ご存じの通り鈴鹿での当日は自分は買い出しで走り回ったり、
補修作業に従事していた兼ね合いもあって一つどころに留まらず。
結局他の車両のなんて全然見に行けずだったんですよね・・・。
走っているのは見て居ますが・・・もうね、上位チームは走行音がまず違う。
とにかく静か。そして速い。
フリクションロスというかあらゆる損失を失くしているのだなと。
形状も空気抵抗を減らすべく風を切る流線形、低く平らなものが殆ど。
対して初参加やエンジンの調子が悪いところはエンジンをかけっぱなしだったり
場合によってはアクセルを吹かしていたり。転がる音もとても大きい。
うちの部も1台は前面を覆うカウルで風の抵抗を減らすことを目論んだけれど
オープントップであり高さもかなりあるので空気抵抗はかなり大きいだろう。
あとはもう車体重量がまるで違うんですよね・・・そもそも素材から。
そういうのを見ているとちょっとやそっとの事では上位は狙えまいて。
本当は今年こそ他のマシンをしっかり見ておいて。
そこから構造的なものや操舵輪の作り方、エンジンのチョイスや
細かい部分の加工などなど技術を盗もうと思っていたのですが
・・・上の通りまるでそんな時間が取れなかったんですよ。
※一昨年もぶっちゃけ段取りや何やらで実はしっかり見て回れてない。
※去年は仕事場のイベントと被って不参加
そんな中、他の部員達が撮った写真を見ていたんですね。
するとうちの3号機のように横型エンジンを立てているチームが
結構あるという事に気付いたんですね・・・
もしかして縦置きするのはエコラン界では常識なの!?
これ、カムへのオイルラインは外されている?(蓋が無い)
となるとオイルは走行前に滴下させるのだろうか???
オイルラインが新設されているのかもしれないとか!?
あとはかなりエンジン外装部を外せる限りは外してあって軽量化とか。
さらにこの写真のエンジン、カブエンジンは本来出力軸がエンジン左側なのだが
クラッチ側にスプロケットを増設(?)して出力軸を右側にしている様子。
メリットがあるとすれば右側だと自転車用のフリーハブが使えるんですよね。
これはもう本当にコロンブスの卵。
我々もどうやってチェーンラインを右に移すか考えてたんですよね (^^;
1号機のチェーンが外れやすかった原因は多分ここにありまして。
エンジンを切った状態で滑走からエンジンをかけて加速態勢になった時、
「フリーハブに駆動がかかった瞬間」に外れることが多くて。
そもそもの自作フリーハブに駆動がかかった時の衝撃が結構大きくて。
1.ハブに駆動がかかった際のショックと出力側のショックが吸収しきれず
チェーンがたわんでしまう(?)
2.チェーンラインがしっかりと直線ではない
多分これだと思うんですよね・・・なので市販の自転車のハブを使えると
駆動がかかった際のショックがかなり少ないので使えるとしたらチェーンが
外れるという事象は改善できるのでは???
話は少し逸れましたが。
横型エンジンを縦にするのは恐らくスペースの問題なのだろうか。
少しでも車体長を短くするためとか?もうね、いろいろ考察したくなる。
それに関する技術的なものも非常に興味が湧いてくるわけで。
他の部分もいろいろ見てみたいのですが・・・
いかんせん引きでなんとなく他の車体を撮っている写真ばかりなのですよ。
実際先程の写真もかなり拡大しているので画質がお察し状態。
何となく撮るんじゃなくてそいう機構部分とかもっとしっかり撮って (><。
もっと技術を盗めるように資料用写真として欲しかった・・・
まぁ仕方ない。
とりあえずブローしたのか?判らない3号機のエンジン。
再度ガソリンを入れてかかるのか?また圧縮でも測ってもらおうかな?
原因究明も含めて次回へと是非繋げて欲しいものです・・・
やはり、まだまだ奥が深いようです・・・。