明日、子持ち家は旅立ちます。
旅立ちますと言ってみたものの、移動距離が450kmくらいあるだけで何てことはない、アタクシの実家に孫の顔見せに行くだけです。それを旅と言い張るか帰省と表現するか意見の分かれるところですね、はい
ほんでその行程が
先日一ヶ月点検で行ったサッポコのディーラーへのルートとけっこう重複しておりまして。
明日は仕事上がりに出発するので、道中各所にある北海道の美味しい物にありつけないのですが、日中走った一ヶ月点検の時は↓↓↓↓↓こんな塩梅でした↓↓↓↓↓
お気楽道中と題打ちましたが、普段より早起きして高速道路使わずにその分メシをちょっと豪勢にしたりして調整してます♪
ディーラー到着時、一般道オンリーなのに平均速度が法定速度を上回るという北海道の郊外の実情を体現する数字が出たりして(あくまで流れに身をゆだねてるだけです)、どうしても距離が嵩んでしまう環境だなと思いました。ただ、距離が行ってしまうのは東北にいた時の方で、大好物のタイトなグネグネ旧道とか良好ワインディングとか、うひょひょなダートとか、各所に待ち構える温泉、蕎麦、キタナシュランその他諸々が楽しすぎました。ある時ふと気にかけてみるとオドメーターが壊れてるんじゃないかと本気で心配するくらいクルクルクルクル回ってたのを覚えてます。
そんな感じで風が吹いてくる方向さえガン無視で己の欲望のままに走り回っていた年頃のことです。限界集落を通り過ぎて山奥のまた山奥にある蕎麦屋に入ってみたときのことでした(日本むかしばなし的な)、趣のありすぎる古民家蕎麦屋に入ってみると90手前ぐらいの婆さんが一人でやっているのが有り余る趣とやらを際限なく増長させているような蕎麦屋でした。私は3つしかないお品書きの中から山菜天ぷらそばを気軽に注文したのです。したらば婆さん、庭に出る。
なぜに???90度以上曲がっているのではありませんか?と本気で心配するその腰は、庭に生える山菜を採るところから始めるのです。
婆さん、そばは製麺所から仕入れてあるのか?それとも打ってあるのか?ん、今から捏ねるのか???みたいな調子で30分以上経っても出てこない。
そんな出会いがあったりするもんだから本当に楽しくて色んなところへ行きました。結婚する時に泥
嫁さんとは、ガソリン代だけはケチらずに精神安定剤だと思って、むしろ医療費として計上するつもりで容認してくれと契約した記憶があります。
いつも通り話しが大幅に逸れました。
サッポコへの行程、最近のお気に入りは
喜茂別にあるきのこ王国です
きのこ王国自体、道央圏に4,5店舗あるのですが、一杯100円で出してるきのこ汁が有名&実力十分ですね。
長いこと100円でやって来たのですが、他業種同様消費税¥原価高騰¥人件費¥その他諸々¥の影響で値上げをせねばならんくなったそうです。
「申し訳ありません、108円にさせてください!!!!!!!!!」
宮城の鳴子温泉界隈で夜の11時までやってた温泉が、まことに申し訳なく心苦しい限りでございますが10時閉店にとさせていただきます と異常なほどの低姿勢で営業時間の短縮を告知していたのを思い出した。
ちなみにここのきのこ汁、きのこ2倍の特盛200円がやめられません
初めて食べた時、あまりの太さにこの白いのは本当にエノキなのだろうかと家族会議を開く始末w
あと、あくまで田舎のドライブイン的な空気感満点の店舗なので何の期待もしていなかったのですが
ラーメンが激ウマなんです。特に味噌ラーメン
ラーメンの評価は人それぞれなので話半分で読むのが正解ですが、札幌市内で提供しても十分に存在感を発揮できる味だと思います。
そうそう、きのこ王国の斜め向かいにある
ポテトインパパという洋食店のラクレット(チーズ)がうまいんですよ!ハイジがアルムオンジのとこで食べてたとろけるチーズですよ、あのトロットロの!
喜茂別というかニセコをはじめ羊蹄山麓一帯はジャガイモの産地(カルビーの工場があったりします♪)で有名でもあり、湧水が全国区で製品化できたり、水に恵まれた土地が故に豆腐が美味しかったりと地味かもしれませんが子持ち家のハートをガッチリキャッチして離さない地域なんです。
札幌入りしてからは贔屓にしている寿司、シュウマイ、から揚げ、和菓子等々の愛すべきもの全てを程よく調整してお世話になり、程善く酒を飲みホテルで一泊です(夏は有無を言わさず日帰りです、無駄銭は父ちゃんが許さん!と言いつつ、最近年食ってきて衰えたので堕落してしまうかも)。
そうして子持ち家のディーラー詣では暮れてゆきます。
この状況を簡単に言うと、300kmほど走らないとテスターにありつけないという逆境を逆手に取って、ロングツーリングの旨味と北海道のうまーだぎゃー(だぎゃー?)をいいように享受していると言えばいいと思うのです。
ただしこれ、妻子を連れて冬季に長距離移動してるから安全性を優先してるだけで、過度の節約家なオイラだけの道中だと止まらない・泊まるわけがない、泊まるなら車中泊orキャンプ以外何がある?てな感じですね
そんな感じで極めて慎ましく、庶民の贅沢を享受しつつ点検を終えて翌日、イカール星に戻るわけです。
ほんで家に着いてみてぷじろーを労ってみると
雪というよりは先行車に巻き上げられた泥はねが氷着・固着したものですね。融雪剤も含まれているであろうものなので帰宅次第、がんばって洗車いたしました。
雪国の冬は文章に起こしてみると特殊なものなのかもしれません。マンドクセ(´A`)ことが多々ありますが、慣れるとそんなもんだと思えるようになれるのと等しく、特に煩わしさを感じなくなります。
明日からもよろしくねん♪と己の畑や財を耕してくれる使役馬、使役牛に労をねぎらい感謝をするのと何ら変わらないわけです。
さぁさてぷじろうさんよ、明日はバシっと長距離移動、頼みますよん♪
Posted at 2017/03/17 00:06:34 | |
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プジョー | 日記