
みなさん、こんにちは!
11月6、7日の一泊二日で岡山から徳島、そして神戸と巡ってきました。
またまたGoToの恩恵を受け「紅葉」「芸術」「食」と秋のシーンを味わい、とても不思議な“世界一”の乗り物も体験。
旅行では初めて徳島県に宿泊したのですが、祖谷(いや)~素晴らしかった!
タイトル写真は祖谷渓の小便小僧とV40の華麗?なコラボです。
<11月16日(金)第一日 ~名古屋-高梁-祖谷~>

今旅のプランを練るときに、四国入りルートについて悩みました。最短は明石海峡大橋ですが、往復使うと味気ないので瀬戸大橋から入ることにしました。そこで思いついたのが、備中松山城の雲海リベンジ。5年前はタッチの差で拝むことができなかったので、四国入り前に立ち寄ることに。
午前7時過ぎに展望台に到着。前回より道路がだいぶ整備されていました。

展望台に登り、備中松山城を望みます、、、結果はリベンジならず。冷え込みが緩く、お城付近まで雲が届かなかったようです。またいつかチャレンジしようと思いました。

当初は岡山での立ち寄り地をいくつかピックアップしていましたが、直前に発見した祖谷の“世界一”を組み込んだため、久しぶりの瀬戸大橋を渡って四国IN!

川之江JCTから徳島道・井川池田ICで降りて、R32から県道32号に入りました。なかなか強烈な“険道”でしたが平日午前中ということもあり、ほとんどクルマとすれ違わずラッキーでした。
この険道最初のスポットは「祖谷渓展望台」。写真のとおり、だいぶ色付いていて良い眺めです。

さらに数分南下して「祖谷渓の小便小僧」です。絶景ですが、私には真似する勇気はありません(笑)

祖谷のかずら橋を通過してそのまま険道32号を進んで、酷道439号と合流。このルートは4年前に経験済みなので、さほど手こずりません。
東祖谷まで進み、目的地の「いやしの温泉郷」に到着。

宿泊施設を通過すると駅舎が見えてきました。そう、これが今旅メインの乗り物「奥祖谷観光周遊モノレール」の発着駅です。

前後2人乗りの可愛い車輌ですが、全長4600m、高低差590m、最大傾斜度40度、最頂標高1380m、これらすべて(観光用モノレールとして)世界一なのだそうです。
制御システムの関係で最短4分の間隔が必要だそうで、待ち時間のあいだに命綱?のトランシーバー使用法についてレクチャーを受けます。

いよいよ出発! 所要時間65分ということは平均時速4km/h強と人の歩く速さぐらいです。その通りノンビリとひたすら登っていきます。おかげでゆっくりと景色を楽しめます。
乗り物は普通、スピードに恐怖を感じますが、この乗り物は止まってしまうんじゃないかという恐怖を味わえます(笑)

基本、林の中を進むのですが所々で視界が開け、線路(軌道)の上を走っている強烈な違和感が、紅葉と相まって堪りません。

左上が山頂の景観。ここからは下りに入ります。写真ではお伝えできないのですが、下りの傾斜は強烈でシートベルトをしていないと落下しそうです。まさかこのスピードでベルトの恩恵を受けるとは思いませんでした。
というわけで一時間強の“登山散歩”は終了。メチャ楽しめました!

駐車場に戻って色付いた山を収め次の地に向かうのですが、ここでV40屋根の上にスマホを置いたまま発進してしまいました。10分ほど走って気付き、すぐに戻って探したのですが見つかりませんでした。この時は天国から地獄に落っこちた気分でした。なのでこの写真がiPhone撮影最後の写真です。

気を取り直して昼食に「祖谷そば」を食べて、宿に一旦立ち寄り「徳島で得するケン」をゲットしました。宿のプランに付いていたモノで夫婦で1万円分あります。
そこから大歩危小歩危に向かい「大歩危峡まんなか」という施設へ。

得するケンで遊覧船乗船料を支払い眼下の船に向かいます。考えてみれば最近は良く電車クルマ以外の乗り物に乗るようになりました。GoTo効果ですね。

遊覧船に乗り込み出航!間近に見る白い岩肌は迫力があります。左下は名物の「ライオン岩」で、それらしく見えないこともありません。

メインは折り返し点をチョイス。左上の三角形鉄骨は遊覧船を吊り上げる設備だそうで、吉野川が暴れ川に変貌時の避難やドックとして使用するそうです。

宿へのチェックイン前に近くの観光名所「祖谷のかずら橋」へ。紅葉がいい感じですが人が多く、橋を渡るのは諦めました。

宿は「祖谷渓温泉ホテル秘境の湯」。部屋は本館最上階の特別洋室(写真はHPより拝借)。チェックイン後はすぐに温泉へ。

料理はこんな感じです。鷄、豚、牛すべて徳島産で魚は近辺で獲れたアマゴでした。とても美味しくいただきました。
食後は部屋のマッサージチェアでまったりとして、そのままウトウトzzz
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<11月7日(土)第二日 ~祖谷-美馬-阿南-鳴門-神戸-名古屋~>

いつも通り暗いうちに目覚め朝温泉から部屋に戻って、窓から眺める景観は幻想的でした。

美味しい朝ご飯をいただきチェックアウト。かなり贅沢な宿泊プランながらGoTo効果で、とてもリーズナブルに利用できました。

R192で土讃線一両編成列車と併走しましたが、思いのほかスピードが速くぶっちぎられました(笑)

この日の第一目的地はハイドラ未取得CPでもある美馬市「道の駅 みまの里」です。

徳島道で徳島ICまで進み、R55をひたすら南下して阿南市の津峯スカイライン入口です。県内の移動でここまで140km、徳島県の広さを感じます。

クネクネ登って頂上付近の駐車場から絶景が拝めるはずでしたが、、何も見えません(泣)

目的はハイドラCP「津峯神社」ですが、駐車場からでは取得できません。はい、得意?の石段上りです(^^;)

CPは半分ほど登ったあたりでゲットできましたが、もちろんちゃんと登り切って参拝しました。

境内を下りると登山道らしき階段を発見。ハイドラの猛者たちはきっとこの道を・・。

実は少し下ると景色は見えたのです。悔しいので海側の景観をパシャリ。

徳島まで戻って鳴門市へ。得するケン消化プランとして鳴門公園内「大塚国際美術館」をピックアップしていました。それにしてもものすごいスケールで、入口からまずはこのエスカレーターを上ります。新御茶ノ水駅を思い出しました(笑)

エスカレーターを上りきるとB3Fです。正面には巨大で美しいシスティーナ・ホール。たぶんみなさん、このホールだけは見たことがあると思います。

一昨年大晦日の紅白でサプライズとして米津玄師が歌った舞台です。徳島県出身なのですね。

大塚国際美術館は敷地面積66,630㎡、山を建物としたような施設は延床面積29,412㎡、地下5階・地上3階とまさに巨大アートな世界。
地下3階から地上2階までの5フロアに「2000年たっても色あせず、作品に忠実に再現された陶板名画が1000点余り展示されているそうです。
絵画に疎い私にとってはただ凄いとの感想しかないのですが、モネの睡蓮、ダヴィンチのモナリザなど一通り鑑賞しました。

淡路島のご贔屓パン屋さんでパンを購入し、明石海峡大橋を渡って神戸メリケンパークオリエンタルホテルへ。地域共通クーポン消化プランとして、レストラン「サンタモニカの風」でディナービュッフェを予約していました。
海側の席で和洋中の美味しい料理を良い雰囲気でいただきました。

おなじみのハーバーランドの夜景を収めて帰路に就き、順調に帰宅。今回もとても思い出深い旅となりました。
後日談として紛失したスマホは徳島県警から落とし物として郵送返却され、おかげでこのブログ前半の写真を掲載できました。めでたしめでたしですが、連絡が入ったのはiPhone12を購入した後でした(笑)
2020年のV40ロングドライブはこれで終了、でも12月は他力で出かける予定です。やっぱり旅は最高です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。