昭和最強馬が天に召されました。30歳の大往生、老衰だそうです。
彼が活躍していたころは私は中学生でしたので当然?競馬をTVで見ることもありませんでしたが、競馬を知ってから間もない頃に登場した彼の息子
トウカイテイオーが好きだったので、必然的にルドルフの話を聞いていました。
トウカイテイオーは父子で無敗の3冠馬にはなれませんでしたが、どんだけ挫折してもよみがえる魔術のようなところに私は惹かれていたような気がします。ルドルフは常に横綱相撲で、穴党の出番が全くないような完璧な馬でしたので、私がもし馬券を買える時期に彼が出ていたら嫌いになっていたと思います。
ルドルフに立ち向かうライバルはたくさんいました。彼を最後まで追い詰めたのは
ビゼンニシキ(皐月賞2着)だと思っています。皐月賞はルドルフは2番人気、下馬評ではビゼンニシキの方が高かったのですが、両方をお手馬にしていた岡部騎手はルドルフを選び、その通りの結果になりました。
ビゼンニシキはルドルフへの対抗意識があまりに強く、無理なローテーションを組んで勝ち続けて強さを誇りましたが、結局ダービーでは距離適性と酷使で調子を落として大敗し、短距離レースに挑むようになりました。今みたいに短距離を得意とする馬向けのレースが多かったら、
デュランダル級の名馬となったかもしれません。
ともにG1を勝つ仔を出して種牡馬として成功しました。天国では2頭仲良く走ってもらいたいですね。
Posted at 2011/10/04 22:49:41 | |
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