12月10日、
RH9の鈴鹿走行会イベントがありました!
前入りでルートイン鈴鹿に泊まりましたが、
プロドライバーもショップ関係者も殆どココだったようで、
朝食のバイキングは異様な光景でしたw
まぁ~着いてビックリ!
兎に角広くて綺麗で、
今まで行ったことのあるサーキットは、近所の駄菓子屋みたいな親近感があったのに対し、
大型ショッピングモールに来たかの様!
否が応でも緊張が高まります!
そして、いざ走行開始。
周回は、地元のタカスサーキットを数回走った事がある程度で、
正直、峠やタカスサーキットの延長線上と思っていたら・・・
まるで違う!w
幅はそれ程広く感じないけれど、前方の距離がものすごく図りづらく、
高低差による縦のブラインドになってるとこも多くて、兎に角先が見えない!
慣熟走行1週で、「え?コレやばくねぇ?」となった即、
ピットに戻ってプロドライバーの同乗走行。
ドライバーはアルボーの柴田さん。
「NAですか?」と聞かれ、事前情報は全くないと判ったので、
「ターボで実測400ps以上出てます」
「タイヤはディレッツァだけどZ2で5部山程度です。冷間で1.9に合わせてます」
と、あったほうがいいと思われる情報を報告。
そして走り出したら、流石!の一言!
後でちゃんと製造年を見たら、履きっぱなし3年半前の5部山のタイヤで、
たまに探りを入れながらコース全周ずーっと一定のタイヤキャパを維持しながら走ってる!
「いや~いい車ですね~」
「デモカー的な車を買ったんですよ」
「そうでしょうね~」
メカも走りもできる人が言うんだから、やっぱこの車いいんだな!と嬉しく思いながらも、
86は物凄くインフォメーションがよくて、隣でもタイヤをどのあたりまで使ってるか判るので、
「この綺麗なラインと操作でタイヤのキャパ残りがコレぐらいだと・・・」
「真似してチョっとヘタこいたら・・・絶対飛ぶわ!!」
そう思ったが最後、そこからの走行は恐怖しかない!!w
プロのアタックを終えてピットへ・・・
ようやく自走だけれど、
水温油温とも上がってたのでとりあえず1週クーリング、
その後に1週それとなく走ってみたものの、ドコを走ってるかすらわからない!
前に誰かいればついて行って覚えようってものだけれど、
そんな時に限ってクリアで誰も居ない!w
そして1週はしって次の週で時間切れピットIN。
この1週が、結果的にベストタイムになってしまったw
午前の部で、
「兎に角ヤバイ!」というのを強く感じた為、
午後の部は流して只々コースを覚えるのに全てを費やそうと決意。
が!
まさかの同じ初心者、
ぷれすとんサンの後ろについてランデブー走行!!w
殆ど同じ様なリズムで走ってるのと、
互いにストレートは踏んでる上に馬力も殆ど変わらないから、
ストレートエンドで並んでも抜くのはコーナーの中~立ち上がりになるんで、
やめとこうと思い、終始二人してドライブ状態w
他の人からしたら、「コイツら何やってんだ?」だったろうなぁw
そして、ロクにコースも覚えられないまま終わってしまったw
とりあえず、終わってからやっと理解できた事は、
①ストップ&ゴーではなく、ゴー&ゴー
タカスや山のイメージ、ストップ&ゴーで走ったのが大間違い!
単純に目視の曲率だけみると、曲がれなそうでも、
鈴鹿は殆どのコーナーが3次元で路面に角度がついていて
速度が出てても曲がれるような設計になっており、
普段の感覚でブレーキングすると、圧倒的に減速が過ぎて、
逆にまともに曲がれなくなってしまうという事!
ハードブレーキングを必要とする場所が殆ど無い!
また、ドコか1か所を頑張ればある程度は・・・という場所ではなく、
まさに「サーキット」で、1周が全複合した一つのコーナーみたいな感覚。
日常で一番近いと感じたのは高速道路!
普段高速を攻めてる人はシックリくるんじゃ無いかなぁ~
それを、山の感覚で、しかもハイパワー車でやってしまうと、
減速しすぎた!立ち上がりで加速!
で、激しく姿勢変化させてしまって、ギッタンバッタン!
自分もだったけれど、
大排気量+スーチャーに加えてアドバンスポーツのぷれすとんサンは
まさにコレで、さらに超厳しかったはず。
②初心者は、よりキチンとしたタイヤを履く事が必要
設計自体が、高速での周回を想定した構造になっているのと、
コースを覚えていないと、目視で次のコーナーが非常に確認しづらい為、
高速になるのに初心者は綺麗なラインをとるのが難しく、
突発的な拙い操作に耐えうるキャパを持ったタイヤでないと、
速度を上げていってコースを覚えるのが厳しい。
縦は多少弱くても、横~斜めに強い粘るタイヤがいいなぁ~
ひたすら横方向への負荷なので、
多分、ちょっとキャンバーつけるダケでも相当変わるはず。
この点でも、通勤用だったりドラッグ用で、
キャンパーを起こしてる自分やぷれすとんサンは厳しかったかなぁ。
③視界を出来るだけ高い位置に
兎に角、コースの先が見えない、見えても距離が分かりづらい為、
初心者はシートポジションを可能な限り高くセッティングしたほうが良さそう。
自分は、普段乗りで少し低いなと感じる程度にしていたら、
鈴鹿だとその「少し」が「猛烈」に感じてしまった・・・。
終わった直後は、ぷれすとんサンと同様、
「こんな危ないトコもう走らないわ!!w」だったけれど、
あまりにヘッポコすぎたのが我慢ならなくて、
とりあえず、早速シートポジションは修正したんで、
来年はまともなタイヤを入れてコースを覚えに行こうかな!
そして目標は、
来年入れるタイヤを5部山で止めて3年置いといて、
今年と変わらないタイヤの状態でマトモに走ること!
それが自分のジャスティス!
ちなみにタイムは、
プロが引っ掛かりまくって2分49秒、自分がクリアで何となくではしって3分1秒w
クソザコナメクジな結果だったのに、
86&BRZmagazineとOptionから取材を受けてしまったので、
全国に醜態を晒してしまいそうw