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前回のブログに書きましたが暫定でブーストリミッターを解除させて試運転してきました。

流石に悪天候ですが日常的によく使う回転域（1400～3800rpm程度）において

Ｉ／Ｊ噴射率の謎の動き（急激な減量）はなくなりました。

ということで・・・

ありがちな吸排気の仕様でノーマルのＥＣＵだけだと

e-manage、e-manageUltemateなどのサブコン、フルコンを付けていないと

ブーストリミッターで燃料をカットしてしまうことになります。

これって問題ありですよね？

エンジンの寿命が短くなったり最悪はブローするかもしれません。

急激に燃料が吹かないので異常燃焼するかもしれません。（想像ですが）

おそらく、このあたりのノーマルのＥＣＵの設定がまずいのでしょうか。

そう思うしかありません・・・（;´Д｀）

次にアクセル開度1％以下からのレスポンス（アクセルのツキ）がノーマルよりも悪いと感じましたので

ここで【エンジンストール設定】を使い初期アクセルレスポンスを向上させてみることにしました。

【エンジンストール設定】はその名の通りで急激にアクセルＯＦＦしたときに最低電圧でクランプさせて

エンジンが止まらないようにする機能です。

なんでこれを使うかと言えば・・・

クランプをさせることによりアクセル開度が0％からわずかにアクセルを踏んだときに空燃比が薄くなる

事象が解消されることを発見しました。

これを設定していないときにはアクセル全閉時0.82ヘクトパスカルですが

設定後はアクセル全閉で0.78ヘクトパスカルで安定させました。

設定方法は最低回転は900rpmにします。（エンジンストール設定の画面で左側）

これ以上低くすると（770rpm～850rpm）ハンチングしエンジンチェックランプが点きます・・・（;´Д｀）

回転域は900、1400、2000、2600、3000、3800、4000、4600、5000、5200、5600、6000、6400、7000、7400、7700です。

クランプ値はすべて0.74Ｖでクランプします。

これだけです。これで初期レスポンスがよくなるはずです。

回転域、エアフロ入力、出力電圧、Ｉ／Ｊ入力、出力噴射率を加味して

４種類ほどブーストリミッターカット電圧を用意しました。

2.94Ｖ

2.84Ｖ←ココが大気圧

2.74Ｖ

2.64Ｖ

です。

2.94Ｖは750rpmと1400rpmに使う。

2.84Ｖは2000rpm～2600ｒｐｍ、6000rpm～7700ｒｐmに使う。

2.74Ｖは3000rpm～3800ｒｐｍ、5000rpm～5600rpmに使う。

最後に2.64Ｖは4000rpm～4600ｒｐｍに使うことにしました。（これでマップの切り方がわかっちゃいました）

回転域の切り方は750、1400、2000、2600、3000、3800、4000、4600、5000、5200、5600、6000、6400、7000、7400、7700と切ってあります。

これでうまくいけばいいのですが。（;´Д｀）