
昨日は、久しぶりに叔父を訪ねて大山へ。
高速道路を利用し、往復630㎞を走ってきました。
この600㎞をちょっと超える距離って、PHEVにとって微妙な距離なんです。
なにが微妙かといえば、ガソリンタンク満タンで無給油で帰れるかどうかが微妙ということ・・・
私のPHEV場合(あくまでも私個人の経験です)、経験上、冬場の高速道路の燃費は、約10km/l~14km/l程度なんです。
PHEVのガソリンタンク容量は、45L。
巡行距離は、最短で450㎞から最長で630㎞程度。
実際に、給油警告ランプが点灯するのが、残り10Lとして、安心して使える35Lだと
巡行距離は、最短で350㎞から最長で490㎞程度ってなるはずが・・・
それなのに、大阪の自宅から大山の叔父宅までの往復の約600㎞の場合、高速道路のガソリン価格がかなり高いので、できれば無給油で往復したいって考えてしまうんです・・・(汗)
そうなると、やっぱり充電で調節しようって・・・(汗)
ただ今回は、大阪から「走行ペースに厳しい」叔母を乗せたこともあり、巡航速度を速めに設定する必要があり、おまけに充電時間も最短にする必要が・・・(汗)
そんな状況なので、途中
加西、勝央の2か所でトイレ休憩時間だけ急速充電。
ちなみに充電時間は、どちらも約10分。
やはり第三者が同乗すると、なかなか気をつかいます。
このような状態で、大山に到着した時点で、ガソリン残量が半分強。
急速充電でカバーした結果、巡行速度が速かったものの、約14km/l で大山に到着。
その後、スキーや、温泉、食事で、大山周辺を徘徊する間、一度、町営施設で無料充電。
そして、帰路についたのですが、帰路は、高速代を節約するため、国道9号線から実家方面の国道29号線を経由し、姫路バイパスを経由することに。
大山をあとにし、充電天国、鳥取で、充電できるポイントを探しながら、帰路につきました。
ところが、今回は、タイミングが悪かったのか、
道の駅 大山恵みの里、青山剛昌ふるさと館 は、先客が充電中で充電できず・・・
ようやく、道の駅 神話の里白うさぎ で充電できました。
でも、以前であれば、電池残量がない状態で走ることに抵抗があったのですが、ノート e-POWER に乗ってからは、 「別に電池残量なしでも、e-POWERと同じか・・・」 って感覚が変わってしまい、今回も、電池残量が減った状態(駆動用バッテリー残量 30%~27% 程度で充放電を繰り返す状態)で、結構な距離を走ってしまいました(笑)
ただ、私の乗っている初期型PHEVとe-POWERを比較した場合、
・スロットル開度に応じ、1000rpmから4000rpm程度まで、エンジン回転数が変化すること
・メーター読み70km/h以上で駆動系が直結されること
・ブレーキング時、またはパドルで指定した場合は、回生ブレーキで充電されること
とかの相違点がありますが、駆動用バッテリー残量が無い間、気分は、アウトランダー e-POWER(爆)
とはいうものの、重量のあるPHEV、峠ではやはり、余裕のある走行をしたいということ、帰路の給油をできるだけ回避したいとの考えから、峠にかかる前に、道の駅 はっとう で充電。
アウトランダーPHEVの場合、メーター表示で駆動バッテリーが空の状態で、実際の残量は約30%程度。
この状態で、峠をのぼる時間がある程度長引くと、自分の経験では、駆動バッテリー残量が22%程度まで落ち込んだことがあったように思います。
なので、できれば峠越えは、余裕が欲しい・・・(汗)
ということで、こちらも以前からちょくちょく使わせていただいているのですが、先日の豪雪の名残が・・・
道の駅 神話の里白うさぎ から 約40㎞ 走行
平均燃費は改善されたものの、ガソリンは結構減ってます・・・
PHEVのガソリン残量表示、残量半分を切ってからの減りが早いんですよね。
それと、あわせて、駆動バッテリーの劣化も進んでいるのと、気温の影響もあるのか、パッと見では、充電のメリットが分かりにくくなってきてしまっているかと・・・(汗)
と言いつつも、この後、峠へ突入。
ガソリン節約もかね、大半をEVモードで快適走行。
場面に応じ、電池残量をコントロールできるのが、PHEVのメリットかと。
その後、トイレ休憩と食事の間など、3回、急速充電し、なんとか無給油で自宅へ帰還。
見てくれの最終燃費は17.8km/l となっていました。
満タン法での実際の燃費は、17.4km/l でしたので、PHEVの燃費表示は、正確な方ですかね(笑)
でも、こうして考えると、やはりPHEVの燃料タンク、もう少し大きければ、遠出が快適になると思うのですが(汗)
ちなみに高速道路のガソリン価格は、勝央でレギュラー144円でした。
このくらいの価格になると、充電コストと良い勝負になってきますので、ますますゲーム感覚が・・・(汗)
e-POWERに乗って、「PHEVでも、そんなに無理して充電しなくても良い」 という自分と
高速道路のガソリン価格を見て 「できれば充電して無給油で乗り切りたい」 という自分・・・
PHEVというシステムは、いろいろな使い方ができてしまうので、面白い半面、やっかいです(汗)
この点、e-POWERは、無駄な抵抗ができないので、良いと言えば良いかと・・・
やっぱり、こんな使い方をEV車ユーザさんが見てしまうと、面白くないんだと思います・・・
でも、充電できてしまうので、急速充電器が空いている時は、やっぱり充電させていただきたい・・・
出会いがしらで、充電がバッティングした時は、極力、自粛したいと思いますので・・・(汗)
追伸
この手のお話は、今までも何度も議論されており、ひとそれぞれと思いますので、あくまでも、いちPHEVユーザの使い方として、寛大なお気持ちで読んでいただければと思います m(_ _)m
でも、T社さんのPHEVも増殖してくると思われるので、やっぱりこれからは充電機会を減らし、アウトランダー e-POWER ? 状態を楽しむのが平和かなぁ・・・(滝汗)