YXS10のブログ一覧

次はコンフォート系です。
コンフォートは去年は2台しか参加しませんでしたが、今年はもう少し増えました。

ジョーさんのTSS13Yです。

ガソリン車の個人所有では珍しいAT車で、TSS系クラウンセダン用ホイールキャップとドアサッシブラックアウトテープが装着されています。

内装はクラウンセダン用モケットシートに交換され、ウッドパネルが装着されるなど高級感がアップしています。

涼月さんのTSS13Yです。
群馬の某店にて外装がグレードアップ化されており、塗装はダークブルーマイカに全塗装され、バンパー、ボンネット、フロントグリル、トランクリッドはクラウンセダン相当に変更され、ホイールはジャパンタクシー純正が装着されています。

王冠マークはどこにも見当たらず、車名エンブレムはコンフォートとなっており、クラウンセダン化けではなく、あくまでも豪華なコンフォートなのです。

車の素性を知らずに中を見たら驚きの1台です。

みよよんさんの2002年式YXS11スタンダードです。
TSS13Yコンフォートの代替でGS131クラウンアスリートに乗られていましたが、コンフォートに戻ってきました。

元静岡の法人タクシーでMT車です。
タクシー仕様では一部モデルにしか設定されないチルトステアリング装着車です。

クラウンコンフォートです。
なそでさんの2004～2008年型YXS10スタンダードです。
タクシーでは比較的メジャーなベンコラAT車ですが、個人所有は珍しいです。

トランクリッドのタオルハンガーに干されたタオルが本物感を漂わせます。

柄入りトランクマットは純正オプション。
私のコンフォートに装着している品とはデザインが異なります。


ぱぁタクさんの1996年式YXS10デラックスです。
最初期型のため、YXS系では唯一王冠エンブレムが銀メッキとなります。

当車は後席左側の屋根が開く特装車のブライダル仕様です。

自動ドアはバキューム式で、寒冷地仕様のためアクセルペダルは吊り下げ式です。
乗務員証はイベント展示用のダミーで、HNをもじった架空の氏名が記載されています。

ぴろえ交通さんの2013年式TSS10クラウンセダンです。
グレードはスーパーデラックスGパッケージで東京四社のタクシー上がりです。

指定色のマスタードイエローを活かしてマグネットシートで現役時代の赤帯を再現しています。

覆面仕様のインプレッサアネシスです。
同車の覆面は2009年度と2011年度に国費配備されています。

コストダウンの為、市販車とはベース車両の細部が異なるのですが、きっちり再現されており、マニアな私が見ても本物と見分けがつかない出来でした。

アネシスはフォグランプが標準ですが、当車は覆面同様に非装着となっています。

覆面は2000ccがベースの為、2.0iと同様にドアミラーウインカーと16インチスチールホイール+キャップが装備されています。

2.0iは2010年にアルミホイールが標準化されていますが、覆面はそれ以降もスチールホイールのままです。

ドアバイザーは2010年代以降、覆面でも装着されるようになりましたが、当時は非装着が一般的でした。

覆面は4WDなのでシンメトリカルAWDのエンブレムが装着されます。

無線アンテナは当時主流のシティロードタイプのTAアンテナを装着。
ユーロアンテナはラジオ用でベース車に元から装備されています。

マグネット式の流線型回転灯は当時出始めた外突規制対応のゴムカバー付き。
屋根の固定ピンで装着されています。

助手席サンバイザーにはフラットビームを装備。

外装以上に市販車と異なるのが内装。
2000ccながらカタログ非掲載の1.5i法人向け仕様と同等で、アネシスでは表向きには非設定のマニュアルエアコン、シルバー加飾も通常より抑えられています。

ちなみに市販のカタロググレードだとハッチバックの初期に設定された15Sが比較的近い仕様となりますが、アネシス登場前のモデルのため、ハザードスイッチの色など細部が異なります。

タクシー用装備は法人であれば使い回され、古い車から新しい車に移設されますが、個人の場合、営業用車両は1台しか所有できず、使い回すとなると移設作業時に営業できなくなってしまうため、通常は車両代替の度に機器を入れ替えます。

料金メーターは矢崎製アロフレンド26Pです。
薄型ながらプリンター内蔵で、プリンターを別に置く必要が無く省スペース性に優れています。

スーパーサイン（表示灯）です。
薄型大画面のニッコー製N-VIです。

乗務員証は運輸規則の改正でプライバシー保護の観点から氏名、顔写真の掲示義務が廃止され、新デザインへの移行が始まっています。

インジェニコ製キャッシュレス決済端末です。
車両から電源を取るワイヤードタイプですが、インパネに固定用フックを設置していないため、非使用時は助手席座面に置かれています。

ドラレコはフロント用のほか、車内用が装着されており、暗くても写るよう赤外線ライトが装備されています。

後席足元はFFベースのためか、広々としています。

料金トレイはコンソールボックスの蓋の上に設置されており、後席用エアコン吹き出し口と充電用USB-C端子も装備されています。

運転席背面に設置された料金表です。

Xにはシートバックグリップが無いため、社外品が後付されています。

助手席ヘッドレスト裏にはスマホ配車アプリのGOが提供する決済用タブレットが装備されています。
実車中でないと表示されないとのことなので、いずれ納車記念を兼ねて客として乗車させていただくつもりです。

ドアの開放表示ラベルは現在は不要ですが、タクシー用装備キットに含まれており、必要なものだけ単体で選ぶより、セットの方が安く済むため装着されています。

助手席足元には本来1本で良い発煙筒が2本装備され、赤旗もあることから装備キットの一部と思われます。

外装の次は内装を見たいと思います。

法人タクシーと比べて車載機器が少なく、ステッカー類も少ないためスッキリしています。

ステアリングホイールは全車本革巻き3本スポークで、レーダークルーズコントロールも全車標準です。

チルト&テレスコピックステアリングはXのみ手動、他は電動です。
また、Xのみオートワイパーが非装備となります。

運転席ドアトリムです。
ミラー用スイッチはドアに装備されています。

ペダルはアクセルがオルガン式、ブレーキが吊り下げ式です。
パーキングブレーキは電動式のため、ペダルはありません。

メーターパネルは12.3インチ液晶で全情報を画面上に表示する、いわゆるグラスコクピットです。
表示内容の変更が可能で、当車はタコメーターが表示されています。

納車から日が浅いため、走行距離はまだ2000km台です。

トランスミッションはフロアシフトのCVT（電気式無段変速機）で、歴代初となるエレクトロシフトマチックが採用されています。

シフトノブは水中花に交換されています。

オーディオは基本的に12.3インチディスプレイオーディオ（DA）が装備されますが、Xに限りオーディオレスが標準となっており、当車はカロッツェリア（パイオニア）製ワイド2DINナビが装備されています。

純正バックカメラはDAとセット装着のため、社外ナビでバックモニターを使いたい場合は社外バックカメラの後付が必要です。

DA装着車はモニター下部にオーディオオフスイッチ/音量調整ダイヤルが装備されますが、非装着車は塞がれて王冠マーク表記となります。

DAが超ワイドなため、レス仕様だとデッドスペースが多く、当車は空間を有効活用してスマホホルダーを装着しています。
ちなみに装着されているスマホは、スマホ配車アプリ、GO用端末です。

XでもDAの装着は可能ですが、37万もするため、装備差を考えるとDA付きならGの方がお買い得です。

ルームミラーです。
基本的に自動防眩ですが、Xのみ防眩切り替えが手動となります。

X以外はデジタルルームミラーも装着可能です。

自動ドアはトーシンテック製電動式です。
操作レバーはバキューム式と共通ですが、電気で動かすのでエンジン停止時も開閉可能です。
赤いメインスイッチがONの時のみ作動し、開閉時はブザーも鳴ります。

トランクリッドオープナーは長年運転席ドアに装備されるのがクラウンの伝統でしたが、当世代でインパネ配置となりました。

右下のトグルスイッチは防犯灯スイッチです。


運転席シートです。
Xのシート地はファブリックと合成皮革のコンビで、210系以来となる手動シートです。

第14回自美研ミーティングand第2回商用車ミーティング関東に参加しました。

人の車を見にきたはずが、喋っていたらあまり撮っていませんでしたが何台か紹介したいと思います。

大仏タクシーさんの230系クラウンです。
グレードはクロスオーバーXです。

東京都内で実際に営業されている個人タクシーで、参加車両唯一の本物のタクシーです。

開業時に営業権譲渡元から引き継いだ210系クラウンの代替として、半年の納期を経て今月納車されました。

東京でトヨタ車のタクシー販売と言えば旧東京トヨペットのトヨタモビリティ東京のイメージが強いですが、当車はネッツトヨタ東都で購入されており、同車のタクシー納車第1号とのことです。

230系は第1弾で4ドアながら車高を上げてSUV風に仕立てたクロスオーバーが登場し、第2弾で5ドアハッチバックのスポーツが発売予定です。

セダン不振の中、クロスオーバーはSUVブームに乗って街中でも見る機会が増えていますが、まだタクシーは都内でも数が少ないそうです。

Xはクロスオーバーの最廉価グレードで、一つ上のGと比べ本体価格が40万安い分快適装備がかなり削られており、ボディカラーも単色の3種類に絞られるなど、タクシー、ハイヤー等法人向けに特化したモデルです。

ヘッドライトは全車LEDで、当車はBi-Beam式で、上級グレードは4眼式となります。

パワートレインは全車ハイブリッドで、エンジンは220系と共通の2500cc直4のA25A-FXSが基本ですが、RS系に限り新開発となる2400cc直4ターボのT24A-FTSが搭載されます。

駆動方式は全車FFベースの電気式4WD（E-Four）が標準です。

ドアハンドルは塗装によって異なり、モノトーン（単色）がカラード、バイトーン（ツートン）がメッキとなります。

ホイールは19または21インチのアルミが標準ですが、当車はオプションで18インチを選択しています。

行灯の配線にはカバーが装着されています。

車名エンブレムはRS系が漆黒メッキ、それ以外がクロームとなります。
リアナンバープレートは140系前期型以来となるバンパー配置です。

ハイブリッドエンブレムはクロスオーバーは2000年代からHV各車共通採用の従来デザインですが、スポーツでは60系プリウスで初採用されたHEV表記となります。

バックカメラは純正装着されておらず、カロッツェリアの社外品が装着されています（理由は次の記事で）。

オーナーの趣味により、外装のタクシー関連のステッカー類は必要最小限に留められています。


トランクルームの容量は450Lで、220系の最大431Lより広くなっています。
また、トランクスルーに対応しており、リアシートを倒すことにより、従来型セダンでは入らなかった長尺物の積載も可能です。