先日相談を受けまして。
車のエンジンが急にかからなくなってしまって。
その昔追加したパーツを外したら問題無くかかるようになったのだが
そのパーツ自体は気に入っているので壊れているなら直したい(意訳)
そんな訳でまず原因究明しなければいかんねとなり
そのパーツを郵送してもらったんです。
そのパーツと言うのがpivotのイルミスターター ISK-L。
所謂セルスタートをプッシュスイッチで行っちゃおうというアレ。
早速御開帳・・・
えー・・・焼損しかけてますやん・・・車両火災一歩手前 汗
さらに接続されている黒いユニットがあったので内部を見てみると・・・
オムロンのリレーが入っているのですが・・・焼けてますね 汗
全体的に配線にも熱が入ってしまっているのかやけにツヤツヤ・・・
単純に考えるとリレーが短絡して通電しっぱなしになって焼けた感じ?
オムロンの「G8N-1L」、30A対応だけれども・・・?
なお、メーカー的には既に廃番となっておりハーネスの再購入や修理は不可との事。
それにしてもですよ。
オーナーといろいろ相談して何故こうなったかを考えたんです。
装着していた車はGC8インプレッサ。
ここでふと思ったんです。
もしかして・・・スターターリレーが付いていないのでは?と。
スタリオンの時はそう言われていましたっけ?セルのモーターをキースイッチで
直接ON/OFFしているものですから端子が焼けたりして長年の劣化で電圧降下が発生、
エンジンをかけられないなんて事例が発生するという。
車体側にスターターリレーが無いのであれば大電流が流れ続けるわけで?
というかそもそもGC8には本当にスターターリレーが無いのか?
いろいろ探してみるけれど・・・一か所しか情報が出てこない 汗
唯一あった情報・・・かなりお詳しい方らしいのですが・・・
(
https://minkara.carview.co.jp/userid/189027/blog/27233009/)
リレー自体はあるっぽいけれど、接続順序的な問題?
ハーネスが割っている配線自体にリレーが噛まされていない感じ?
なんとなく・・・うーん・・・いまいちスッキリしない (^^;
まぁ原因(?)が判ればあとは早い?手に入りやすいエーモンのリレーに代替して
配線を作り直してしまいましょうと。幸いコネクタ等もエーモンで入手できます。
そんな訳でさくっと買って参りました。
ケーブルは元の性能と同じように2sqですがカラーの配線が近所には無かった・・・
念のために色を分けた方がよさそうなので解決策は思いついたので発注。
それも到着しましたの早速作成開始。
もともとの配線の色が判るようにカラーのタイラップで色分け。
両端に色を付けておけば判りやすいでしょうから。
とはいえ、オリジナルの配線だと途中から違う色が生えていたりするのねw
あと今後の事も考えてエーモンのリレーに接続する部分は判り易くするため
色を元の配線色+リレー側の色とが判りやすいようにしておきました (^^;
とりあえず配線自体は完成したけれど・・・
車両火災の可能性のある製品を作るのは本当気を使いますわ。
一応オーナーさんには「燃えてもしらんで?」とは言っておきましたが (^^;
まぁ車体側の加工(?)はオーナーさんに任せるとして・・・
ひと仕事終えたと言う事でちょっとほっとしたのでありましたとさ。
怖いから出力線にヒューズ追加しておいたほうがいいかも???
Posted at 2020/08/26 11:34:34 | |
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