
先日、初滑りのため、めいほうスキー場まで行った時の振り返りを・・・
ルートは、往路と復路で異なる下記のルートを選択。
往路=阪神高速、名神高速、東海北陸自動車道、せせらぎ街道
帰路=せせらぎ街道、東海北陸自動車道、名神高速、名古屋高速道、名阪国道、西名阪道、近畿道
今回のドライブは、土曜日の夜に移動で、スキー自体ものんびり滑る予定でしたし、久しぶりに充電スポット巡りをかね、週末の充電事情を確認しながら走ってみました。
前に高速道路での急速充電をみっちり使わせていただいたのが、7月の下旬でしたが、それからどう変化しているのか、興味もありましたので、ちょっとのんびりと行ってみました(笑)
参考に、私の最近の走行・充電パターンは、以下のような感じです。
1・自宅をフル充電でスタート。
2・走行開始後、チャージモードをON。
チャージ可能状態となり、エンジンが始動したら、水温が80度程度まで上昇で、チャージモード終了。
これは、暖房に温水ヒータをあまり使いたくないのと、加速時等のエンジン始動にそなえた暖気と考えてます。
3・高速道路等の遠出では、バッテリー残量が40%くらいまで減ったらセーブモードに変更。
これは、バッテリーを使い切ると、次の充電に時間がかかるのと、
バッテリーが残っている方が、登坂や加速等、走行感が良いような気がしての事です。
4・急速充電器が空いていたら、30分を目標に充電。
夜間走行では、休憩をかねて30分~60分の充電をする事もありますが、
昼間帯で、同乗者があると、だいたい15分から30分という感じになってきています(汗)
5・後続車が来た場合は、充電を終了し、スタート。
ざっと、こんな感じです。
では、今回のドライブを振り返るとこんな感じです。
・名神高速 吹田SA (認証無し)
先客のアウトランダーPHEVあり、充電をパス。
長距離ドライブのスタート直後だったのと、残り時間等の確認が面倒だったので、遠巻きに確認し通過。
・名神高速 桂川PA (認証なし)
空き状態で充電開始(トイレ休憩) 15分程度充電
充電約80%回復時、リーフさん登場で充電終了、移動
トイレ休憩から戻った時にちょうどリーフさんがこられ、残り時間を確認されました。
80%程度まで回復していたので、充電を終了し、先へ進みました。
・名神高速 草津PA (認証なし)
空き状態で充電開始(仮眠) 30分間充電。後続車なし。
前の桂川から距離は短いですが、眠気を感じたので、休憩をかね充電。
まだ従来と同じ、1時間設定が可能だったかと思いますが、残りの行程を考え、30分で切り上げ。
・名神高速 多賀SA (三菱カードで認証)
空き状態で充電開始(仮眠) 30分間充電。後続車なし。
従来は、カード認証なしで1時間充電が可能でしたが、
MCS対応と同時に、充電時間が30分に変更されたため、仮眠を兼ね、30分充電しました。
草津から距離が近い事と、バッテリーをある程度残していたので、90%近くまで回復していたと思います。
往路は、以上、4カ所に立ち寄り、急速充電は3回できました。
復路は、御在所SAからスタート。
・名阪道 御在所SA (三菱カードで認証)
先客のアウトランダーPHEVあり、充電中で20分間程度車内で待機 (充電完了前10分 充電完了後 10分)
先客さんが出発されると同時に入れ替わりで、充電を開始(買い物) 15分充電
後続、アウトランダーPHEVさん登場で、70%程度まで回復時、充電終了、移動
ここのSAは、待機場所がないので、充電待ちが、ちょっと困難。
私たちは、たまたま向かいの駐車位置が空いていたので、そこで待機。
後続のアウトランダーPHEVさんには、80%回復まで、少しお待ちいただこうかと思いましたが、
待機中の駐車位置が確保できそうになかったので、予定より早く充電を切り上げ、場所をゆずりました。
・名阪国道 針テラス (認証なし)
先客、アウトランダーPHEVあり(ちょうど充電完了で入れ替わり)
充電開始(買い物) 15分程度経過後、車に戻るとリーフさんが待機中
ほぼ空っぽからの充電だったので60%程度の回復でしたが、時間の制約もあったので、充電終了、移動
ということで、復路は2カ所に立ち寄り、急速充電は2回でした。
全体でみると、以下のとおり。
立ち寄りカ所:6カ所 急速充電 5回
30分充電:2回
15分充電:3回
経験上の時間でいくと、以下のような感じ。(感覚で書いてますので、充電率等は目安程度という事でご容赦を)
休憩の充電で、約15分充電とすると、回復量は、40%スタートで約70%程度、50%スタートで約80%程度
仮眠の休憩で、約30分充電とすると、回復量は、40%スタートで約80%程度、50%スタートで約90%程度
こうやって、冬の高速道路移動を実際にやってみると、急速充電の意味が微妙かと・・・
といいますのは、高速道路では、従来、チャデモチャージ(または無認証)だと、1時間まで許容されていたところが、三菱のカード(NCS対応)では、30分制限となりますので、以前のように、充電時間に1時間仮眠をするという使い方ができないというのがひとつ。
また、時間いっぱい充電しても、冬場のバッテリー巡航距離は、今回の経験でいくと、フル充電でも約40km弱程度のようですので、30分の充電で80%弱まで回復させ、残量40%くらいまで使ったとして、かせげる距離は15kmから20km程度くらいかと。
今回の行程は、約570kmだったので、バッテリー残量約40~50%で充電、80%回復で1回約20kmとすると
総行程 572km 給油量 約36L 総合燃費=15.9km/L でしたが
バッテリー駆動=20km×6回 =120km(急速5回+自宅充電分1回)
エンジン駆動=450km ( 総行程 570km - バッテリー駆動 120km)
今回のエンジン駆動部分の実質的な燃費は約11.7km/Lという事になりますでしょうか。
今回の行程では、雪道走行2時間や、仮眠にそなえたチャージモード走行と、仮眠時のバッテリー消費も含んでいるので、2000ccのSUVとしては、妥当な数値かと思います。
結局、高速道路での急速充電は、若干の燃費向上への補助的な役割と、CO2削減および、モーター走行による快適さの確保という事になるんでしょうか。
仮眠とバッテリー消費については、また別途、書きたいと思いますが、PHEVでの冬場の車中泊は、なかなか快適で、燃費以上のメリットがあると思いました。
PHEV、走行性能以外の発見で、ますます楽しみが増えそうですが、燃費については、過大な期待はできないような感じです。
でも、前車のエルグランドと比較すると、かなり経済的だという事は間違いありませんが(汗)
それから、今回の週末の高速道路ドライブでは、同じ、アウトランダーPHEVとの遭遇率の高さにビックリでした。
過去のドライブでは、こんなに沢山のPHEVと出会うことはありませんでしたので・・・・
そして、今の時期のバッテリー巡航距離を考えると、リーフのオーナーさんの心理は複雑ではないかとも、感じました。
PHEVであっても、急速充電器に到着し、先客があると、少しガッカリと、残念な気がしましたので(滝汗)
これから、PHEVやEV車両が増えてくると、ますます、高速道路での充電については、悩ましくなるような気がします。
私個人としては、今回のドライブの経験から、冬場の場合、充電に時間をかけても、バッテリー巡航距離をかせげない事から、普通に燃費が12km/LのSUVと考えて、あとは、急速充電できれば、燃費が向上できてラッキーという感じで、割り切って、高速道路の充電は、基本的に期待しないほうが良いのかなって思いました。
以上、今までの長距離遠征と違う、最近の事情を体験できた、今回のスキードライブでした。
でも、きっとこれからも、高速道路のパーキングに立ち寄り、急速充電器をチェックするのはやめられないとは思いますが・・・(滝汗)