
みなさん、こんにちは!
県外移動の自粛が解除された6月19日(金)、さっそく一泊二日で山陰ドライブに行ってきました。
湯快リゾート宿泊半額券をゲットしていたのですが、使うなら割引金額が一番大きい鳥取県三朝(みささ)温泉の斉木別館にターゲットを絞っていました。売り物の会席料理が“解禁”されたとの通知が届き、即予約しました(笑)
宿が決まったところで、旅程は島根から兵庫にかけて神社の取り残しハイドラCPを追って行くことに。
タイトル写真は大山・鍵掛峠です。
<6月19日(金)第一日 ~名古屋-出雲-松江-大山-三朝温泉~>

当日は梅雨前線が北上し大雨の予報。深夜割引に間に合わせるため午前3時30分に出発。新名神の三重から滋賀県までは、やや強い雨に見舞われましたが、京都からは小降りとなり快適に中国道を西進。
当初は松江道経由で出雲に向かう予定でしたが、通行止めとなっていたため米子道ルートに変更。山陰道の宍道湖SAで休憩時点でほぼ雨は上がってラッキーでした。

終点の出雲ICまで進み最初に向かったのは「須佐神社」。CPゲットを確認し、出雲市街地まで戻り出雲大社で参拝です。

旅行前にPrimeVideoである映画を見ていて、そうだ一畑電鉄に乗ろうとなりました。ということで出雲大社前駅です。

夫婦で往復はさすがに時間もお金ももったいないので妻だけ乗車して、私はV40で終点駅を目指すことに(笑)
妻は左側の電車で出発、右側に伝説?のデハ二50形が鎮座していました。

私は路線沿いの道路を走りましたが列車走行シーンの撮影は断念し、終点の松江しんじ湖温泉駅で待ち合わせ。この駅では乗り鉄のきっかけとなった映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』の舞台ですよとの看板が、公開から10年経った今も宣伝されています。個人的にはこの映画、とっても良かったです。
列車からの風景も妻曰く「民家の庭先を走ったり、面白かった」とのことです。

昼食はちょっと下調べで狙いをつけた松江城城郭沿いにお店を構える「八雲庵」さんへ。駐車場はちょっと狭かったです(^^;)

お品書きを一通り見て、一番人気の「鴨なんばんと割子そばセット」を注文。この鴨なんばんは、とにかく透明な出汁が絶品で非常に美味。

島根に行った証としてかかせないセットの割子そばは2枚。こちらも美味しかったです。

クルマに戻るとお店の看板猫?がV40のボンネットに(笑)。人慣れしていて呼ぶと寄ってきてくれます。
江戸情緒も味わえる良いお店でした。松江城に行かれることがあったら超お勧めです。

2kmほど離れた「八重垣神社」はCPだけ取得してスルー、さらに10kmほど南下して写真の「熊野大社」で参拝。島根の神社らしく太いしめ縄が立派です。そして背景を含めた佇まいがとても美しい本殿でした。

米子まで戻って大山に向かいます。当日の天気予報は曇り時々雨と芳しくなかったのですが、雲の隙間から青空が見えます。景観スポットで山頂が見られる保証はないので、まずは一枚。

定番の大山まきばみるくの里で休憩。ソフトクリームを食して牛さんのモニュメントを絡めてパシャリ。

電線などの障害物がない地点まで近づいてもう一枚。あまり期待していなかっただけに西麓から全景を収められて満足です。

大山環状道路に入り、鍵掛峠からの大山(南壁)です。弥山溶岩ドームの景観は何度見ても神秘的です。

環状道路で大山を半周して倉吉方面に向かい三朝町まで約50km走り、三朝温泉 斉木別館に到着。

温泉は世界屈指のラドン含有量を誇り、若返りが期待できるそうです。チェックインを済まし、まずは露天風呂で疲れを癒やしました(写真は公式HPより拝借)。
そうそうコロナ対策として、温泉は時間帯の事前予約制で最大10人までとなっていました。おかけで湯ったりと浸かれました。

というわけでご当地キャラは「ミササラドン」です。たまたまこの宿に来ていて、自粛明けの観光誘致プロモーションビデオを撮影していました。

夕食は湯快では少ない会席料理です。直前までコロナ対策としてお弁当タイプとなっていましたが、本来の料理に復活しました。まぁ、この情報がなければ泊まらなかったと思います。会席とはいえ、一気にドンでしたが料理は美味しく満足しました。

かつては三朝4館(斉木別館・万翠楼・三朝館・依山楼岩崎)の筆頭だっただけあり、庭園はとても立派で食後に散策しました。

今はホタルが見頃との情報が入り、部屋でまったり後に出かけることにしました。ホテルから徒歩10分ほど、三徳川を渡り三朝町 ふるさと健康むらという施設があるのですが、ここの小川沿いがスポットです。この写真は翌朝に撮影しました。

闇夜に浮かぶ沢山のゲンジボタルの灯火。iPhoneの限界で写真では伝わらないと思いますが、とても幻想的で感動しました。まったく予備知識がなく、素晴らしい人生初のホタル観賞でした。
<6月20日(土)第二日 ~三朝温泉-津山-姫路-多可-川西-名古屋~>

起床後は温泉に浸かった後、三徳川沿いを散歩。写真は「かじか橋」で橋の真ん中で足湯を楽しめます。

朝食を食べてチェックアウト。バイキングのない湯快は初体験でした(笑)
実は近くに“日本一危険な国宝”があり、チャレンジするか迷いましたが次回のお楽しみにすることに。

R179を南下して岡山県に入り、この日の第一訪問地は津山市「中山神社」です。

中国道に乗って兵庫県に入り、姫路市「廣峯神社」で参拝。市街地から広峰山を上って駐車場に到着後、徒歩でさらに険しい登りが待ってます(^^;)

行きは気づかなかったのですか、境内を降りるとこの景観が目に飛び込んできました。来て良かったと思える瞬間でした。

播但道から中国道に乗り直し加西ICから北上。多可町に入り糀屋ダムに寄り道。ダムカードをもらいたかったのですが、上(国?)からのお達しでしばらくはダムカードの配布はできないようです。こんなところにもコロナ禍の影響がありました。

目的地の「道の駅 山田錦発祥のまち・多可」へ。山田錦とは酒米です。でもここに立ち寄った目的は兵庫県道の駅を再コンプしたかったからです(笑)

時間に余裕があったので、帰りの新名神・川西ICで“途中下車”。川西市「多田神社」で茅の輪を左、右、左と三度潜り抜け参拝、今旅のミッション終了です。
2020年初のお泊まりドライブは1165km。運転する楽しさを久しぶりに満喫しました。
これからも状況が許す限り、旅に出ようと強く思いました。