愛車の経歴を知る

現在の愛車、Y31セドリックセダンはワンオーナーと言われて購入しましたが、それを示す明確な証拠は無く、外装の状態も悪いことから、前オーナーの時代にどのような環境で使われていたか気になっていました。

詳細登録事項等証明書を取得すれば、最初の登録から名義変更、抹消まで全て記載されているので、愛車の経歴を知ることができます。

ということで、管轄の陸運局に行ってきました。

陸運局は初めて行きましたが、窓口にいるのはつなぎ姿の車屋さんばかりで、場違い感たっぷりで最初は逃げ出したくなりました。

手本を見ながら申請書類を記入し、職員に何度か不備を指摘されながらも、無事受理されました。

個人情報の塊のような書類なので、登録番号と車体番号に加え、申請理由も必要なのですが、本人名義の車で車検証も手元に準備していたため、愛車の経歴を知りたいということで問題ありませんでした。

暑苦しい雰囲気（雰囲気だけでなく冷房が入っていなかったので本当に暑かった）の中、数十分待った後、無事書類が取得できました。

判明したことは、

2002年7月29日、静岡県の港町で新規登録。
2013年3月に一時抹消されるまで個人ワンオーナー。

抹消から2014年2月に私が購入するまで公道用ナンバーを取得した履歴が無いので、1年近くオークション会場や車屋をさまよっていたようです。

使用者は個人ですが、所有者がディーラーなので、オートローンを利用して購入したのでしょう。
ちなみに販売元の東海日産モーターは2003年に静岡日産自動車に吸収され、もう存在しません。

初代オーナーが使用していた場所は、海が家から見えるぐらい近い場所で、潮風に晒される厳しい環境だったことが予想されます。
確かにこれなら屋根の塗装が剥げても仕方ないですね。