明けましておめでとうございます~
みんカラには登録後、主に整備情報源として、
他では得られないレベルの情報を提供してもらっているので、
(プロでも写真等を参考にする事もある)
誰かが気になったことを検索した時、
ムダな金や時間を使わなくて済むような情報を纏められればと思います。
(自分の忘備録も含む。むしろソッチがメイン?w)
先ず今回は、市販ワックス・コーティング剤の比較!
黄色のSW20と、黒のZN6で全く違う事が判ったので、
使用したことのある製品の
明色・暗色での相性と〇×を簡潔に纏めます。
【バリアスコート】
特徴:油系の汚れ落とし性能が高く、コーキングすら落とす。油のにおいがする。
艶は強めで、明色との相性は良い。暗色だとムラがどうあがいてもできる。
耐久性・撥水性は青空で1週間程度だが、塗装へのダメージ保護性能は長期間続く。
クロスの走りで施工状況がある程度判断できる。
【ゼロウォーターシリーズ】
特徴:ガラスコーティングの先駆け。艶はあまり出ないが、透明感が出る。
明色でもグリーンやイエローといった特に明るい色とは相性がいい。
ムラはバリアスコートよりはでないが、暗色ではムラになる。
プレミアムなら、艶もある程度出る。汚れ落とし効果はほぼ無い。
耐久性・撥水性は青空で1週間程度。
クロスの走りで施工状況がある程度判断できる。
【ccウォーターゴールド】
特徴:バリアスコートとゼロウォータープレミアムの間くらいの特性。
(ゴールドのみ使用したことあり)
あらゆる性能が、ほぼゼロウォータープレミアムと同等だが、
樹脂部の汚れ落としと艶はこちらの方が上に感じる。
やはり、暗色だとムラができる。
【FW1】
特徴:水無し施工品としては最高峰。ガラス系コーティングではなく、WAX。
仕上がり感は限りなく固形WAXに近く、固形WAXが液状スプレーになった感じ。
施工方法も固形とほぼ同様で、塗り込みと拭き取りを分ける必要がある。
ヘッドライトの黄ばみを落とす能力が異常に高く、
他の専用品を使うより圧倒的に楽で仕上がりもよい。
比較的ムラになりにくいが、明色・暗色とも変わらず。
施工面は非常に結露しやすくなるので、内窓には使用しないほうが良い。
耐久性・撥水性は低く、ひと雨で終了といったカンジ。
【スムースエッグ】
特徴:水無しコーティングが可能。それ以外に特に特徴がなく、
汚れ落とし性能も耐久性も低い。ムラもできやすい。
自走でイベントへ行った際の、ピンポイントな汚れ落としには良いと思う。
【LOOX】
特徴:表面仕上げ剤との事で、車のボディにも使用する表記があるが、
コンパウンドが強すぎて、怖くて使う気になれない。
主にマフラーや金属素地の仕上げ1歩前の磨きに使用するものだと思う。
【LOOX DX】
特徴:ノーマルLOOXと何が違うのか、猛烈に暗色のボディ仕上げに向いている。
シュアラスター等その他メーカーの同様な効果を謳う製品では、
逆にキズができたり、大して綺麗にならなかったりするのが、
軽く縦横に撫でるだけでプロ並みの仕上がりが即体感できる。
兎に角、艶やかなボディになるので、ココ1発の際にオススメ。
ただし、ワックス・撥水性能の耐久性は無い。(青空で1週間程度)
拭き残しも発生しやすい。
【LOOXレインコート】
特徴:非常に艶と撥水性・耐久性が高く、かつ暗色でもムラになりにくい。
青空で2週間程度効果が持つ。
恐らく匂い付けされており、香水っぽい匂いがする。
大抵のコート剤ではお手上げな、ウォータースポットの除去にある程度強い。
ただ、施工状態がクロスの走りで判別しづらく、
拭き残しも発生しやすい。
【ゼロフィニッシュ】
特徴:非常に汚れ落とし性能が強い。
コレでダメならコンパウンド系にいくしかない、といっていいレベル。
独特なアルコール臭がする。まんま揮発性も高い。
非常に艶がでるが、比較的ムラになりにくいものの、暗色はムラになる。
ワックス・撥水性脳の耐久性は低め。
金属素地系への相性は良い。
【ヴードゥーライドシリーズ】
特徴:一式使ってみたものの、コレ!とおもったのはディテイラーのみ。
そのディテイラーも、上記のゼロフィニッシュに食われてしまったカンジ。
ただ、ディテイラーのほうがムース状なので使用しやすい。
それ以外の製品は、発売当初は優位性があったものの、現時点では他が強くなりすぎてしまった。
【レインドロップ】
特徴:暗色だろうが明色だろうが兎に角ムラにならない。
さらに、艶も強く、その上手垢が非常につきにくい。
ガラスも拭きムラがでないので、気持ち良い仕上がりになる。
施工時のクロスの走り方が桁違い。
汚れ落とし性能もあり、ウォータースポットも落ちる。
現時点で耐久性は未知数だが、施工時間・仕上がりトータルで見た場合、
最強の可能性がある。
感覚的にはガラス系コーティングに近い。
※番外
【マジックウォーターEVO】
特徴:超遅行性だが、強烈に透明感と艶がでる。
効果は絶大だが、施工が非常に手間で、製品の入手もしづらい。
ゼロウォーターはマジックウォーターのOEMみたいな存在で、
一般でも施工しやすくした物らしい。
《まとめ》
明色はムラをあまり気にする必要が無いので、
透明感を重視するならウォーター系。
艶を重視するなら、バリアスコートがオススメ。
暗色は、大抵の製品はムラになって異常な手間がかかるのと、
透明感は出にくいので、艶系の一択。
オススメはLOOX DXを1度仕様してからの、レインドロップ。
バリアスコート、レインドロップ等のエアゾール系は、適量を出しづらい傾向。
スプレー系は、少なくなると角度をつけたら出しにくい傾向にあり。
ガラス系のコート剤は基本遅行性で、しばらく置いてから艶や透明感が出る。
もし、ムラさえでないのであれば、
汚れ落とし性能、仕上がり、実質的な防護耐久性能、施工性、コスパを考えると、
バリアスコートが一番かなぁ~
書いてるうちにグダグダになってしまったw