
みなさん、こんにちは!
7月21~23日の3日間で秋田県北部と青森県ほぼ外周を巡ってきました。
今ルートは当初、来年の岩手を加えた「東北総決算ドライブ(仮称)」に組み込んでいましたが、規模が大きすぎて7日間の休みが必要でした。東北北部は名古屋からだと第一目的地まで約900km、半日がかりとなるため往復だけで最低1日半費やしてしまいます。
20日に運良く?東京出張が舞い込み、そこから夫婦とも3連休が取れたので秋田と青森に絞って楽しんできました。
タイトル写真は本州の最北端となる青森県下北半島の「大間崎」看板です。

今回のミッションは上MAP赤囲み内のCPをすべて廻り、秋田県と青森県の道の駅をコンプリートすることです。さらに青森の津軽半島と下北半島の未取得3岬CPは距離と時間が“半端ない”ので反則技を使うことにしました(^^;)

<7月21日(土)第一日 ~春日部-能代-深浦-平舘~ >
日付が変わってほどなく春日部の実家を出発。岩槻ICからひたすら東北道を北上します。
八戸道との分岐を過ぎて秋田県に入り鹿角八幡平ICで降りて直ぐに今旅第一CPとなる鹿角市「道の駅 かづの」に到着。まずは600kmの移動ですが、名古屋からだと900km以上あるので楽ちんでした(笑)

春に新設された「道の駅おおゆ」CPを取得して、そのまま十和田湖方面に向かいます。今旅程で一番悩んだ十和田湖観光を強引に組み込むため、青森県新郷村「道の駅 しんごう」までクネクネ道を気迫?の40kmドライブ(^^;)

まだ早朝のため気付いたらGoogle先生の設定から2時間の貯金。十和田湖最高の絶景ビューポイントといわれる「発荷峠(はっかとうげ)展望台」まで引き返し、ゆっくり観光だ!

ワクワクしながら展望台に上り、絶景のパノラマあぁぁぁ・・・・・・・
“白い絶景コレクション”がまた増えました(泣)。雨が降っていないだけマシ、と自分を慰めながら次に進みます。

秋田県に戻り小坂町「道の駅 こさか七滝」を通過して再び東北道IN。また青森に入って碇ヶ関ICで降りて平川市「道の駅 いかりがせき」です。

ここからは自称「周回ルート」に入るためまたまた秋田県に南下。
大館市「道の駅 やたて峠」→「道の駅 ひない」と進み、北秋田市「大館能代空港」へ。ここは空港内に道の駅があり、ナゾの駅と合わせて3CPまとめて取れるハイドラ的にはおいしいスポットです(笑)

8kmほど離れた「道の駅 たかのす」を通過して能代市に入り「道の駅 ふたつい」に到着! と思ったら一週間前に移転したばかりでした。遠くありませんがCPは以前の場所に設定されているので、これから行かれる方は注意してください。

西進して八峰町「道の駅 みねはま」で日本海にぶつかりました。そしてここからはR101を北上します。20kmほど進んで写真の「道の駅 はちもり」で、秋田県道の駅(32か所)コンプリートです(^_^)v
看板通り白神山地を水源とする「お殿水」で喉を潤すことができるのですが、運転手の宿命で生水は飲まないようにしているため泣く泣く断念…。

R101は八峰町役場を過ぎたあたりから「能代街道」から「大間越街道」と名称が変わります。
青森県に入って直ぐにその「大間越海岸」があるのですが、この景観は素晴らしい! 能登半島の絶景海道を思い出しました。

そして深浦町の「黄金崎不老ふ死温泉」です。黄金崎は夕陽のスポットとして有名で景勝地だけに建物も立派で、駐車場にはベンツやBMWも駐まっていました。今後の展開のために、あえて立ち寄りました(謎)

R109日本海沿いを並行して走る五能線線路です。五能線は、秋田県能代市の東能代駅と青森県南津軽郡田舎館村の川部駅間147.2 kmを結ぶJR東日本屈指の人気ローカル路線です。いつかは列車でこの写真のような絶景を味わいながらノンビリ楽しみたいです。

という訳で前の道の駅から50kmは楽しみながら走れ、深浦町「道の駅 ふかうら」に到着。イカ焼きのの看板がそそります(^^)

もちろん、いただきました。ゲソまで柔らかくてメチャ美味かったです(^_^)v

時間に余裕があるため、直ぐ先の千畳敷海岸にも寄り道。
「日本の夕陽百選」に選ばれている千畳敷海岸は、1792年の地震により隆起して出来た岩床の海岸です。その昔、殿様が千畳の畳を敷き酒宴を催したといわれる岩棚が広大に続いています(青森県観光情報サイトより抜粋)

ここにもゴジラ岩が! 近づくとどちらかというと「メカゴジラ」? ついでに後ろはミニラかな(笑)

鯵ヶ沢町を抜けて日本海とおさらば。つがる市「道の駅 もりた」からは県道に折れて岩木山を望みながら弘前市に入ります。「岩木山神社」に到着して参拝、御朱印もいただきました。

西目屋村に南下し新設された写真の「道の駅 津軽白神」CPをゲットして、弘前市に戻り「弘前市立博物館」から青森市の「道の駅 なみおか」と進みました。

またまた東北道に乗って青森ICまで時間を稼ぎ、いいいよ津軽半島を北上。R260を延々と走り外ヶ浜町「道の駅 たいらだて」で休憩。16時過ぎでしたが閉店してました。

さらに10km北上して津軽半島右側突端となる今別町「高野崎」に到着! 3年前に左再突端の龍飛崎に行っていますが、こちらは時間がなく立ち寄れませんでした。

高野崎は奇岩・怪岩がいたる所に突き出ている迫力ある景勝地。晴れた日には竜飛崎、下北半島、遠くは北海道を眺望できるそうですが・・まぁ私の訪問した岬としては良く見えている方です(笑)

外ヶ浜町まで引き返し本日の宿「平舘不老不死温泉」にチェックイン。実は青森県に「不老ふ死温泉」は2箇所あり、先ほどの黄金崎と比べるとあまりにもギャップが・・。
看板の「不老ふ死」の文字が擦れて読めないくらい年季が入っています(笑)

でも、この温泉旅館は津軽では一番古い温泉でおよそ300年前の古文書にすでにその名前が出ているそうで、黄金崎の兄貴分です。そして「不老不死温泉」という名前は創始者が伝説にちなみ「この湯にひたり いつまでも健康で長生きしていただきたい」という願いをこめて名付けたものだそうです。それだけに生き返るようなイイ湯でした(^_^)v

湯上がり後にハイドラ走行距離をチェックすると1101km。よく走りましたがランキングは2番手でした。

食事は地元の新鮮な海鮮中心。特にホタテと臭くないホヤは絶品でした。宿のおかみさんが真心込めて丁寧に調理されている姿を拝見していたこともあり、とても美味しかったです。

食後は激走の疲れがどっと押し寄せ、すぐに眠くなり布団に入るなり爆睡ですzzz
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<7月22日(日)第二日 ~外ヶ浜-脇野沢-大間-尻屋崎-八戸~>

当然早起きして朝温泉に浸かります。これで“不老不死”の効能は倍漬けになったはず(笑)
朝食をいただき、2日目の旅にレッツゴー!

15分ほどで蟹田港フェリーターミナルに到着。タワーの建物でチケットを購入。

少し時間があったのでタワーに登ってみました。最初は軽いと思っていましたが、らせん階段は永遠に続きます。諦めなかったことを後悔しながら100段登りきりました(^^;)

“見晴らしの悪い男”を思い知る景観です。通常なら下北半島がくっきりと見えるようです(泣)

今回利用するむつ湾フェリー「かもしか号」に乗り込みます。むつ湾フェリーは津軽側・蟹田港と下北側・脇野沢港直線距離20kmを1時間で結びます。ちなみにクルマを使うと182kmと約4時間かかるので反則技使用にためらいはありませんでした(笑)

出港から50分、ついに下北半島がくっきり見えました。と言っても目前は脇野沢港です(^^;)

下船後は4kmで下北ファーストCPとなる、むつ市「道の駅 わきのさわ」に到着。

2日目の旅程はまったく休憩や食事時間を考慮していません。こうなればGoogle先生と勝負あるのみ。次の「道の駅 かわうち湖」までの26kmクネクネ道でまずは20分の貯金GET!

さぁ54km先の大間崎に向かいます。勝負は前半の山岳路(かもしかライン)。幸い?なことにほとんどクルマは走ってません。順調に最北端の碑を拝んだときは60分以上の貯金ができたことは内緒です(^^;)
そして“見晴らしの悪い男”は健在でした(泣)

お約束「まぐろ一本釣りの町 おおま」のモニュメントをパチリ。貯金があるのでゆっくりと昼食の店を探しました。

必須アイテムのマグロは丼でいただきました。季節外れなので2500円の味ではありません。でも、美味い不味いではなく、この地でマグロを食すことがプライスレスなのです(きっと・・)

次の尻屋崎までは63km、下北半島は想像以上にデカいです。R279の流れはあまり良くないのですが、県道に入ると北海道を彷彿させる直線道路。交通量も少なく再度貯金を30分に回復させて東通村「尻屋崎」に到着(^^;)

念願の寒立馬(かんだちめ)とご対面。極寒にも耐えるたくましい馬体にほれぼれ。岸壁に集団で佇む姿は幻想的でもありました。白い海方向の絵は必要ないですね(笑)

さて、貯金も使い果たし此所からは青森県コンプをかけた道の駅巡りです。
まずは50km離れた横浜町「道の駅 よこはま」、さらに43km走って写真の三沢市「道の駅 みさわ」CPゲット。

続いて東北町「道の駅 おがわら湖」→十和田市「道の駅 奥入瀬」と進んで、六戸町「道の駅 ろくのへ」。復元された写真の「旧苫米地家住宅」が隣接されてます。

34km離れた三戸町「道の駅 さんのへ」CPをゲット。さらに45km走って写真の階上町「道の駅 はしかみ」でついに青森県道の駅(28か所)コンプリートを達成しました(^_^)v

時刻は19時を回り、さすがに力尽きました。宿は八戸IC直近の「グランドサンピア八戸」です。
チェックインしてまずはレストランで夕食。青森ですが稲庭うどんセットを注文、料金もリーズナブルで美味しかったです。一気に八戸に親近感が湧きました(笑)

このホテルは大きい天然温泉も完備。イイ湯に浸かって疲れを癒やし、部屋から八戸の夜景を楽しみました。

2日目は下道だけで450km。青森県はさすが変○師匠のお膝元だけあって、とても手強かったですzzz
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<7月23日(日)第三日 ~八戸-名古屋~ >

眠い目を擦りながら午前3時半にホテルを出発。距離を考えると高速の深夜割引がとても大きいのです(^^;)
しかし、ハイドラサーバーメンテナンス時間帯にぶつかってしまい、東北道・国見SAまでの350kmは無効となりました(泣)。SA内福島盆地見晴らし処からの景色を眺めて気分一新ハイドラスタート!

割引適用のためには高速に拘束される必要があるので、経路に変化を持たせることにしました。
郡山JCから磐越道に入り磐梯山SAで喜多方ラーメンが朝食です。味は・・。

新潟からは関越道。関越道は未取得のSA/PAがかなりあったので通りたかったルートです。越後川口SAで休憩しました。

藤岡JCから上信越道-長野道と進み、姥捨SAで素晴らしい景色を楽しみました。

最後は中央道で夕刻には無事自宅到着。走行距離は1160km、13時間ぐらい走りましたが高速だけの移動はこんなに楽なんだ!と思い知りました(笑)
最初の実家までの移動を含めるとトータルで3000km以上走りましたが、とても充実した旅となりました。東北は何度行っても何故か落ち着けてほのぼの気分になります。来年は岩手を楽しもうと思っています。
長文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。