたこととして国道や高速ではほぼGoogle先生の見込み通りです。しかし道道や山岳路では走り方次第?では大きな“貯金”が可能です。2日目は1時間、3日目はなんと2時間近く先生を負かしました(笑)。おかげで2日目以降はかなり余裕を持って各地を楽しめました。
前編はここまで。よろしければ続きを
後編でご覧ください。