タイトルが仰々しくて申し訳ありません。
三菱自動車(三菱ふそうトラック・バスに分社)製の大型車のタイヤ脱落事故をめぐり、リコールを避けようと国に虚偽報告したとして道路運送車両法違反(虚偽報告)罪に問われた3被告と法人としての同社に対し、横浜簡裁(小島裕史裁判官)はいずれも無罪(求刑・各罰金20万円)を言い渡した。
(毎日新聞から)
横浜市瀬谷区で発生した三菱自工のハブの磨耗によりタイヤが外れ、歩道を歩いていた女性に当たって死亡させた事故に関するものです。この事故現場は私がかつて住んでいたところの近所であり、この事故のことを忘れたことはありません。
被告3人の弁護団は
「法を的確に運用した裁判所に敬意を表する。我々を苦しめた警察、検察に猛省を求める」
「犯罪の要件も検討しないまま違法な逮捕に及び2年以上も裁判を続けた」
「証人らから素直に話を聞く姿勢に欠けていた。調書が事実と食い違っていることが多く、最初に結論ありきだった」
などのコメントを出しています。(共同通信から)
別に褒めているわけではありませんが、三菱自工への厳しい世論を考えると、この判決を下すのは非常に勇気が要ることと思います。ひょっとしたらこの件に関しては警察・検察の行き過ぎがあったのかもしれません。史上最悪の神奈川県警だし。
ただ、被告のコメントも憎憎しい限りで、遺族の方々・その欠陥車を運転していた人だけでなく、現在販売店で必死に三菱車を売っている人はこのコメントをどう思うでしょうか。
「自分の主張が受け入れられ、満足しています」でいいじゃないの。地獄に落ちるぞ、お前ら。
Posted at 2006/12/13 22:41:51 | |
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