
ガラクタ部屋でCDが聞ければと、中華製の安いアンプを買って使ってます。
LEPYのLP-268です。レイピーって読んでましたがリーパイと読むそうです。
まんま中国語ですね。
30年物のパイオニアのCDデッキにつないで使っていましたが、安っぽさは否めません。
コンデンサーを交換すると音が良くなるとのことなので、ダメもとでチャレンジしてみます。
オーディオは好きなのですが、専門的な知識は無いのでネットで紹介されている情報をもとにします。勉強しろってことなんですが・・・
まずは分解して使われているコンデンサーを調べます。
使われているコンデンサは耐電圧が低めだった為、耐電圧が25V以上の物で場所によって容量も少し上げたものをリストしておきました。
たまたま秋葉原に仕事で行くときがあったので、コンデンサーを調達してきました。
ニチコンのオーディオ用電解コンデンサ(FGシリーズ・KZシリーズ・KTシリーズ)とオペアンプ(MUSES8820)
オペアンプは400円ほどしましたがコンデンサは1つ100円もしないのでこれだけ揃えても1000円かかりません。
交換作業開始です。
基盤についているコンデンサーのハンダを半田ごてで溶かして外します。
ハンダ吸い取り線で古いハンダを吸い取った方がいいのかもしれませんが、熱で周りの部品が壊れそうだったので、外すコンデンサーを引っ張りながら、片足ずつハンダを一瞬溶かしてずらしを交互に少しずつ実施して外しました。
ただこの方法だとコンデンサーが外れても穴がハンダでふさがったままなので

取り付け穴よりちょっと細いドリルでハンダに穴をあけて新しいコンデンサを取り付けます。
電源周りのコンデンサ3つ交換完了。
続いてオペアンプを交換します。
C9のコンデンサが邪魔なので外しておきます。
標準装備のオペアンプは基盤に直付けでしたが、ICソケットを付けてオペアンプ交換可能にしました。交換しないと思いますが・・・
周りのコンデンサを交換したら、ソケットにオペアンプをセットします。
交換完了。
無事、動作しました。
今回、24インチの安物TVを購入したので、セッティングします。
TVを壁にかけるため、ブラケットを取り付けます。
PC用のブラケットを熱帯雨林で購入したらサイズが小さく付けられなかったので、板を挟んで取り付けます。どっちにしても外部入力端子が後ろ向きなので、RCAケーブルのコネクタ分隙間を開けなければいけなかったので、ちょうど良かった?
電源タップはこの位置に設置します。
とりあえず設置できました。
アンプはこの位置に設置。
LEPYのアンプは入力端子が1つしかないので、AVセレクターも設置。
DVDレコーダー、MDデッキ、TVのシステム完成。
DVDレコーダーは2003年製パイオニアのDVR-515
当然ながらアナログチューナーなのでTV録画はできませんがDVD、CDプレーヤーとして使うので問題はありません。しばらく仕舞ってあったものを引っ張り出して接続しましたが、しっかり動作しています。
MDデッキはライフにはMDチェンジャーで音楽をかけているので、その為の録音用です。TEACのMD-5MKⅡ
TVはSUNRIZEの24インチ
音はショボいですが、そこそこ奇麗に映ってます。
コンデンサーの交換効果ですが、基本的に大きな差はありませんでした。
効果確認の為、TREBLEとBASSのレベル位置を交換前と同じにして聞いてみたところ、音がより細かく鮮明になったかなぁ?って感じでした。
交換前のTREBLEとBASSのセッティング位置はTREBLEがメモリ7
BASSがメモリ4でちょうどいい良く、TREBLEを高くするとシャカシャカしてしまい、BASSを上げるとただコモルだけって感じでしたが、コンデンサの交換後は、TREBLEがメモリ8、BASSがメモリ7へ変わりました。
コンデンサの効果かと思いますが、TREBLEとBASSの効果がしっかりと効くようになったように感じます。高域は鮮明に低域はパワフルにって感じです。何となくですが・・・良くなったと信じたい。
アンプの電源スイッチを入れるとボンという音(ポップノイズ)があったのですが、これが消えました。電源部のC1を16V2200μF→25V3300μFへサイズUPしたのが効いたようです。
たいして金額もかからないのでやってよかったかな。
またこのアンプは電源スイッチを切っても数mAですが通電しているそうなのでスイッチ付きの電源タップでACアダプターのところでOFF/ONできるようにしています。
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Posted at
2019/08/23 00:17:21