(なんでも直るとは言っていない)
というかそもそも何故こういうものが舞い込んでくるのか?
本日の修理お題は・・・
「火花が飛んで動かなくなったウォーマー」
だそうで。
ウォーマーというか湯煎器というか。
ともかく筐体に水を入れて、それを暖めることで上に置いた
レトルトのパックや熱燗を温めるような機械と思ってくださいな。
で、早速解体してみると・・・
電源コードが見事に吹き飛んで切れていました()
なにやら修理跡があったので適当な修理のところにダメージが来た?
それにしても筐体の内部が妙に錆びている・・・
念のために全部バラしてみたところ内部が結構な錆で。
構造的にはここに水が入ってくるはずが無いのだが?
ヒーターユニットを挟んであった鉄板なんてもう酷いもので。
一応錆び落としをある程度しておいてから修理開始。
駄目になった電源ケーブルの寸を詰めて大丈夫な部分で留め直し。
スパークの兼ね合いで辺り一面汚くなっていたのできれいに清掃。
端子も錆など確認して掃除や打ち換えで対応。
全部外してみて確認してみると・・・案の定ピンホールが。
ここから水が浸入して錆の発生につながったようで。
そして聞いてみるとどうも何度か空焚きをしてしまっていたようで。
その時点でどこかから水が漏れていると判断してくださいよと orz
※設定温度が100度以上にもできるので蒸発したと思っていたのかも。
取り合えず錆を落として脱脂して金属パテで埋めておきました。
裏表両方からやったのできっと漏れない・・・ハズ?
一応念のために母材の薄くなっている同じような個所にもパテ盛り。
※裏にヒーターユニット固定用のネジが溶接されている為
錆を落としたヒーターユニットほか電気回路だけで仮組してみたところ
しっかり加熱を開始してくれたので動作自体は問題なさそう。
で、筐体を分解するときに気付いていたのですがグロメットが無い。
おそらく前回の誰かの修理の際に外されてしまっていたのでしょうか。
もしかしてこの兼ね合いで電源ケーブルが擦れて切れてスパークした?
もしくは空焚きの兼ね合いで加熱した筐体によってダメージを受けた?
ふむ・・・手持ちに丁度いいグロメットが無いんですよね・・・
要するに電源ケーブルが擦れなければ良いということで。
コルゲートチューブを押し込んで配線保護と致しました。
用途自体は間違ってないもんね(笑)
そんなこんなで一応の修理を完了致しました。
あとは金属パテが乾いてから実際に水を入れての動作確認かな。
・・・しかし本当にどこからこういうものを持ってくるんだか (^^;
そしてなんだかんだ言いながら手持ちの材料で修理できてよかった。
Posted at 2022/04/19 22:47:44 | |
トラックバック(0) | 日記