2015年10月08日
今日は仕事が終わってからあるお車を試乗させていただきました。
敢えて詳細は伏せますが
基本どノーマル。
あえて言うならブレーキ系チューンを施した車。
そのブレーキチューンというのがなかなか興味深いものでして。
本来一般的に使われている油圧ブレーキと言うものは
蹴力により発生した油圧(倍加されている場合も多いですが)によって
キャリパ内のピストンを動作させ、その圧力をもってして
ブレーキパッドでディスクローターを挟み込み車を停めるワケですが
基本このピストンというのは一旦繰り出されると僅かにしか戻らない。
車が動き出す事によってローターが回転し、その摩擦によって
当たらない程度にリリースされるものなのでしょうか。
つまり動きの渋いピストンであるとパッドが完全にリリースされず、
回転に対して損失を与えてしまう可能性がある・・・と。
そしてその点に目をつけたある整備士の方が
「ピストン・パッドを損失の出ない位置まで自己的に戻す」というチューンを施したそうです。
これによってタイヤは回転モーメントの損失が最小限となりより転がるように。
加速やハンドリングがよりリニアになる・・・という理屈なのであります。
※ハブベアリングなどの抵抗も勿論ありますけどね
話しによるとジャッキアップをした際に
前輪は何もしなくてもそのまますーっと軽い力で回るそうです。
普通最初はちょっと力を入れてピストンをリリースしないと駄目ですからね。
追加パーツなどは無いそうで、純正状態に対して特殊なグリスを使っているのか?
詳しいことは企業秘密だそうです (^^;
試乗させていただいたのですが・・・
正直もともとの状態を知らないために普通の走行中には
その違いを実感することができませんでした。ただでさえ鈍感なのにね (^^;
ただし。
動力を繋がないニュートラルの状態で転がしたときにその差が。
なんというか「すーっ」と転がっていく印象。
その効果を最大限に引き出すためにも
アライメントも詳細に取っておられるのですが・・・ほほぅという感覚。
非常に面白い経験をさせていただけました♪
ちなみにその後御礼?も兼ねて同じ道をフィットで走行。
良い感じにカーボンを落とせたと思います(謎)
あぁ・・・やっぱりMTは良いなぁ ( ̄¬ ̄)
MTのフィットか・・・(謎)
Posted at 2015/10/09 11:01:10 | |
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