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2020年06月20日 イイね!

山陰で湯ったり!県外自粛解禁ドライブ

山陰で湯ったり!県外自粛解禁ドライブ みなさん、こんにちは!

 県外移動の自粛が解除された6月19日(金)、さっそく一泊二日で山陰ドライブに行ってきました。
 湯快リゾート宿泊半額券をゲットしていたのですが、使うなら割引金額が一番大きい鳥取県三朝(みささ)温泉の斉木別館にターゲットを絞っていました。売り物の会席料理が“解禁”されたとの通知が届き、即予約しました(笑)
 宿が決まったところで、旅程は島根から兵庫にかけて神社の取り残しハイドラCPを追って行くことに。
 
 タイトル写真は大山・鍵掛峠です。

<6月19日(金)第一日 ~名古屋-出雲-松江-大山-三朝温泉~>

 当日は梅雨前線が北上し大雨の予報。深夜割引に間に合わせるため午前3時30分に出発。新名神の三重から滋賀県までは、やや強い雨に見舞われましたが、京都からは小降りとなり快適に中国道を西進。
 当初は松江道経由で出雲に向かう予定でしたが、通行止めとなっていたため米子道ルートに変更。山陰道の宍道湖SAで休憩時点でほぼ雨は上がってラッキーでした。

 終点の出雲ICまで進み最初に向かったのは「須佐神社」。CPゲットを確認し、出雲市街地まで戻り出雲大社で参拝です。

 旅行前にPrimeVideoである映画を見ていて、そうだ一畑電鉄に乗ろうとなりました。ということで出雲大社前駅です。

 夫婦で往復はさすがに時間もお金ももったいないので妻だけ乗車して、私はV40で終点駅を目指すことに(笑)
 妻は左側の電車で出発、右側に伝説?のデハ二50形が鎮座していました。

 私は路線沿いの道路を走りましたが列車走行シーンの撮影は断念し、終点の松江しんじ湖温泉駅で待ち合わせ。この駅では乗り鉄のきっかけとなった映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』の舞台ですよとの看板が、公開から10年経った今も宣伝されています。個人的にはこの映画、とっても良かったです。
 列車からの風景も妻曰く「民家の庭先を走ったり、面白かった」とのことです。

 昼食はちょっと下調べで狙いをつけた松江城城郭沿いにお店を構える「八雲庵」さんへ。駐車場はちょっと狭かったです(^^;)

 お品書きを一通り見て、一番人気の「鴨なんばんと割子そばセット」を注文。この鴨なんばんは、とにかく透明な出汁が絶品で非常に美味。

 島根に行った証としてかかせないセットの割子そばは2枚。こちらも美味しかったです。

 クルマに戻るとお店の看板猫?がV40のボンネットに(笑)。人慣れしていて呼ぶと寄ってきてくれます。
 江戸情緒も味わえる良いお店でした。松江城に行かれることがあったら超お勧めです。

 2kmほど離れた「八重垣神社」はCPだけ取得してスルー、さらに10kmほど南下して写真の「熊野大社」で参拝。島根の神社らしく太いしめ縄が立派です。そして背景を含めた佇まいがとても美しい本殿でした。

 米子まで戻って大山に向かいます。当日の天気予報は曇り時々雨と芳しくなかったのですが、雲の隙間から青空が見えます。景観スポットで山頂が見られる保証はないので、まずは一枚。

 定番の大山まきばみるくの里で休憩。ソフトクリームを食して牛さんのモニュメントを絡めてパシャリ。

 電線などの障害物がない地点まで近づいてもう一枚。あまり期待していなかっただけに西麓から全景を収められて満足です。

 大山環状道路に入り、鍵掛峠からの大山(南壁)です。弥山溶岩ドームの景観は何度見ても神秘的です。

 環状道路で大山を半周して倉吉方面に向かい三朝町まで約50km走り、三朝温泉 斉木別館に到着。

 温泉は世界屈指のラドン含有量を誇り、若返りが期待できるそうです。チェックインを済まし、まずは露天風呂で疲れを癒やしました(写真は公式HPより拝借)。
 そうそうコロナ対策として、温泉は時間帯の事前予約制で最大10人までとなっていました。おかけで湯ったりと浸かれました。

 というわけでご当地キャラは「ミササラドン」です。たまたまこの宿に来ていて、自粛明けの観光誘致プロモーションビデオを撮影していました。

 夕食は湯快では少ない会席料理です。直前までコロナ対策としてお弁当タイプとなっていましたが、本来の料理に復活しました。まぁ、この情報がなければ泊まらなかったと思います。会席とはいえ、一気にドンでしたが料理は美味しく満足しました。

 かつては三朝4館(斉木別館・万翠楼・三朝館・依山楼岩崎)の筆頭だっただけあり、庭園はとても立派で食後に散策しました。

 今はホタルが見頃との情報が入り、部屋でまったり後に出かけることにしました。ホテルから徒歩10分ほど、三徳川を渡り三朝町 ふるさと健康むらという施設があるのですが、ここの小川沿いがスポットです。この写真は翌朝に撮影しました。

 闇夜に浮かぶ沢山のゲンジボタルの灯火。iPhoneの限界で写真では伝わらないと思いますが、とても幻想的で感動しました。まったく予備知識がなく、素晴らしい人生初のホタル観賞でした。

<6月20日(土)第二日 ~三朝温泉-津山-姫路-多可-川西-名古屋~>

 起床後は温泉に浸かった後、三徳川沿いを散歩。写真は「かじか橋」で橋の真ん中で足湯を楽しめます。

 朝食を食べてチェックアウト。バイキングのない湯快は初体験でした(笑)
 実は近くに“日本一危険な国宝”があり、チャレンジするか迷いましたが次回のお楽しみにすることに。

 R179を南下して岡山県に入り、この日の第一訪問地は津山市「中山神社」です。

 中国道に乗って兵庫県に入り、姫路市「廣峯神社」で参拝。市街地から広峰山を上って駐車場に到着後、徒歩でさらに険しい登りが待ってます(^^;)

 行きは気づかなかったのですか、境内を降りるとこの景観が目に飛び込んできました。来て良かったと思える瞬間でした。

 播但道から中国道に乗り直し加西ICから北上。多可町に入り糀屋ダムに寄り道。ダムカードをもらいたかったのですが、上(国?)からのお達しでしばらくはダムカードの配布はできないようです。こんなところにもコロナ禍の影響がありました。

 目的地の「道の駅 山田錦発祥のまち・多可」へ。山田錦とは酒米です。でもここに立ち寄った目的は兵庫県道の駅を再コンプしたかったからです(笑)

 時間に余裕があったので、帰りの新名神・川西ICで“途中下車”。川西市「多田神社」で茅の輪を左、右、左と三度潜り抜け参拝、今旅のミッション終了です。

 2020年初のお泊まりドライブは1165km。運転する楽しさを久しぶりに満喫しました。
 これからも状況が許す限り、旅に出ようと強く思いました。
Posted at 2020/06/27 18:37:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2020年06月07日 イイね!

V40の自動車保険

V40の自動車保険 みなさん、こんにちは!

 気がついてみれば2020年初ブログです。
 個人的に今年は仕事上久しぶりの大型プロジェクトに関わる勝負の年なので、みんカラはじめSNSから遠ざかっていました。
 追い打ちをかけるようにコロナ禍で、在宅勤務を4,5月の2ヶ月間続けていました。自粛ムードの折、一番楽しみにしていた6月1~5日の北海道旅行も中止を余儀なくされ、今年の長距離ドライブはゼロです。
 ですのでV40に関わる身近な題材をテーマとして綴ってみました。

 タイトル写真は、先日、2020初観光をした愛知県茶臼山での一コマです。

 さて、タイトルの話題です。
 整備手帳でもアップしましたが、コインパーキングで自分の不注意により左ダートデフレクターを破損し交換するハメになりました。
 修理費用の総額は8万円でしたが、毎年高い保険料を払っているのにこの程度では保険を使うと逆に損をします。フロントガラス破損以外は3等級ダウンとなり翌年から3年間はダウンした等級に対して、さらに割増料金を払う仕組みとなっているためです。
 この仕組み最大の問題点は、使った保険金の大小にかかわらず一律で適用されることです(100万円でも1万円でも同じ)。ウラを返せば支払う年間保険料を少なくすれば、保険を使う損得分岐点は下げられることになります。そして免債はできるだけゼロにすることが望ましいです。私は3年前から年間保険料を下げるために5万円にしていましたが、これは損得分岐点を5万円引き上げることにもなります。
 さすがに今回の自爆で保険について少し勉強することにしました。各社の見積シミュレーションを実行したところ、補償内容をほぼ同一にしても年間保険料は結構な差が出ることが分かりました。

 上図は損害保険料率算出機構が算出した私のV40型式MD4204Tの料率クラスとなります。今年から、それまでの「9」から「17」段階と細分化されました。いずれにしても車両保険が高い値となっています。そう、車両保険がV40の保険料を引き上げているのです。
 各保険会社はこの料率をベースに保険を組み立てるのですが、この値はあくまで参考値で最終的には各社の独自データを加味して決定するようです。つまり各社のさじ加減が自車と自身のツボにはまれば保険料を下げられる可能性があります。
 私は長年“内田系”S損保と契約していましたが比較検討の結果、“香川系”Oの自動車保険が有力候補に。ほぼ同一条件で何と4万円超保険料が下がるシミュレーション結果。この差は一体?
 以下推測ですが、2点思い当たります。
 ・OはテレビCMで40代、50代が安くなると謳っており、私がその年代にはまっている
 ・自動ブレーキ(AEB)割引が適用されている
 上図の通りV40はAEB割引が適用外となっており、Sでは3年ほど前に通知され保険料が一気に跳ね上がった記憶があります。ところがOでは契約フォームで「現車に自動ブレーキが搭載されていますか?」との質問事項がありました。これもOの独自判定だと思います。
 そして免債ゼロの条件に変更しても35,000円ほど年間保険料を下げられたので、この条件で契約しました。
 だれでも100%安くなる保証はありませんが、一度他社の見積を取ることをお勧めします。
 ただ、今回の8万円が返ってくるわけではないので、密かに妄想していた「今年のV40ハコ替え」については暫くお預けとなります(笑)


 6月3日、今年初めて観光ドライブに出掛けました。自粛明けということで慎ましく愛知県内の茶臼山を目的地にしました。もう終わっていると思っていた芝桜を満開とはいきませんが十分に楽しめたことが嬉しい誤算。
 やっぱり郊外の空気は気持ち良く、状況が許す限り旅に出ようと強く思いました。

 帰りは長野側に下って、平谷村の「蕎麦屋 侍」で絶品そばをいただきました。本当に美味かった~! 道の駅「南信州うるぎ」と「信州平谷」の間にあるので、ハイドラのついでに是非(笑)

 間もなく中間休みを終え、再度SNSから暫く離れます。なお、何してる?は常時オフにしております。
 次回は素敵な旅の報告をしたいと願っています。

 相変わらずの長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
Posted at 2020/06/07 17:22:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2019年12月23日 イイね!

愛車と出会って4年!

愛車と出会って4年! みなさん、こんにちは!

 12月26日で愛車と出会って4年になります!
 運営提案型のブログですが、ちょうど購入時期が年末なので雛形を流用しつつ2019年を振り返りたいと思います。

 V40のオドメーターは9万3235km、令和元年の走行距離は1万7542kmとついに2万km割れ・・。過走紀行の看板下ろさなきゃです(^^;)
 平均燃費は15.32km/lで0.19km/l悪化。ただ気になるほどの落ち込みではなく、今年最後の整備(ハブ交換)で、また上向く可能性もあります。
 足回りの異音が解消され、エンジンは引き続き絶好調です。

 以下みんカラフォーマットで記します。

■この1年でこんなパーツを付けました!
 「弄り」から「維持り」へ華麗な変身(笑)
 ケミカル用品以外の購入はなく、今年はリスト化できません(^^;)

■この1年でこんな整備をしました!
 ・2019年02月17日 ドアロックセンサー異常時に疑う箇所
 ・2019年03月08日 燃料ホース交換(リコール)
 ・2019年05月04日 令和式?ボディケア
 ・2019年06月18日 エンジンオイル&エレメント交換
 ・2019年10月15日 タイヤ交換5セット目(MICHELIN PILOT SPORT 4)
 ・2019年11月08日 バッテリー(メイン)交換
 ・2019年11月08日 エンジンオイル&エレメント交換
 ・2019年11月17日 Sensus Navigation 2019アップデート
 ・2019年11月30日 1年点検整備(4年)

 納車から4年、走行距離9万km超ながら、特に劣化したと思う箇所はありません。ボディケアとしてソナックスのコーティング剤とブリスの組み合わせが最良と発見したことが、これからの維持活動に貢献しそうです。
 そしてハブベアリングの交換で足回りの異音と振動から解放され、2020年はさらに気持ちよく走れると思います。

■この1年のハイタッチドライブ!

 ・獲得バッジ→20(トータル299)※上図参照
 ・獲得CP→507(トータル10655)
 バッジ、CPとも以前のように飛躍的に増やすことは難しくなりました。昨年1万CPは達成したので、残りの目標は「300バッジ」だったのですが、「あと1」で2019年は終えます。が、「あけおめ」バッジで年始早々に達成できそうです。ただ本当に欲しいバッジは「名水の神様」なので、これが2020年の目標であり、ハイドラの集大成ともなります。ちなみに現在99CP取得済みで、北海道の離島でコンプできる予定です。
 振り返れば2019年は離島遠征が一気に増えました。ハイドラをやっていなければ“名前ぐらいは知っている島”で一生を終えたと思います。でも実際に訪問すると「本当に行って良かった」と思える魅力的な島ばかりでした。こんな素敵な体験のきっかけを作ってくれたハイドラには、とても感謝しています。

■この1年ベスト20景!
 迷いに迷って2019年の感動Photoをセレクト。よろしければご覧ください。

 ◆三十槌の氷柱(埼玉県秩父市大滝)1月12日撮影

 ◆裏砂漠(東京都・伊豆大島)1月19日撮影

 ◆波浮港(東京都・伊豆大島)1月19日撮影

 ◆四国カルスト(愛媛・高知県境)3月23日撮影

 ◆平尾台(福岡県北九州市)4月13日撮影

 ◆神仙沼(北海道共和町)6月9日撮影

 ◆神威岬(北海道積丹町)6月10日撮影

 ◆青い池(北海道美瑛町)6月11日撮影

 ◆タウシュベツ川橋梁(北海道上士幌町)6月11日撮影

 ◆ツインブリッジのと(石川県七尾市)7月26日撮影

 ◆姉川ダム(滋賀県米原市)8月24日撮影

 ◆高屋神社 ~天空の鳥居~(香川県観音寺市)9月7日撮影

 ◆早池峰国定公園(岩手県花巻市)10月3日撮影

 ◆浄土ヶ浜(岩手県宮古市)10月5日撮影

 ◆御釜(宮城県蔵王町)10月6日撮影

 ◆千尋の滝(鹿児島県・屋久島)10月22日撮影

 ◆白島海岸(島根県隠岐の島町)11月9日撮影

 ◆国賀海岸(島根県隠岐郡西ノ島町)11月10日撮影

 ◆マリユドゥの滝(沖縄県・西表島)12月1日撮影

 ◆浦内川マングローブ林(沖縄県・西表島)12月1日撮影

 来年も絶景を追い求めます!

■愛車のイイね!数(2019年12月23日時点)
 982イイね!いただきました。ありがとうございます。

■これからいじりたいところは・・・
 おそらく維持りで精一杯でしょう・・

■愛車に一言
 2020年も「無事これ名馬」でいろいろな場所に連れて行ってください。

 本年〆のブログです。
 来年もよろしくお願いします。
Posted at 2019/12/24 15:01:51 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2019年12月03日 イイね!

西表から小浜島!離島は最高!!

西表から小浜島!離島は最高!! みなさん、こんにちは!

 12月1~3日の3日間、沖縄の八重山諸島のうち、西表島と小浜島に行ってきました。
 八重山諸島とは、北緯24度に位置する日本最南西端の島々。 石垣島、竹富島、小浜島、黒島、鳩間島、波照間島、新城島、西表島、由布島、そして与那国島を指すそうです。石垣と黒島は2年前に訪問済みです。
 今回訪問した2島は空港がありません。そしてダムCPもなく、珍しく?純粋な観光目的です(笑)

 タイトル写真は西表島での浦内川ジャングルクルーズの一コマです。

 今回訪問地をカメラアイコンにして地図に落としました。西表島は沖縄県では本島に次ぐ2番目に大きな島(石垣島より大きい)。そして小浜島はアイコンに隠れてしまうくらい小さな島です。いずれも石垣島離島ターミナルを起点とした船でのみ上陸が可能です。
 八重山諸島は各島それぞれ個性的!西表島では大自然、小浜島はリゾート気分を満喫できました。

<12月1日(日)第一日 ~名古屋-西表島~>

 名古屋から最も早く西表島に上陸するために午前6時発のスカイマーク便フライトに間に合わせるべく、まずはV40で中部国際空港へ。
 搭乗した飛行機は阪神タイガースとのコラボ便でした。

 那覇からはJTA便(JAL系)に乗り継ぎ石垣空港へ。幸いなことに遅れはありません。

 石垣空港から離島ターミナルまでは定期路線バスで35分。ターゲットの12:00発西表島・大原行きの船に無事乗ることができました。ただ海上が荒れている影響か船の西表島到着が予定より10分遅れてしまいました。

 西表島上陸後はすぐにレンタカー事務所へ。やまねこレンタカーさんだけにヘッドレストにイリオモテヤマネコの被り物が標準装備でした(笑)
 注意事項として島内の制限速度40kmを厳守してくださいと念を押され、13時丁度にフィットで目的地に向け出発!

 その目的地とは上原地区の浦内川ジャングルクルーズ&トレッキング出発地点。最終便は14時出発で大原からは約40km…ということは間に合わない(汗)
 ところがかなり余裕を持って間に合ってしまいました。道中の記憶はほとんどありませんが、白線のセンターラインが多かったような気がします(^^;)

 浦内川は沖縄県最長の河川で、広大な三角江の干潟となっており、オヒルギやメヒルギなど7種の木からなるマングローブ林が発達しているそうです。
 それではジャングルクルーズに出発!興味深い説明を聞きながら上流に向かいます。この時期にしては非常に良い天気に恵まれ、大自然の景観に圧倒されます。

 8km上流まで遡上して船着き場となる軍艦岩に到着。満潮時はここまで海水が遡るそうです。船を降りてトレッキングで2つの滝を目指します。

 船着き場に戻るまでに与えられる時間は通常2時間、でも最終便だけは90分に短縮されます。ガイド曰く「かなりハイペースで歩かないと奥の滝は難しいので無理をしないように」と念を押されました。
 写真のようにかなり細いコースを時間と闘いながらのトレッキングにいざ出発!

 トレッキングというより“競歩”で設定時間より10分早く第一目的地の「マリユドゥの滝」展望台に到着。日本の滝100選に選ばれています。
 素晴らしい景観! 「マリ」は「丸い」、「ユドゥ」は「淀」の意味で、元来は滝ではなく滝壺の名前だそうですが写真を見て納得です。

 展望台を下って第二目的地に進むのですが、コースはやや険しくなってきました(汗)

 ついに第二(最終)目的地の「カンピレーの滝」に到達。カンピレーは「神の座」を意味するそうです。高低差は少ないものの長さは約200mあり、数段にわたって続きます。うーん、こちらも素晴らしい!

 ここまで要した時間は30分弱、余裕ができたので滝の最奥まで進みました。

 引き返す途中で脇道の階段を下って、最初の「マリユドゥの滝」を間近に。時間に余裕があれば立ち寄ろうと思っていましたが、叶って大満足です。

 無事に帰りの船に間に合い、復路もマングローブ林の景観を楽しみました。それにしても水がとてもキレイで、好天と重なり川面は鏡のようでした。
 大満足のジャングルクルーズ&トレッキングでした。

 下船時刻は16時30分、これから日没の18時まで宿の大原地区に向けて観光スポットを巡ります。
 まずは「トゥドゥマリの浜」です。西表島随一の夕日スポットだそうですが、日没まで留まることはできません。でも地元では神様が留まる場所だといい伝えられてきたそうです。

 続いて「うなり崎公園」からの素敵な景観です。この公園はよく整備されていました。

 島で最も有名な観光スポット「星砂の浜」にも立ち寄りました。星の形をした砂が沢山あることが名前の由来で私も砂をすくって確認しました透明度と遠浅なところも魅力です。砂に混じっている貝殻もとてもキレイでした。

 東部まで進み「由布島ゆき水牛乗り場」です。名前の通り由布(ゆぶ)島に渡る交通手段は水牛車しかありません。かつては人が住んでいたのですが、台風被害で1971年から観光専用の島となったようです。今回は渡れませんでしたが、次回があれば上陸しようと思います。

 この日最後のスポットは「後良橋ロードパーク」。後良川河口近くで一面に広がるマングローブも見事ですが、海側を望む写真の景観も素敵でした。

 初日の宿は「ラ・ティーダ西表リゾート」。左上のメイン棟でチェックインを済ませ、右上のコテージが客室となります。
 まずは左下の日本最南端&最西端の天然温泉「カンパネルラの湯」で旅の疲れを癒やします。右下は露天風呂でサンセットが名物ですが、間に合わなかったので月見を楽しみました(笑)

 夕食は琉球ディナー。地元でとれた魚を和風で調理、 お刺身・焼き物・揚げ物・煮物のほか、アグー豚など美味しくいただきました。

 走行図は西表島内だけですが、この日の移動距離は1800km以上です。運転はわずかな距離ですが、食後はどっと疲れておやすみなさいzzz
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<12月2日(月)第二日 ~西表島-小浜島~>

 レストランで朝食を摂り外を眺めると曇り空。それでも薄雲なので降られることはなさそうです。食後は温泉に浸かってチェックアウト。

 宿から近いのですが南部の道路突き当たりとなる「南風見田(はいみだ)の浜」へ。小さな駐車スペースに「1965 ヤマネコ発見の地」記念碑が。当時の中学生が浜で発見し捕獲したそうです。
 今旅でも実物を見てみたいと期待しましたが、ただでさえ夜行性なので昼間に偶然出くわすことは宝くじに当たるような確率とのこと。その通り今旅道中では気配さえ感じられませんでした。

 駐車場から徒歩で少々歩いて南風見田の浜へ。西表島随一のロングビーチです。

 1.5kmほど引き返して「忘勿石(わすれないし)」です。太平洋戦争末期、波照間島の住民たちが日本軍人にこの浜へ強制疎開を強いられ、多くの人がマラリアで亡くなりました。当時の波照間国民学校長が、この悲惨な体験を忘れるなという思いを込めて「忘勿石 ハテルマ シキナ」と石に刻んだそうです。
 この場所には大きな奇岩が乱立し、景観も見事でした。

 レンタカーを返却し大原港へ。西表島最後のイベント「仲間川マングローブクルーズ」に出発です。すっかり“にわかマングローブ”ファンと化しています(笑)
 このクルーズは海から出発し、写真の橋を潜ると仲間川となります。

 日本に植生するマングローブ林は約600ヘクタールといわれ、その25%、約160ヘクタールが仲間川流域に生育しています。流域一帯のマングローブ林は「仲間川天然保護区域」として国の天然記念物に指定されている貴重な場所です(以上西表島総合情報サイト「iriomote.com」より抜粋)。
 そのため2年前の台風でなぎ倒された木もそのまま放置されています。このツアー最大の目玉は右写真の日本最大「サキシマスオウノキ」観賞です。巨大な板根が特長で、その高さは最高3.1mもあります。

 復路でこの川で取れるシジミを手に取ることができました。大人の握り拳大の大きさに驚き、大自然の力に脱帽です。

 大原港に戻り定期船に乗り換えて小浜島に向かいます。滞在は僅か24時間でしたが、西表島の素晴らしさに大満足しました。

 しかし、この日の海は大荒れ。写真は船窓からの景色ですが、ほとんど水しぶき!揺れもハンパなかったです(^^;)

 なんとか無事に小浜島に上陸。送迎バスに乗って宿に向かい、まずは入口の門です。

 宿はリゾート施設「はいむるぶし」。はいむるぶしとは八重山地方の方言で「南十字星」を意味するそうです。チェックインまで時間があるのでレンタサイクルで島を散策することにしました。

 さて小浜島ですが、NHK朝の連続ドラマ「ちゅらさん」の舞台になった島といえばピンとくる人が多いかと思います。残念ながら私はそのころ(2001年度上半期)まだ朝ドラは見ていませんでしたが、ゆかりの地を少し巡ることにしました。
 写真はドラマの舞台となった「シュガーロード」。とっても素敵な道です。

 シュガーロードの突き当たりが町の中心部。そこに「ちゅらさん」の生家として小浜島ロケで使われていた「こはぐら荘」の建物がそのまま残っています。
 ただし現在は人が住んでいるので建物の中へは入れません。

 中心部から1kmほど自転車をこいでちゅらさん広場に到着。そこから島内最高峰「大岳(うふだき)」の展望台を目指すのですが、海抜99mの高さしかないのに、この階段はかなり急で思いのほか手強かったです(汗)
 息を切らして展望台に到着。

 ここからの眺めは360度のパノラマ。天候がよければ八重山諸島をほとんど見ることができるそうです。

 となりの西大岳にも登ってみました。展望台には左上の「ちゅらさんの碑」があります。左下が先ほど登った大岳、この展望台からの眺めも素晴らしかったです。

 はいむるぶしに戻りチェックイン。施設が広大なため移動はカート(有料)を使います。お得なカート付きプランで予約していて正解でした。

 部屋タイプはオーシャンビュースーペリア。広く快適で眺めも抜群です。

 部屋で一息ついた後はカートで施設巡りへ。左上は私たちの部屋がある「でいご棟」、右上は「海Café&星空Café」、右下がそのビーチテラス、左下がサンセット広場越の「ゆうなの浜」で、どこも素敵でした。まだまだ紹介できないぐらい沢山の施設があります。

 夕食はビュッフェスタイルだったので写真は撮りませんでしたが、食材が良くとても美味しかったです。そして写真の大浴場もカートで移動しました(^^;)

 わずか数kmしか離れていないのに小浜島と西表島は全然雰囲気が異なります。移動距離は少なかったですが、とても充実した2日目でしたzzz
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<12月3日(火)第三日 ~小浜島-石垣島-沖縄本島-名古屋~>

 いつもながら迎えたくない最終日。朝食はバイキングでしたがなんとお好み海鮮丼が用意されていました。ここは北海道?と錯覚に陥りながらネギトロとイクラをたっぷり味わいました。

 チェックアウトし施設を出発時はスタッフがお見送り。バスの中から手を振り感謝です。短いながらも素晴らしいおもてなし有り難うございました。

 後ろ髪を引かれながら小浜港を出発して石垣島へ。

 石垣島離島ターミナルからはレンタカー。空港に無料で乗り捨てられるオリックスさんを予約していました。本島フライトまで4時間あるので、前回行けなかった御神崎(おがんざき)へ。しかし物凄い強風で駐車場から灯台までの短い徒歩がとても難儀でした。

 灯台裏の展望台から海に落ちこんだ断崖を望みましたが、本当に吹き飛ばされそうになりました(^^;)。でも景観は素晴らしかったです。

 続いて川平湾は再訪地。今回はグラスボードを楽しみます。

 川平湾のサンゴは本当に美しいです。色や形が豊富で、たくさんの魚とともに、とても楽しめたクルーズでした。

 最後に展望台から改めて眺めました。前回は良い天気でしたが、曇り空でもやはり美しい海です。

 飛行機で那覇空港に向かい、空港からはゆいレールで首里駅へ。駅から徒歩で首里城に向かいます。痛ましい火災で城内に入れないことは知っていましたが、現状をどうしても見てみたくなり訪問しました。

 城壁路を進んで守礼門を拝んで、そこから歓会門越のショットです。うーん、やっぱり痛ましい。一日も早い復元を祈るのみです。

 これにてすべてのミッションを完了し、ゆいレールで那覇空港に戻ります。そういえば今旅は沢山の種類の乗り物に乗ったなぁと思い、振り返ってみると
「V40(2回)」「レンタカー(2回)」「バス(1回)」「飛行機(4回)」「船(3回)」「遊覧船(2回)」「グラスボード(1回)」「カート(1回)」「レンタサイクル(1回)」「ゆいレール(2回)」と10種類を延べ19回も乗りました。たぶん自己新記録です(笑)

 空港レストランで夕食を摂って中部国際空港からはV40で無事帰宅。ハイドラ上の距離はたいしてありませんが、移動距離としては3800kmぐらいあると思います。

 自分用のお土産としてイリオモテヤマネコのぬいぐるみとミンサー織りの小物を購入。見る度に思い出してまた行こうと思うのが狙いです(笑)
 屋久島、隠岐諸島から今回の西表、小浜島と離島は3回連続。どこも個性的で独特の雰囲気にすぐに呑み込まれ、素晴らしい思い出を残してくれました。
 2019年の長距離はこれにて終了ですが、来年も離島シリーズを続けたいと思っています。

 長文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
Posted at 2019/12/15 06:12:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 絶景 | 日記
2019年11月11日 イイね!

隠岐!V40で感激走

隠岐!V40で感激走 みなさん、こんにちは!

 11月9~11日の3日間、V40で島根県の隠岐諸島を巡ってきました。
 交通手段で迷いましたが、いろいろと調べているうちに隠岐汽船がお得なマイカープランを用意していることを知り、船便や現地レンタカー、さらに宿泊手続き等の煩わしさがほとんどないことが決め手となり、憧れの地をV40で楽しみました。
 恥ずかしながら隠岐とは隠岐の島1島だけだと数ヶ月前まで思っていました。正確には「隠岐諸島」と呼ばれ、「島前(どうぜん)」と「島後(どうご)」で構成されています。島後は円形の島後島1島だけで、こちらが隠岐の島(町)となります。島前は中ノ島(海士町)、西ノ島(町)、知夫里島(知夫村)の3島を指します。

 タイトル写真は西ノ島・国賀海岸の景勝地「摩天崖」で出会った放牧されている馬たちです。

<11月9日(土)第一日 ~名古屋-松江-七類-島後~>

 フェリーは午前9時に島根県松江市の七類港出航。絶対に遅れることはできないので、午前1時過ぎに自宅を出発。当然早く着きすぎたので、宍道湖方面に寄り道してCP未取得の「佐太神社」で参拝(^^;)
 今旅の無事を祈願しました。

 20kmほど走り七類港に到着、乗船手続きをしてクルマの誘導を待ちます。隠岐汽船は3隻のフェリーと1隻の高速船を所有。島後に最速で到着できる「おき」にV40で乗り込みます。

 今旅で一番のサプライズは3回の乗船すべてで最上級の特別室が割り当てられていたこと。こんな船旅は初めてで、最初は落ち着きませんでした(笑)
 事前予約のオフシーズンとはいえ、隠岐汽船さんの粋な計らいに感謝あるのみです。

 七類港から出港!格好良いメテオプラザの景観を海側から楽しみます。

 島後まで約2時間30分。特別室は客室の中で最前部にあり、島後到着が迫っていることを部屋から確認できます。すこぶる快適な船旅です。

 島後・西郷港に無事到着。そのままV40で隠岐ファーストCPとなる「隠岐空港」へ。

 グレーCPが目に付いたので「銚子ダム」にも立ち寄りました。ダムカードもゲットできラッキーと思っていましたが、ここから名水CP「壇鏡の滝湧水」に向かったルートが今旅唯一の失敗かもしれません…。

 県道から林道に入って向かっていましたが、かなり手前でCPをゲットできたため、途中で次の目的地「那久岬」方面に折れてしまいました。しかしこの林道はほとんど整備されておらず落ち葉と枝で道路がほぼ埋め尽くされている酷道でした。写真は県の観光連盟から拝借した「壇鏡の滝」。行かれる方は海側から一本道で向かうルートをオススメします。

 那久岬に到着。まずまずの眺めですが、苦労して訪問した割には・・と正直思ってしまいしました。

 島外周を北上して「油井の池」です。湿地の池は島後形成時の火山の噴火口と伝えられていて、貴重な動植物が数多く生息しているそうです。

 事前リサーチで昼食は「志母うどん」さんと決めていました。讃岐うどんの出汁が絶品、さらに取れたての魚をリーズナブルなお値段で調理してくれます。お刺身もとても美味しかったです。ただ、お店を探すのに苦労するかもしれません。

 重栖湾中央にある切り立った海岸線をつなぐ「福浦トンネル」です。最初はハンマーとノミを使って掘っていたそうです。写真は北口で通行止めとなっています。

 県道から細いクネクネ道をかなり進んでローソク島展望デッキ駐車場に到着。島後一の観光スポットといわれる「ローソク島」を眺めます。海から約20mの高さでそびえ立つ奇岩、夕陽を頂上に合わせた写真をよく見かけます。観光船で近くを周遊できるそうですが、10月末まででした。

 この展望台からは馬背(うまのせ)島の景観も楽しめ、こちらも見事でした。

 R465まで戻りCPとなっている隠岐国一宮「水若酢神社」で参拝。

 島後北端まで進んで「白島展望台」からの眺めです。海触による断崖とアルカリ石英粗面岩の白い岩肌が美しく自分では島後一の景観と感じました。先月訪問した浄土ヶ浜と似ています。

 外周路(R465)を南東に進んで山中をしばらく走って「トカゲ岩」です。いやぁこれはまさしく崖を垂直に登るトカゲです。頭から尻尾の先までで26mあるそうです。

 海側に戻って「浄土ヶ浦」です。10種類以上の岩石が狭い範囲に分布し、海岸は複雑に入り組み変化に富んだ景観です。

 この日最後の訪問は「佐々木家住宅」。隠岐造りと呼ばれる隠岐独特の建築様式で、身分の違いや用途によって使い分けられる玄関が三つあることが最大の特徴です。日没の時間でしたが入場料を払ってたっぷりと中を案内してもらいました。

 初日の宿は隠岐プラザホテル。紫のアメジストがお出迎え(笑)

 風呂に浸かり楽しみな夕食タイム。プランでは「しまどれ桶盛り海鮮会席」となっていましたが、とにかく魚が新鮮で美味い! 写真の料理ほか食べきれない量を美味しくいただきました。

 食後はいつもながら体力の限界。七類港までの距離を差し引くと島後島内での走行距離は170kmぐらいですが、ほとんど険道なのでかなり疲れましたzzz
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<11月10日(日)第二日 ~島後-島前・中ノ島-島前・西ノ島~>

 2日目の天気は雲が多めながらまずまず。ホテル廻りを早朝散歩です。まずは天神橋からホテルをパチリ。このアングルだと格好いいです。

 ホテルの隣「水祖神社」で参拝。

 ホテル最上階のレストランはガラス張り。朝の港の景観を楽しみながら朝食です。

 慌ただしくチェックアウトして、島前に向かうべくフェリー「しらしま」に乗り込みます。

 西郷港(写真)を出航して島後とお別れ、島前・中ノ島まで1時間の船旅です。あっ、こちらも特別室です(^^;)

 菱浦港に到着し、2日目最初の訪問地は「隠岐神社」です。御朱印をいただこうと思いましたが住職不在の時間と重なってしまい残念。

 狭い道をひたすら東進して「明屋海岸」です。写真は屏風岩で、ハート型の穴が開いているのが確認できます。なので最近は「ハート岩」とも呼ばれているそうです。

 島沿いに南下して名水CP「天川の水」です。これにてハイドラの目的は達成、名水コンプまで残り1つとなりました。

 中ノ島西北端まで走って「木路ヶ埼灯台」へ。今旅では行けなかったのですが、知夫里島を見渡すことができました。

 菱浦港に戻るため北上して中ノ島最後の訪問地「七尋女房(ななひろにょうば)岩」です。高さ6m、幅2m、なんとも言えない表情の奇岩です。ゲゲゲの鬼太郎の水木しげる先生が海士町を訪れた際、七尋女房岩にそっとふれたところ霊気を感じたと看板に書いてありましたが納得です。この島最大のヒットスポットだと自分では思ってます(笑)

 設定時間前に菱浦港に戻れたので、事前リサーチしていたターミナル前の「島生まれ島育ち 隠岐牛店」で隠岐牛三品盛のランチをいただきました。隠岐牛は島前のあちこちで放牧されているのですが本当に美味です。次に向かう西ノ島で美味しさの秘密が分かりました。

 島前での島間移動は内航船を使いました。写真の「フェリーどうぜん」でV40とともに西ノ島に向かいます。

 わずか3時間の滞在で中ノ島・菱浦港を出発。でも次の西ノ島までたった15分です。

 西ノ島・別府港から上陸後、まず向かった先は予定外の「美田ダム」です。グレーが気になってつい立ち寄ってしまいました(^^;)。これにて隠岐諸島CPフルコンプです。再び別府港まで戻り、島前集合庁舎でダムカードをゲットしました。

 続いて難所の「焼火(たくひ)神社」へ。写真の入口地点まではクルマで行けます。

 焼火山中腹までまずはひたすら階段を登ります。中々の急勾配でかなり脚にきます(汗)。ところどころで右上写真のように視界が開け勇気づけられます。階段がなくなると勾配も弱まりハイキング気分に変わります。巨大な石垣が現れますが無人の社務所が建っていました。さらに進んで右下ご神木と対面すると本殿はもうすぐです。

 ついに本殿に到達!岩にめり込み、ただならぬ威厳を感じます。焼火神社は隠岐島の社殿では最も古い建築とされており、国の重要文化財に指定されています。日本海の船人に海上安全の神と崇められているそうです。

 瀬戸山トンネル→西ノ島大橋と抜けて「由良比女神社」です。イカ寄せの浜に面し、隠岐一宮です。なお焼火、由良比女両社の御朱印は別府港の西ノ島町観光協会でいただけます。

 さて、ここからが絶景ドライブの始まり! 鬼舞スカイラインで南下、標高はさほどありませんが素晴らしい天空の道です。

 「鬼舞展望所」から西ノ島南端を望む眺めです。

 いったん下って「三度埼灯台」に向かいましたが、下の港からでは灯台は見えませんでした。狭い道を苦労して走ったのですが・・

 再び登って次は赤尾スカイラインを走ります。赤尾展望台から国賀海岸方向の眺めです。

 その国賀海岸に向かう途中で隠岐牛の群れと遭遇。仔牛を連れているせいかちょっと威嚇されましたが、悠然と歩いています。隠岐牛の旨さは、このストレスフリーの放し飼い環境にあるのだと思いました。

 国賀海岸の駐車場に到着、ここからは徒歩で散策です。少し下りて奇岩群を一望。あまりの絶景に衝撃を受けました。

 左上は国賀神社、右上は散策路から望む摩天崖で海抜257mの大絶壁です。左下はここでのハイライト観音岩を東側から、右下は観音岩のクローズアップです。観音岩は日が沈むころに、火が灯ったろうそくに見えることから「ローソク岩」とも呼ばれています。

 もう一つの目玉はこの「通天橋(つうてんきょう)」。海に大きくせり出した岩石の中央部が海蝕作用によって抉り開けられたそうで、大自然の造形美にただただ酔いしれました。

 散策路でも行けるのですが時間がかかるので「摩天崖(まてんがい)」にはクルマで向かいます。駐車場から崖の先端を目指して歩くとお馬さんがお出迎え。馬もこの辺りでは放し飼いの放牧です。大変見晴らしが良いため第二次世界大戦中の旧日本軍監視所跡があります(左下)。右下は東方向の景観です。

 ハイライトは先ほどの奇岩群と赤尾展望台方向の景観です。言葉は要りません。

 この日最後の立ち寄り地は「外浜海水浴場」。こちらの岩肌も迫力がありました。

 西ノ島の宿は「国賀荘」。高台にあり部屋の海側は全面ガラス張り、寝転んでも景色を楽しめます。

 夕食は国賀料理がドーン。定番?の刺身、隠岐牛のほかアワビ、岩牡蠣など超盛沢山で“苦しい幸せ”を堪能しました。

 2日目2島での走行距離は145km。特に中ノ島は駆け足でしたが、ほとんどセンターラインのない道を良く走りましたzzz
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<11月11日(月)第三日 ~島前・西ノ島-境港-鳥取-名古屋~>

 ついに最終日、朝食を摂って西ノ島最後の訪問地は「黒木御所」。倒幕に失敗し、隠岐島配流となった後醍醐天皇の行在所と伝えられる場所です。皇室では後鳥羽上皇もこの地で幽閉されています。

 すべての旅程を終え、別府港・西ノ島町観光協会で焼火権現のブロンズ像を発見。水木先生が頭をなでると船に酔わなくなったそうです。この日は高速船が運休になるほど、日本海は強風で時化ているとの情報が入っていました。

 2日目と同じ「しらしま」が定刻通り入港してきました。本土の到着先は鳥取県の境港です。ただし乗船時間は3時間に延びますが特別室なので(しつこくてスミマセン)気になりません。

 今回上陸できなかった知夫里島の来居港に入港して、いざ本土に向かいます。

 乗船時に「相当の揺れを覚悟してください」と言われましたが、本当に物凄く揺れました。水しぶきが窓にどんどん飛んできます。

 何とか本土に入り、美保関を回り込むと揺れは嘘のようになくなりました。境水道大橋の真下からパチリ。焼火権現効果か?船酔いせずに境港に無事到着。

 行きと同じ道ではつまらないので、しょうがなく?鳥取県の未取得CPを取りながら帰ることにしました(^^;)。まずは湯梨浜町「倭文神社」を参拝。

 ランチを鳥取市「道の駅 西いなば 気楽里」に立ち寄りました。この後の「宇倍神社」はCPだけ取得して鳥取道-中国道経由で名神に入ります。

 さほど渋滞はなく無事に帰宅。素晴らしい3日間の旅は幕を閉じました。

 旅行を計画するまで「隠岐」といっても私の中では“島流しの地”のイメージぐらいしかなかったのですが、実際に訪問した今では「歴史と景観と食」が完璧にそろっている至高の島々と断言できます。
 最近は訪問地で記念品を購入するのですが、今回はチョコレートだけ。そう、もう一度必ず行こうと思ってます。
 そしてM1となった昭和の名水CPは北の離島。こちらも来年五輪前にはコンプを目指します。

 長文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
Posted at 2019/11/15 17:58:59 | コメント(4) | トラックバック(0) | ハイドラ | 日記

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