
私一人で実家方面へ帰る用事があったので、以前から気になっていた、チャージモードの燃費を確認してみました。
気になっていた事というのは、
・高速で走りながらチャージすると、どのくらいの距離でバッテリを回復するのか?
・その時のチャージモードだけの燃費は?
・チャージしたバッテリだけを使用し、無充電でドライブした場合の燃費は?
という事だったのですが、以下のような条件でテストしてみました。
・メーター表示上のバッテリー残量0(実質残量30%) からチャージモード走行を開始
・高速道路を使用し、走りながらチャージし、充電が80%まで回復するのか確認
・80%まで回復後、EV走行開始
・エコモード、オートクルーズは使用しない
・往路:エアコンオン 流れに乗って、100km/h目安
・復路:エアコンオフ 80km/h目安
・ハイブリッドモニターをチラ見しながら、走行時にできるだけ充電できるようにアクセル開度と回転数は微調整(笑)
本当は同じペースで往復したかったのですが、往路が時間の関係で、ちょっと急ぐ必要があり、中途半端な結果となってしまったのが残念・・・
こんな感じのテストドライブです。
さてバッテリーをメータ表示上残量0にしてスタート・・・
高速道路近くのスタンドで給油。
チャージモードをONにして、いきなり高速へ。
テスト開始です。
停車時にチャージモードで充電すると、バッテリーを80%まで回復するには、3Lのガソリンが必要との噂?でしたが、走りながらチャージするとどうなるのか、いよいよ疑問について、確かめます。
バッテリー 80%回復までに要した距離は約110km
(バッテリーが回復したのが高速道路走行中だったので、写真撮影のため、SAまで走った分、バッテリーが減ってます)
さて、注目の燃費は・・・
そして、充電分で走れる距離は・・・
高速道路での急速充電で、エアコンを使用した場合の距離だと、こんなものかと・・・
ざくっと計算すると、高速道路で無充電でチャージモードでバッテリーを回復させた場合の燃費は
回復充電+回復充電の走行分=115km 燃費 10.4km/L 燃料消費量 11L
回復充電でのEV走行分=20km 燃料消費量 0L
走行距離合計 135km 燃料消費量 11L 複合燃費 12.2km/L
となりました。
これは、あくまでも、この時点での想定値ですが、エアコンを使用せず、おとなしく走ると、もう少し燃費が良くなるかも・・・
また、高速で回復後、回復したバッテリーを一般道で使用すれば、もっと燃費は伸びるかと思いますので、今回のデータが最低燃費かと思います。
あと、反省点は、バッテリー回復後も、高速道路すべてをチャージモードで走り続け、HV走行になるまで放置した結果も確認した方が良かったかと、あとになって思いました(汗)
ちなみに、走行中の充電についてうろ覚えですが、
メーター表示 80km/h エンジン回転数 約2000rpm 充電電流 約30A ガソリン流量 約130ml/m
(レーダー表示 75km/h)
メーター表示100km/h エンジン回転数 約2500rpm 充電電流 約30A ガソリン流量 約150ml/m
(レーダー表示 95km/h)
メーター表示110km/h エンジン回転数 約2600rpm 充電電流 約30A ガソリン流量 約180ml/h
(レーダー表示 100km/h)
こんな感じ・・・
それから回生ブレーキ時の電流量ですが
チャージモード 100km/h 走行時
B0 +20A~50A程度
B1 +30A~50A程度
B2 -2A~-4A程度
B3 +50~+70A程度
B4 +50~+80A程度(記憶があやしいですが・・・)
B5 +50~+100A程度(記憶があやしいですが・・・)
※参考:ノーマルモード 100km/h走行時
B0 +4A~7A程度
B1 -10A程度
B2 -2A~-4A程度
B3 +20~+30A程度
B4 +30~+50A程度
B5 +50~+80A程度
ちなみに、B2ですが、B0から順番に回生ブレーキを強めていくと、発電しませんでした。
ただ、B2の状態でアクセルをちょっと踏んでやると+5A~+20A くらい発電するようですので、
通常ポジションのDで回生をかけるとどうなるかは、確認してませんので、またどこかで確認したいと思います。
各ポジションでフットブレーキをかけると、さらに+数10A加わりますので、B5でフットブレーキを踏むと、場合によっては+120とか+150近くまでいったような気がします・・・
(上記は、走行中のチラ見で記憶も曖昧ですが、参考に書いてますので、ご容赦を・・・)
いつもなら、間違い無く充電するのですが、今回は、我慢我慢・・・
高速に乗る前にディーラーに立ち寄り、「充電中にでもじっくり見て下さい」って手渡されたカタログも、ここでは我慢(笑)
それから、ここには、話題のシールとは違うシールだったので、急速充電器の機種によって対応が違うという事でしょうか・・・
さて、高速道路の走行を終え、約束の時間までは少し余裕があったので、「
しそう よい温泉」へ
ここには中学時代の同級生が勤務しておりまして、帰省した時は、ほぼ毎回、寄ってます(笑)
駐車場は林の中・・・
小さな温泉ですが、まったりできるので、私たち夫婦のお気に入りです。
さて、今回の目的地に着いた時の状態ですが
高速道路でバッテリー80%回復後、EV走行を中心に40km程度走行した後の状態です。
燃費が12.3km/L まで回復してます。
用事をすませ、帰路につきました。
帰路は、深夜で疲れもあったので、エアコンを使用せず、80km/Lでまったりと走りました。
(ACCは使用していません)
さて、復路 43.5%からスタートしバッテリーが80%まで回復するまでは約40数km・・・
燃費は12km/Lと表示されています。
エアコンを使用せず、ゆっくり走ると、バッテリーの回復も早いようです。
この時点で燃費表示はリセットしていないので、往路とは条件が違いますが、バッテリーが空の状態より、バッテリーを残して走る方が、条件が良さそうな気もします。
また機会があれば確認したいですが、そうなると、また宿題が・・・(汗)
その後、バッテリーを消費したり、充電したり調整しながら自宅へ向かい、いよいよ給油。
288km 走行し、給油量は 20.44L
燃費は 約 14km/L となりました。
今後も、なかなか条件の統一はできないと思いますが、また機会があれば、色々と試してみたいと思います。
給油後、自宅に到着した時点で走行距離290km
走行時間、約5時間の突貫ドライブ終了です(笑)
最近は、バッテリー残量を残さないように自宅に戻れるようになってきました。
だいぶPHEVに馴染んできたという事でしょうか。
って、PHEVに乗り始めて、もう1年以上経ってるんですけど、いまだに運転方法の最適解が分かりません(笑)
最後に、深夜2時近くでしたが、ワンコがお出迎えしてくれ、テストドライブ終了となりました。
疲れましたが、結構面白かったです(笑)
でも走行中の走行データをもう少し正確に記録してみたいって欲求が・・・
これは、ほんと病気で終わりがないですね(笑)