2.トゥインゴRS
ルーテシア試乗のあと、トゥインゴに乗りました。
こちらは赤・青・黒・グレー(2種類)の5色。GTやQSの色を増やしてあげてほしいです。乗ったのはグレーのどっちだか聞くのを忘れましたが、晴れていると青磁っぽい色になるのがルノーらしくて好きな色ですね。顔はカングー2にも何となく似ています。
かつてトゥインゴの飼い主でしたので、やはりルーテシアよりもトゥインゴの肩を持ってしまいます。ドアノブ・ドアミラー・リアのガラスは先代のものをほぼ踏襲しており、懐かしくてたまりませんね。
椅子はこちらもバケットで、ルーテシアよりも椅子の幅が小さいわけではありませんが、ガラスまでの距離が近いかな。もう少し派手な内装でもいいような気がします。
こちらのタイヤは195/40R17で、ルーテシアは45タイヤでしたので、更に尖がった乗り味になります。遮音材も少ないのか、かなりうるさいですし、路面の荒れを正直に拾いますので、これで長距離を走るのはつらいかもしれません。そのときはGTの出番ではないでしょうか。値段はほぼ同じなので、存在価値はあるのか?と思いましたが、メーカーはちゃんと考えているようです。そういえばかつてのレガシィもGTとRSがありましたね。
とても気に入ったのがこのシフトノブです。ちょっと曲がっていますが、これがシフトチェンジするときにいい塩梅で手に引っかかって気持ちよくシフトができますよ。
1 3 5
2 4 R
のレイアウトで、カングー2と同じパーツでしょうか。
独特の目の前に鎮座するタコメーター。4000回転くらいは軽やかに回ります。
⇔型のウィンカーランプ(左折なのか右折なのかわからない)といい、ウィンカーの「ちっこん・ちっこん」音といい、これまた先代とほぼ同じで、ニヤニヤしてしまいます。
先代のコンセプトを継承したセンターメーター。プリウス・ヴィッツなどでトヨタに見事にパクられました。トゥインゴにはこのメーターが合っていると思いますが、スポーツ走行には向いていない?
ルーテシアRSにはついていない、赤いシートベルトです。若い人向け、という意味でしょうか。
クラッチのつながりはルーテシアRS同様、何も苦労せず出来ます。こうなってくると、カングー1のクラッチはかなり特殊だったようです。同じメーカーなのに何故?
ルーテシアRSとの比較になってしまいますが、一つ一つの動きがとても俊敏で、ノホホーンと運転するよりはハイテンションで運転するのに向いているように思えます。裏を返せばカングーみたいな超安定主義に慣れていると、短距離走をずっとやっているみたいに疲れてしまうのかなとも言えます。気持ちが若い人にはとても楽しい車ではと思います。
トゥインゴ全体の仕様と思いますが、あと1目盛り椅子が後ろに行ってくれたらちょうどいいドラポジになります。クラッチを切るときにたまに左足の奥が窮屈になることがありました。
1台しか車を持てないのでしたらルーテシアRSでオールラウンド運転、他に1台実用車があればトゥインゴRSを選んでエクササイズというのが私の結論です。どっちも欲しいですねえ。
Posted at 2009/11/03 21:39:39 | |
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ルノー | 日記