
みなさん、こんにちは!
11月8、9日の一泊二日の強行軍で壱岐→対馬の島巡りに行ってきました。
当初は対象外だったハイドラの神社CP全制覇ですが、取得範囲拡大の恩恵で登山系(鳥海山と月山)をゲットできたので色気が出てきました。次の難関は離島で今回の壱岐、対馬にも一箇所ずつCP神社があります。
どちらも長崎県ですが、大きさも特性もまったく違う島ということを訪れて初めて知りました。
タイトル画像は壱岐と対馬のハイドラ走行記録です。
<11月8日(月)第一日 ~名古屋-壱岐-対馬~>

今旅は飛行機と船を多用するため、できるだけ費用を抑えたいので福岡までの空路はLCCジェットスターを選択。中部国際空港では久しぶりに第二ターミナルの利用となるのですが、やはり駅から徒歩30分はツラい…。
さらに7時30分フライト予定が機材点検のため「遅れます」とのアナウンス。写真飛行機の翼の下で点検作業をしているのが分かります。なんとか15分遅れでテイクオフできましたが、博多の予約船便に間に合うかヒヤヒヤのスタートでした。

福岡空港からはタクシー(しかも高速利用)で博多港へ。なんとか予約した10時30分発の九州郵船ジェットフォイルで博多港を出港できました。

壱岐の芦辺港まで1時間。到着後すぐにレンタカーで島内巡りに出発!
10分ほどで第一目的地の「梅ノ木ダム」へ。旅程を作るときにどうせならダムCPも全部取得しようと欲をかいてます(^^;)

続いて「小島神社」へ。干潮時の前後、数時間だけ海から参道が現れ、太陽と月の引力によって神様に会える神秘のパワースポットだそうです。干潮時間までは待てないので神様には会えず?スゴスゴと引き揚げます。
同じようなスポットとして小豆島の「エンジェルロード」を思い出しました。この時は渡れたのですが、残念です。

CPでもある「壱岐空港」です。訪問時は閑散としていましたが、長崎まで1日2便運航しています。

R382を走り予定通り走行中に「永田ダム」CPをゲットしたのですが、ここで大きなミスを犯していました。気付かずに観光スポットの牧崎公園に。
入口から直ぐに「鬼の足跡」があります。鬼が鯨を捕るために踏ん張った足跡という伝説のある周囲110mの大穴です。

更に海を望む断崖まで進んで「微笑むゴリラ岩」。見たときは存在に気付かなかったのですが、よくよく見るとナルホドです。

R382に戻りメインCPとなる「住吉神社」へ。しっかりと参拝しました。

西進して島一番の観光スポット「猿岩」です。高さ45m、確かに誰が見てもサルに見えますね。

R382に戻り北上して「勝本ダム」CPゲット。

島の北部まで進み「聖母宮(しょうもぐう)」で参拝。表門とお社まわりの石垣は文禄の役(朝鮮出兵)時に加藤清正が寄進したそうです。

島の北東部に回り込み「男女岳ダム」です。これにて壱岐の全CPゲット!と思ってハイドラ画面を見ると南部1箇所にグレーが残っていました。空港の次に向かう場所だったのですが、永田ダムCPをゲットしたときに誤ってナビの目的地を消してしまいました。

古いファミリーカータイプのレンタカーに“鞭打ち”南下すること約20km、取り残した「当田ダム」へ急行。これにて壱岐島全7CPゲットです。
ここまで予定より1時間近い“貯金”があったので助かりました。

芦辺港に戻り16時20分発のジェットフォイルで対馬に向かいます。
壱岐島の滞在はわずか4時間40分でしたが島が小さいこともあり、訪問箇所が多い割にはかなり楽しめました。走行距離は約120kmですが、総じて道が良く整備されていました。景観も良く次回があれば、じっくり観光したいです。

船から対馬が見えるようになった地点でサンセット。この景観も素敵ですが、天体ショーはこれからが本番です。

対馬・厳原(いづはら)港に到着後、レンタカーで宿の対馬グランドホテルに向かいます。ここでもR382を走るのですが、この国道は対馬 -壱岐と壱岐- 呼子の2つの海上区間を持つ海上国道です。沖縄の宮古-石垣(R390)もそうでした。
思惑通り道中で「小浦ダム」CPをゲットできました。部屋は別館ロッジタイプなのですが、外観からはアパートのように見えますね(翌朝撮影)

チェックインを済ませ、すぐに夕食をいただきました。温泉で疲れを癒やし部屋に戻り、テラスに出ます。

そうです、この日は皆既月食なのです。スマホなので写真では伝わりませんが、澄んだ空気と明かりのない真っ暗な空での天体ショーは本当に感動しました。これにて怒濤の一日目は終了ですzzz
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<11月9日(火)第二日 ~対馬-福岡-名古屋~>

早朝温泉後の薄暗い時間に“朝練”を敢行! ホテルから5kmほどの「雞知ダム」に向かったのですがCP地点が奥まっていてダム周回路は狭いです。何とかCPは取得できましたが周回路は途中から荒れたダートに変わり、転回できる地点まで300m以上のクランク鬼バックを余儀なくされました。行かれる予定のある方は気を付けてくださいね。

今回の朝練は広大な対馬ゆえの苦肉の策でした。調べてみると沖縄本島を除く島としては佐渡、奄美大島に次ぎ日本で3番目に大きい面積です。限られた時間で島を巡るためには少しでも時間を有効に使いたかったのです。
無事ホテルに戻りご来光を拝みました。これにて対馬での天体ショーも終了です。

朝食をいただき、対馬ドライブへ出発!
10kmほど北東に進み万関橋駐車場の石屋根休憩所です。石屋根はは対馬の特徴的な建物の一つですが、今回は石屋根名所の南西部には行けないので、ここで確認しました。

万関橋です。橋がなければ対馬はここで上下に分断されます。浅茅湾と三浦湾の間に開削された万関瀬戸と呼ばれる運河に架かる橋で、現在のモノは平成8年に架け替えられ3代目だそうです。

R382を20kmほど走って海側に抜けると「和多都美神社(わたづみじんじゃ)」です。本殿正面の5つの鳥居のうち2つは海中にあります。潮の干満により様相が変わるそうで、神秘的な雰囲気がたっぷりです。

本殿で参拝し御朱印をいただきました。

そのまま道なりに烏帽子岳を登って駐車場から展望所に向かいます。

距離はさほどありませんが勾配はきつく、展望所到着時は息がかなり上がりました。

でもここからの景観は素晴らしく一気に疲れが吹き飛びました。この写真は島西部を見渡しています。

そして東側。逆光が残念でしたがこちらも美しい。

R382に戻って10kmほど北上、海側に西進して「海神(かいじん)神社」に到着、CPゲットです。対馬一ノ宮、最初の鳥居から写真の拝殿まで280段ほど石段を登りました(^^;)

またまたR382に戻って10kmほど北上して県道56号を東進して「仁田ダム」です。この県道は途中から道幅が急に狭くなります。ダンプも通行しているので行かれる方は注意してください。

さらにダム付近はまったく電波が入りません。上図赤直線部分が電波なし区間。私はダム付近でiPhoneの電源を落として、電波良好地点まで走行して再立ち上げの手法で何とかCPをゲットできました。

一度国道に戻って直ぐに右に折れて「目保呂ダム」です。こちらの県道は整備されていて電波も良好、あっさりCPゲットです。

少し東進して「目保呂ダム馬事公園」へ。ここでは日本在来馬の「対州馬」を飼育しています。少し調べたのですが、日本には現存在来馬が8種、そういえば宮崎県都井岬の「御崎馬」、与那国島の「与那国馬」も在来馬で実際に見ています。次の目標は日本在来馬8種コンプリート?と一瞬決意しそうになりました(笑)

動物つながりで島の北西部「対馬野生生物保護センター」へ。対馬の野生動植物の保護活動の拠点です。

目玉はなんといっても生の「ツシマヤマネコ」。名前は「かなた」、見学中はまったく動かず写真の姿勢でした。

島の北端付近まで進み観光スポットの「韓国展望所」です。韓国まで約50km、釜山の夜景が見られるそうです。

今も昔も島の北端は防衛の要。展望所前の海栗島には航空自衛隊の海栗島分屯基地があります。

北東部に回り込み「三宇田浜海水浴場」です。日本の渚100選に選出されるだけあり、素晴らしい景観です。私の見た中では北海道・神威岬、石垣・川平湾と並ぶ美しい海と感じました。

東部の県道39号を南下して「舟志のもみじ街道」へ。まだ色づきは甘いのですが、良い雰囲気でした。

そのまま東海岸沿いを走って、レンタカーを返却して「対馬空港」へ。福岡までの帰路は飛行機です。これにて壱岐・対馬の全13CPゲットできました。

離陸して5分で着陸態勢、福岡市内を眼下に(笑)

空港内で夕食。久しぶりにイカを堪能し、最後は名古屋までのフライトです。
帰路は時間通りに中部国際空港到着、電車で無事に帰宅しました。
行くまでほとんど知識がなかった壱岐と対馬ですが、一泊二日の弾丸ながら実際に訪問すると隠岐諸島と同様に、とても素晴らしい島でした。次回があれば対馬の南西部を廻ってみたいです。
これで離島の神社は残すところ宮城の金華山のみ。来年の目標にしようと思います。
長文最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。