
みなさん、こんにちは!
昨年12月5~8日の4日間で毎年12月恒例?の沖縄旅行に行ってきました。
今回のミッションは端を極めること。本土では東西南北の端に訪問済みですが、日本国という括りでは最西端と最南端は沖縄の離島に行かなければ到達できません。
昨年の西表島訪問で冬期の八重山列島は強風で海が荒れやすく、特に最南端の波照間島船便の欠航率が高いことは分かっていました。が、コロナがやや収まっていた9月に一か八かの最西端最南端チャレンジを決意し、飛行機、船、宿をすべて予約しました。
結果は何とか最西端の与那国島には降り立てましたが、波照間島はお預けとなってしまいました。
タイトル写真は与那国島の西崎に建つ「日本最西端の地碑」です。
<12月5日(土)第一日 ~名古屋-与那国島~>

いつもの中部国際空港朝イチとなる6:00発のSKY便で那覇まで、そしてANA便で石垣空港到着。ここからさらにRAC便を使って最西端に向かいます。離陸後「与那国空港の天候不良で石垣か那覇に目的地を変更する可能性があります」というアナウンスが流れ、真っ青状態に…。
後から宿で知ったのですが、前日は飛行機も船もすべて欠航していたそうです。

それでも何とか与那国空港に着陸できました。ただ不安定な着陸の瞬間は本当に恐怖を覚えました。パイロットの高度なテクニックに感謝です。
と同時にハイドラCPの最西端となる与那国空港CPをゲットできました。

空港からはレンタカーを手配していました。まずは5kmほど走って「ナーマ浜」です。小さく美しいビーチとして人気のスポットらしいのですが、風雨が強くとりあえず写真を撮って退散です。

そしてメイン目的地の「西崎」へ。与那国島はカジキの水揚げが日本トップクラスで「最西端」の文字とともにモニュメントになっています。

丘を登ってすぐに「日本最西端の地碑」です。早くも最大の目的を達成しました。

天気が良ければ118km先の台湾がはっきり見えるそうですが、残念ながら西方向は写真の通りです(泣)

島の南側道路を進んで、観光名所と化した「Dr.コトー診療所(志木那島診療所)」です。

せっかくなので診療代(入場料)を払って、中を見学しました。撮影用に建てられたオープンセットが、そのまま残され今に至ります。そういえば最近、吉岡秀隆を久しぶりに朝ドラで見ました。

島には牧場も多数、なかなか良い眺めでした。

海沿いを西進し、島のシンボルといわれる「立神岩(たちがみいわ)」を真後ろから。

展望台まで移動して横から。荒天と相まって海岸線は迫力があります。

続いてサンニヌ台です。断崖絶壁の岩々が階段状に浸食されてできた場所で、半年で終わった大河ドラマ「琉球の風」最終回のロケ地だったそうです。

断崖の先まで歩いて「軍艦岩」です。先に名称を知っていたので、それらしく見えました。

与那国島の東端「東崎」へ。灯台方向に進むのですが馬糞だらけで苦労しました。

灯台にはお馬さんがたくさん。青森の尻屋埼を思い出しました。

東崎から望む「アリシ」海岸。良い眺めです。

海岸に降り立ってみました。海は大荒れで結構怖かったです。

祖納港付近の宿「ホテル入船本館」に到着。とある事情で出発3日前に急きょホテル変更を余儀なくされたのですが、スタッフはとても良い方ばかりでした。

初日の走行軌跡です。島の周囲は約28kmだそうで、ほぼ一周しました。

夕食は近くの居酒屋で。せっかくなので名産のカジキ料理を注文。左上の手前が刺身、左下は唐揚げ、右下がカジキカツ丼で、いずれも期待通り美味でした。右上のチャンプルもおいしかったです。
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<12月6日(日)第二日 ~与那国島-石垣島~>

この日も雨は小降りながら強風。予定では海底遺跡観光船で与那国島の海底地形観察ツアー参加だったのですが、荒天でツアーが中止に。とりあえずフライト時間まで島を散策することに。
まずはホテルそばの祖納港の景観です。対岸の切り立った岩が印象的でした。

祖納港の橋上から絶景を発見。海の青さが川に見える箇所だけ濃いのです。

昨日とは反対の時計回りで島を周遊。同じ場所でも違う雰囲気を感じました。

再度最西端の西崎から久部良港方向の景観がとても素晴らしかったです。

個人的に今旅で一番感動した景観は写真の「久部良フリシ」と呼ばれる海浜景観です。名所の「久部良バリ」と呼ばれる深い断層崖の亀裂は久部良フリシの中間地点にあります。

日本最西端の小学校となる久部良小学校です。中学校と並んで建っていました。

レンタカーを返却して与那国空港へ。次回はかなり厳しそうですが、与那国島の魅力に少しは触れられたと思います。

やや風は強かったのですが無事に離陸、すぐに石垣島上空です。

石垣空港からはレンタカーで宿の「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」に真っ直ぐチェックイン。ここで2泊して波照間島上陸を目指すのですが、船会社から「相変わらずの荒天で明日の行きの朝便は保証できるが帰りの昼、夕便は保証できない」との連絡があり、7日の上陸は断念することになりました。わずかな希望で最終日(8日)にかけることとなりました。

部屋はプレミアム オーシャンルームですこぶる快適です。GoToに加え、3ヶ月前に予約していたので、信じられないような値段で2泊ゆったりできました。

ホテル敷地がリゾートなので散策へ。教会の先がマエサトビーチ、曇り空が残念でしたがプライベート感は味わえました。

ホテルは3棟に分かれており、すべて回るのは至難の業です。12月だけに公共スペースはクリスマスムードが演出されていました。

1泊分は夕食付きのプランのため、ホテル内レストランで豚シャブビュッフェを選択。ちょっと失敗したかもです(笑)
部屋に戻りバルコニーからの景観を楽しんで、おやすみなさいzzz
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<12月7日(月)第三日 ~竹富島-石垣島周遊~>

波照間行きが中止になってしまったので、代わりに未だ行ったことがない竹富島で水牛車観光プランに変更し、石垣港へ。

乗船時間は10分ほど、あっという間に竹富島上陸です。

写真のレキオ君が引っ張る水牛車で島内主要部をノンビリ巡ります。

ガイドさんの説明を聞きながらユックリ進むのですが、半分はレキオ君の水飲みとオシッコタイムでした(笑)
雰囲気としては本島のフクギ並木に似ていて建物はほとんご琉球瓦の平屋。ハイビスカスの花が綺麗でした。

さらに島に滞在するか迷ったのですが、石垣に戻ることにしました。正味2時間の竹富島観光でした。

ホテルの部屋でまったり過ごそうと思っていましたが、薄日が差してきてマエサトビーチがとてもキレイに見えます。

というわけで石垣観光に出掛けることにしました。再び石垣港方面に向かい、初めて写真のサザンゲートブリッジを渡りました。

渡った先の「南ぬ浜町緑地公園」から海を望みます。ちょっと金網が残念。

島の北部に向かう途中で、ついに晴れてきました。玉取崎展望台からの眺めです。そう、この明るい青の海が見たかったのです。

続いて平久保崎へ。石垣島で一番気に入っている景観です。

平久保埼灯台越の海を眺めて、気分も晴れ晴れに。

吹通川ヒルギ群落も再訪です。前回より潮が引いています。

前回は見られなかった大量のカニさんを発見。小さいのですがハサミが大きく愛嬌を感じます。眺めているだけで癒やされました

続いて「米原のヤエヤマヤシ群落」です。今回はヤエヤマヤシをしっかり確認しました。

ホテルに戻り夕食で予約していた「石垣島きたうち牧場 真栄里店」へ。銀座や大阪で出店しているだけあり、ウワサ通りお肉は超絶品。メチャ満足しました。

お店のそばから輝くホテルをパシャリ。部屋に戻り明日の好天を祈りながら夢の中へzzz
<12月8日(火)第四日 ~石垣島-名古屋~>

ついに最終日。祈りは通じず、強風に大雨と絶望的な天気です。波照間島への船は朝の一便は運航しますが、二便以降は限りなく欠航に近い未定となり、今旅での最南端上陸の夢は叶わず…。
この天気では観光地に行っても意味がないので、なぜかダム巡りに出発(笑)
写真左上から時計回りに石垣→名蔵→底原→真栄里ダムです。

最後に大浦ダムを写真に収めて終了。実はダムカードをゲットするには、人物を絡めた記念写真が必要なのです。あっ、でもまだ申し込んでいません(^_^;
帰りフライトまでたっぷり時間があるので再度ホテルに戻り、喫茶店や施設で時間を稼ぎ石垣→那覇と乗り継いで名古屋へ。
最南端の目的は達成できませんでしたが、初の与那国、石垣島のホテルSTAYはとても感動しました。そして波照間の宿題が残り、また沖縄へ行く名目が残ったことは良かったと強がってます。でも、次回訪問は冬期を外して必ず最南端をゲットするつもりです。
次回の旅はコロナが収束後になりそうですが、2021年も可能な限り日本各地を楽しもうと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。