はい、突然はじめてしまったこのコーナー。
最近カメラを始めたという人に色々聞かれたのでまとめも兼ねて。
といっても完全においらのかなり偏った意見なので
鵜呑みにしないでね♪と付け加えておきます(爆)
そんな訳で撮影編。
しょっぱなからですがおいら、撮影はもっぱらJPGです。
RAWなんて便利らしいものもあるのですが・・・そんなもんは使っておりません。
なぜなら・・・主な原因は
現像が面倒くさいから(爆)
うちのロースペックPC達では現像動作も遅いし、また保存容量もでかい。
よく「後から露出調整が出来るから・・・」なんて言われますが必要性を感じない・・・
後述しますがちゃんと理解した露出で撮影しておけば大抵は問題ないですし。
撮影時に関して言えば容量もさることながら書き込み時間や電池の消費量まで
いろいろとデメリットが発生してしまうのですよ。
そんな理由からおいらはずっとJPGで撮影をしております。
上で触れたちゃんと理解した露出というのが何かと申しますと・・・
その昔ポジフィルムでの撮影において定番であった「ちょっとアンダー気味」でございます。
デジタル受光素子の露光特性はかなりラチチュード(許容範囲)が広くなっておりますが
基本的には
「光を当てると白くなる」です。
この「白くなる」というのは「白いデータになる」のではなく
「データが無くなる」と思っていただければ判り易いかと。
photoshop等のレタッチソフトを使ったことのある方なら直感で判るのではないでしょうか?
明るさの調整を明るい方向に持っていけば持って行くほど白い面積が増えていきますよね。
逆に暗い方向に調整しようとしても
真っ白な部分は白から変わる事は無い筈です。
※少しでも白では無い色が混ざっていれば色の変化はあります。
そこで先ほど申した
「ちょっとアンダー気味」が出てきます。
少し前のカメラはそうでもなかったのですが・・・
最近のカメラの内臓露出計はなまじ優秀なだけに「白いモノを白く撮ろう」とします。
※一昔前の露出計(主に平均測光など)では人間の肌を基準に反射率を18%として
露出を計算するようにできていたので白いモノをグレーに撮影してしまう事がありました。
そうすると・・・極論ですが白い部分のデータが欠損した写真が出来あがってしまうわけです。
これを人為的に光が受光素子に当たりすぎないように露出補正してやるわけです。
状況にもよりますが-1/3~-1/2くらいでしょうかね。
携帯のカメラにも+とか-とかありますがその-ですね。
そうやって撮影されたデータだと白い部分の情報抜けの少ない写真になります。
ただ、それをそのまま出すと「ただの暗めの写真」になってしまう可能性もあります(爆)
ここからは必要に応じて好みで補正してやると良いかと思います。
補正作例
撮影データ(撮影時適正露出より-1/3補正)
(1)photoshopで少し暗くなるように補正
(2)photoshopで少し明るくなるように補正
(3)photoshopでコントラスト+20、明るさを-20補正
・・・好みとしては(1)や(3)でしょうか。
ちなみにアンダー気味に撮影するメリットが個人的に3つありまして。
1つは
質感。アンダー気味になることによってディティールや質感が出ます。
もう1つはアンダー気味のほうが濃度が乗る兼ね合いで
ピントがより合って見える。
最後はアンダー気味の撮影だとわずかとはいえ
早いシャッターが切れる。
というわけでとりとめなくなってまいりましたが・・・
要は
「写真はちょっとアンダー気味なほうが比較的簡単に救済しやすい」という事で。
でも極端に暗い部分を明るくするとノイズが乗ったりするので注意ね!
お分かりいただけたでしょうか? (^^;
Posted at 2014/03/04 22:49:28 | |
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