2021年04月19日
仕事先の関係者の方が亡くなられました。
癌が全身転移していたそうで余命宣告を受けておられ、
自宅での最後を選択され過ごしておられました。
宣告では年を越せるかどうかというところでしたが
4か月ほど永らえることができたとの事でした。
実はご存じの方もおられるかもしれませんが
うちの仕事場の店頭に「エンディングフォト」の見本として
2枚ほど写真を飾らせていただいていた方なんです。
社長の古い知り合いで、かつ現在は直接の上司の旦那様でもあったり。
そんな兼ね合いで仕事場でスタジオ撮影をメインでやっていこうとなったとき
モデルがわりになってくださったという訳だったんです。
撮影時「死んだら遺影に使うからええの撮っといてや」と。
撮影した2013年当時はそれはもう元気そうにしておられましたのに。
その後病気の発見からあとはどんどんと痩せてゆかれて。
「あの時撮ってもらってて良かったな」なんて言ってくださっていました。
そしてしっかりと今回の式で遺影として使ってくださっていました。
本当何が起こるか判らないものですね・・・。
かつて何度か遺影の写真というものを撮影させていただきましたが
実際に使用したという報告は2件目でしょうかね。
(※あくまでうちでその後プリントしなかっただけかもしれませんが)
この手の写真を撮ると、存外長生きするというパターンのほうが多いもので。
中にはまた来年来るわ!なんて言ってくださる方も居られましたからね。
とりあえず何だ。
自分の小奇麗な写真は1枚くらい残しておかないといけないなぁと思ったり。
完全に紺屋の白袴状態。
撮る人は撮られにくいってのは確かにありますからね (^^;
間違っても免許証のアレな小さな写真を無理やり引き伸ばされて
祭壇に飾られることだけは無いように・・・
合掌 ( ̄人 ̄)
Posted at 2021/04/19 21:29:44 | |
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