
みなさん、こんにちは!
9月11~13日の3日間で山口、岡山県を中心にGoToTravelを楽しんできました。前回に続いて一ヶ月近く前の旅記公開ご容赦ください。
山口県はほぼくまなく回っているのですが、分単位の慌ただしい移動しかしておらず、しかも5年前に泊まった宿は夜間の水漏れで眠れなかった苦い思い出。今回は両方のリベンジを果たすべく、湯田温泉の「松田屋ホテル」さんに宿泊することを起点にプランを組み立てました。
帰路も岡山県美作三湯のひとつ、湯郷温泉に泊まってノンビリと長距離ドライブです。
タイトル写真は秋吉台カルストロードの一コマです。
<9月11日(金)第一日 ~名古屋-下関-長門-美祢-湯田温泉~>

さすがに山口は遠いので午前3時に出発。途中で100,000kmのキリ番を見逃したのは内緒です(笑)
進行方向に大雨警報が発令され、広島-岩国間では土砂降りに見舞われましたが、山口市内に入ると小降りとなり高速を降りて第一目的地の「角島大橋」到着時は薄日が差してきました。
素晴らしすぎる! この橋はやっぱり“ドライバーの聖地”と感じます

じっくり見た後はV40で走り角島へ。

早めのランチお目当ての店が朝の大雨で臨時休業でしたが、付近の「つのしま食堂」さんで海鮮丼をいただきました。朝獲れた新鮮な魚はとても美味しかったです。

本土に向かう風景も素敵でした。5年ぶりの角島大橋を後に日本海沿いを進みます。

30kmほど東進して長門市の「元乃隅稲成神社」へ。こちらも5年ぶりの再訪ですが、周辺道路や駐車場がきっちりと整備されていてビックリ。
でもコロナ禍で投げ賽銭が休止中でリベンジならず残念。お決まりの参拝順で高台から鳥居を潜りながら海方向へ下っていきます。

うーん、この景観は何度見ても感動を覚えます。

さらに20kmほど東進して「道の駅 センザキッチン」です。新規道の駅として唯一狙って取りに行ったハイドラCPです。

駅のデッキから望む海の景観もまずまずでした。

30kmほど南下して秋吉台カルストロードを走ります。

天気がイマイチですが、道路沿い駐車場からカルスト台地です。

秋吉台展望台からもう一枚。ここには前回行かなかったので少し新鮮なカルストの景観です。

そして秋芳洞へ。前回は時間がなくて入れず、リベンジです。

鍾乳洞の入口の景観、ワクワクします。

秋芳洞は、秋吉台国定公園の地下100~200mにある鍾乳洞で、日本最大規模を誇ります。約1kmの観光路が整備されているのですが、実際に歩いてスケール感に圧倒されました。

今回自分では一番目を惹いた「黄金柱」です。突き当たりの引き返し地点と思っていたのですが、さらに奥には「クラゲの滝登り」があったようです。またやらかしてしまった(笑)

山口市内に進み「保寧山 瑠璃光寺(ほねいざん るりこうじ)」です。
写真は正門から入ってすぐ右手の池越しにそびえる国宝の五重塔。京都の醍醐寺、奈良の法隆寺のものとならび日本三名塔の一つと言われています。これも素晴らしい!

本堂で参拝し、初日の観光地巡りは終了。

市街を10分ほど進み宿の湯田温泉「松田屋ホテル」さんに到着。まずは温泉に浸かりました。

松田屋さんは維新の志士たちが語り合った場所としても知られ、敷地内の庭園が国の登録記念物(文化財)に登録されています。ゆっくりと散策しました。

庭園隅の「西郷・木戸・大久保会見所」です。多くの維新の志士が宿に集い、夜ごと密議を繰り広げ湯に浸かり疲れを癒したといわれています。

お楽しみの夕食は鱧&和牛ステーキがメインのコースを注文。写真は最初に出てきたものからですが、あまりにも美味しくて後半は写真を撮るのを忘れてしまいました(笑)
再度温泉に浸かって初日は終了ですzzz
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<9月12日(土)第二日 ~湯田温泉-安芸太田-真庭-美作湯郷~>

朝も温泉から始まります。このホテルには沢山の風呂があるのですが、家族風呂となっている「維新の湯」を独り占め。徳川幕府末期1860年につくられたそうで、歴史的文化財となっているそうです。

のんびりと美味しい朝食をいただいてチェックアウト。維新の志士が集い、三百余年を守り続けた歴史を感じさせながら、リニューアルにも意欲的。部屋はとても清潔でトイレなどは最先端の機器、Wi-Fiもとても快適でした。さすが山口県で屈指の人気を誇るホテルだと実感。
GoToの恩恵で今回はとてもリーズナブルに泊まれましたが、また利用したいと強く思いました。

中国道を広島方面に東進し懐かしの戸河内ICで降りて安芸太田町に入ります。お目当ての場所付近で下調べしていた「きっちんたまがわ温井店」でコーヒーブレーク。雰囲気の良い店で本当はランチでもと思っていましたが、朝を食べ過ぎました(笑)

そして「温井ダム」へ。雨の中立ち寄りましたが管理人さんの話では、今年は滅多に放流はしていないそうで「ラッキーですよ」と言われました。

さっそく見学へ。アーチ式ダムとしては黒部ダムに次ぐ日本二番目の高さ156mを誇ります。素晴らしい大迫力の放流を拝むことができました。

さらに中国道を200kmほど走り、岡山県真庭市へ。向かった先は「神庭(かんば)の滝」です。

公園内に入ると整備された歩道を進み、まずは「玉垂の滝」です。岩肌をつたって流れ落ちる水滴が水晶の玉のようなことが名前の由来だとか。

実はこの地、ニホンザルの生息地としても有名なのだそうですが、この日は残念ながら「山へ帰りました」との看板が。気を取り直して奥へ進むと滝が見えてきました。

滝壺付近で間近から「神庭の滝」の迫力を味わいました。高さ110m、幅20mの中国地方随一のスケールを誇る「日本の滝百選」にも選ばれた名瀑です。

美作まで60kmほど走って湯郷(ゆのごう)温泉宿の「竹亭」さんへ。部屋に案内され温泉街を一望。なかなか良い景観です。
湯原温泉・奥津温泉と合わせた美作三湯は西日本有数の温泉スポットです。

ウリの竹林に囲まれた露天風呂に浸かり疲れを癒やしました。“美人作りの湯”と呼ばれているそうですが、もう年なので効果はいかに・・(笑)

館内施設や部屋でのんびりとくつろぎ美味しい夕食をいただきました。写真はノンビリしすぎてこの一枚だけです(^^;)
食後はもう一風呂浴びてウトウトとzzz
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<9月13日(日)第三日 ~美作湯郷-智頭-赤穂-名古屋~>

いつもながら迎えたくない最終日の朝はまずまずの天気。
温泉と朝食を済ませ「竹亭」さんをチェックアウト。この宿でも湯ったりノンビリ過ごせ、とても満足しました。

まず向かった先は40kmほど離れた鳥取県の智頭駅。最近は行き先付近のローカル線乗り鉄が定番になりました。
智頭急行は鳥取から兵庫に向かう最短路線なのですが、三セク鉄道です。特にカッコイイ特急車両の「スーパーはくと」が人気ですが、妻は写真の各停で終点の上郡駅までレッツゴー!
ちなみに全区間を乗る場合、一日乗車券を購入した方がお安いです。

智頭急行には特急のほか、名物駅があります。智頭駅から一駅目の「恋山形」です。あっ、乗り鉄は妻だけで私はV40で上郡に向かったのですが、この駅にクルマで乗り入れるのはかなり危険です(経験者談)
というわけで写真の上2枚駅外観は私、下は妻の撮影です。いかにも感がこれほど漂う駅はある意味珍しい(笑)、縁結びや恋愛成就のパワースポットとして知る人には知られているようです。

続いて美作市に戻り「宮本武蔵」駅です。こちらは妻撮影です。付近に宮本武蔵の生誕地伝承があることから命名されたそうです。

終点の兵庫県「上郡駅」で妻を拾って、赤穂市の赤穂大石神社へ。ここも再訪ですが、その時はバッジだけで初めて赤穂義士47人の石像をまじまじと見ながら参道を歩きました。

本殿で参拝し、御朱印をいただきました。忠臣蔵のふるさとを謳っていますが、悪役となった吉良は愛知なのです。

そのまま隣の赤穂城へ本丸門から散策です。

天守台からの眺めはなかなかの絶景でした。

すべての観光を終え、ランチは下調べしていたお城付近の「かましま水産 赤穂店」へ。一番人気の「忠臣蔵御前」を注文、生、蒸し、フライ、ご飯からお吸い物とすべて牡蠣づくし! 味も良く、これで1500円はとてもお値打ちでした。
山陽道・赤穂ICから真っ直ぐ名古屋へ無事帰宅。久しぶりの2泊3日ドライブは無事終了。
GoToキャンペーンの恩恵で上質な宿での滞在時間を長く取れて、とても充実した旅となりました。また今回訪問地はどこもしっかりとコロナ対策を取っており、安心して楽しめました。
今後もきっちりとした対策を心掛け、可能な限り旅を続けたいと思っています。
長文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。