クラコンオフin富士（コンフォートその2）

原田さんの2012年式TSS11スタンダードです。

コンフォートの個人所有は教習車仕様のガソリン車が多く、タクシー仕様で2008年以降のTSS系となると珍しいです。

ホイールキャップはメーカーオプションで、スモークフィルム以外外装には手を加えられておらず、タクシー会社のゲタ車感があります。

走行距離は30万km台で、10年落ちのタクシー上がりにしては少ないです。

タクシー仕様は運転席のみエアバッグが装備されており、助手席はタクシー用装備取り付けの関係で全車非装備です。

トランスミッションは4速ATです。
タクシー仕様では当世代になるとATが圧倒的多数でMTはかなり珍しいです。

スピードメーター左隣にはタコグラフ装着スペースが確保されており、当車はデジタル簡易無線用スピーカーが設置されています。

サンバイザーはスタンダードの場合、運転席側のみ標準です。
タクシー仕様ではマップランプの代わりに運転席側のみ照らす日報灯が装備され、ルームミラーも1段となります。

教習車仕様では助手席のみランバーサポートが装備されますが、タクシー仕様では運転席のみ装備されます。

シートはビニール張りです。
当世代まで後席中央シートベルトは2点式です。

窓の開閉は全ドア手動式で、自動ドアは機械式です。
タクシー仕様のみの装備として、ドアの開放表示が表記されています。

エンジンルームです。
搭載エンジンは直列4気筒DOHC LPGの1TR-FPEです。

スタンダードはボンネット裏の遮音材が非装備となります。

トランクルームにはLPGタンクが搭載されていますが、カバーが装着されており、残量計のみ見えるようになっています。


コンフォートGT-Zです。
教習車仕様のSXS13Yをベースにスーパーチャージャーを搭載したチューニングモデルでごく少数が生産されています。

いずれもクラウンセダン用テールランプに交換されており、黒い方はサイドターンランプ付きのフェンダーに交換されています。

ちなみに3連メーターを搭載する関係でハザードスイッチはタクシー仕様と同じでウインカーレバー先端に装備されています。