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MR-Sの全塗装をするにあたって、悩んだり迷ったりしたことです。
結構大掛かりなことになるので、ついでにやった方が工賃が割安になるとか、あとでやろうとするとかなり大変になることとかが多々あるので、それをどこまでやるのかというのがなかなか難しいところでした。全部やっちゃえば簡単なんですが、それはそれで資金的な問題とかが出てきますしね。

まずはフロントバンパーです。
既に書いてますが、当初は社外品を物色したものの結局純正中古にしました。
デザイン的には、アブフラッグとかダムドとかがいいかな～って考えてたんですが、地上高がどれぐらいになるのか分からなかったので冒険はできないかなとか。
もっと言うと、私のMR-Sには、リップスポイラーやサイドスカートとかも元々ついてません。パンバーを考えてるときには、その辺もセットになってくるよなぁと考えてました。（後で足そうとすると塗装の調合とかの関係で割高になりますし）
実は、アブフラッグのバンパーとサイドスカートに決めかけてたタイミングもあったんですね。でも、よくよく考えてみると、元々シンプルなデザインが好きで、サーキット走行ガンガンやってるときでさえエアロ系のものって全く付けてなかったのに、サーキット休止中の今、エアロを付ける意味ある？と思ってしまいました。さらに、当面はドライブや写真撮影を楽しもうと思ってる中、段差とかで擦りやすくなると機動性を損なうことにもなってしまいます。
結局、割安になるからっていう理由だけで特に必要性のないものに投資しようとしてるんじゃないかという結論になって見送ったんですね。同じ理由で純正のリップとかも採用しませんでした。

そして、エンジンフードの塗装も迷いました。
ここだけ唯一外装系のパーツがついてて、このままバリスのエンジンフードに塗装するか、純正戻しで塗装するか。（両方という手もありますよ、という提案も受けてましたが）
バリスのエンジンフードは、元々、サーキット走行での熱問題への対策と、MR-Sで一番高い位置に近いところ、かつ重量物が集中しているリアにある重量物の軽量化が狙いで採用していたものです。
サーキット走行をしばらくしないとはいえ、普段の走行でもこの位置にあるパーツの軽量化って結構効いてるんじゃないかなというのと、純正のエンジンフードは元の色のままの方がオクとかには出しやすいかなということで、元の仕様のままバリスのエンジンフードに塗装してもらいました。

あとは、どこまで塗るのか問題。
最初は、ドアの内側とかも元の色が暗い色なので目立たないんじゃないかとか思ってましたが、やっぱり乗り降りのたびに目に触れる場所だし、塗っておいた方が無難かなぁってことで塗装してもらいましたが、ここは塗っておいて良かったと思います。意識してみると、結構目につく場所ですよね。
ボンネットやエンジンルームの中はそのままです。（ボンネットフードの隙間とかから見える部分のみ塗ってあります。）自分的にはそんな部分の色は気にならないし、元の色で違和感がそんなにあるとは思えなかったので。元が赤とかだったら気になったかもしれませんが。

他にも、こまごまと選択があったはずですが、あまり記憶に残ってません＾＾；

MR-S、帰ってきましたー！！
いやー、長かったです。待ってました。








詳細は、写真とか整理してからにさせていただきますが、ひとまず、こんな感じになりました。





つるっつるの艶々ボディになりました。
思ってたよりも少し白くてきれいな感じの色になって、イメージと少し違いましたが、いい感じになったかな。光の加減や見る角度によって結構雰囲気が変わる不思議な感じです。

１５年もつきあった元々の色との違いで、脳が少し混乱してましたが、帰り着く頃には少し目（頭？）が慣れてきました。

さて、どこにドライブに行こうか。
帰って来るまでにすでにかなり汚れたけど＾＾；；；

全塗装に出してるMR-Sですが、ショップがとっても忙しいようで、いまだに帰ってくる気配がありません。夏の終わりに預けたので当然夏タイヤ、このままだと冬の峠越えができなくて持って帰れなくなってしまうんじゃ・・・持って帰れたとしても、納車当日に塩カルまみれ・・・orz

それはそうと、今回の色の選定結果は、完成してからお披露目予定なんですが、私の方も今か今かと日々待ってると色々とたまってしまいますので、ちょっとだけ選定経過の話でも。つまり選ばなかった色の紹介です（笑）


少し前にも書きましたが、全塗装が頭の片隅にあったのは、実は８年も前から＾＾；
その頃からの長い期間の妄想の経過です。

最初の頃考えてたのは、８６のオレンジメタリック。
元々MR-Sにはオレンジ系の色が似あうと思ってたんですが、試乗に行った８６がこの色で、いい色だな～っと思ったんですよね。
ただ、MR-Sに似合いそうな色だからこそなのか、オレンジ系のMR-Sって結構かぶるかなというのがありました。

そして、NDロドのソウルレッド。
これはNDロドが発表されたときに、きれいな色だな～っと思いましたね。
ただ、個人的に、MR-Sの形状に合わないような気がしてきました。
なにより、上のオレンジも含めて、自分には派手な色は似あわないよな～という気が激しくします＾＾；

それじゃあ、地味めの色ってことで、いっそのこと、あえてスポーツカーぽくないアイボリー系とかにしてみたらどうかなんて血迷ったこともありました。
でも、そんな思い切りもなく、絶対後悔するということでこの道はナシｗ

そんな頃見たのが、アルファロメオのジュリエッタに新色としてムーンホワイトなるものが追加されたというニュース。
写真で見ると、ホワイトといいながら、シルバーのような青のような不思議な雰囲気。すごくいい感じに見えます。この色は知らない人も多いかもしれませんが、気になる方はググってみてください。
ただ、写真で見るといい感じなんですが、光の当たり方とか角度とかでかなり印象が違う色のようなので、実物を見ないとなんともいえないところです。結局、今日にいたるまで一度も実物を見たことなく、気にはなりますが採用には至りませんでした。

他に候補にあがってたのは、これまたNDロドのマシーングレープレミアムメタリックとセラミックメタリック。
NDロドって、ホント好みの色をラインナップしてるなぁ。
ただ、冷静に考えると、マシーングレープレミアムメタリックは、せっかく全塗装するのに元々のグレーマイカメタリックとあまりにも近すぎるだろうと。それだけのコストかける必要ある？と思ってしまいました。
セラミックメタリックの方は、最後まで候補に残ってたけど、決断できるところまではいきませんでした。

そんな中、あることをきっかけに思い出した色がありました。
そうだよ、やっぱり自分にとって物語性のある色じゃないとコストかける意味ないじゃないかと。他人にとってありきたりな系統の色だったとしても、愛着を持って乗る車にとってこれって重要だよねと。
そんなわけで、トヨタではない某車の純正色を採用。
私の記憶が正しければ、元々そのクルマのために開発された色で、その後少し対象車種が増えた色です。ただ、最近ほとんど見なくなったので、私も今回実際の色を見て決めたのではなくて、写真を見ながら、記憶をたどって多分MR-Sに似合わないことはないだろうと決断しました。

なお、発注後にネットを徘徊してて見つけてしまったんですが、思ってもなかったような車、いわゆる大衆車にこの色が採用されてたようだと。その車はあまり売れた車ではなかったはずなので知らなかったようです。
そのクルマに乗っておられる方にはもうしわけないですが、これ、実はかなりショックだったですね。物語性を求めたわけですから、ここは重要でなポイントですからね。
ただ、その後分かったんですが、今回発注した色には、同じ名前、同じ色番号で２色あるんです。（少し前に書いた打ち合わせの件ですね。）
色見本の記載やそれぞれの車種を作ってた工場などから考えて、その大衆車だけ実際の色が違うということだろうと判断できたので、かなりほっとしました。

そんなわけで、生まれ変わったMR-Sの帰りを今日も楽しみに待ってます。


毎日毎日クルマが帰ってくるのを楽しみにしてたら妄想が膨らんでしまいまして、長々と妄想爆発の駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
なお、色当てクイズのようなコメントも歓迎いたしますが、今正解をばらすわけにはいかないので、そっけない返答になってしまうかもしれないこと、あらかじめご了承ください。

順調ではないですが、着々と入荷中です。
維持のために、集中散財中＾＾；；；；


他にも事情はありますが、最近、写ドラとかやってるとかなり気になるぐらいの黄ばみ具合になってきたし、ヘッドライトを新品に換えてやることにしました。
表面は磨けばきれいになるけど、中はどうしようもないし、ライトを点灯するとプラの中に細かいヒビのようなものがたくさんあるのが分かる状態で、当然その分光が遮られたり拡散したりで、明るさにも影響が出てる状況でした。この前の車検は通りましたが。


ちなみに、私のMR-Sは、H１６年式の２．５型です。
２型以降のヘッドライトってすべて同じだと思ってたんですが、品番を調べてみると、同じ２．５型でもH１７年の１２月の小変更から品番が変わってますね。
そういうわけで、元々ついてるやつと同じものを某現場を支えるネットストアで発注したんですが、メーカー欠品で結構納期がかかる。てことで、小変更後のヘッドライトを注文しちゃいました。調べてみた限りでは問題なく付くはずですし。
現物を見ても違いは分かりませんね。並べてみたら何か違うのかな？


で、ついでの人柱的散財

この際、ロービームをLED化してやろうと思います。
これも理由はこれだけではないんですが、MR-Sの場合、構造上ヘッドライト外さないと交換できないのでいいタイミングだし、もうこの先、ヘッドライトユニットの新品を購入する機会はないでしょうから、少しでも長持ちさせてやろうってことで光源によるダメージを減らしてやろうかなと。
選んだのは、スフィアライトさんのRIZING２のH7（６０００K）
構造上交換が面倒くさいので何度も交換したくないから、それなりにちゃんとしたものを使いたいんですが、ちゃんとしてそうなものでMR-Sのロービームに公式で適合してるのってこれぐらいしかないんじゃないかと。でも、アダプターが異常に高い（多売が全く見込めないから仕方ないところか）せいか、レビューとか全然見ないので人柱ですね。

で、４５００KにしとけばいいのにせっかくのLED化だからってことで６０００Kを選んでしまったので、ポジション球も合わせることに。


あとは、ウインカー球も新品に。

これまた、ライト外さないと交換できないので、予防的交換です。
こちらは安心の純正品。

併せてハイビームも交換といきたいところですが、資金的に今回はパス。
まあ、ハイビームそんなに使ってないし、これは後での交換もそんなに面倒ではないはずなので。



で、いつ取り付けるかというと・・・

実はまだ片側しかユニットが届いてない。
こちらの品番のユニットは比較的早く着くってことだったんですが、いざ発注してみると片方はやや納期がかかるとかorz

そんなわけで、取付けはもう少し先。



そして、もう一つ維持りで大きな悩みがこいつ。


もう、ボロボロ。
補修しながら使ってきてたんですが、１年前にこれ以上無理だと思って、新たにRMSを発注。まだ届きません。
その間にどんどんボロくなるし、さらにはサーキット活動を休止したんでRMSって絶対用途に合わない。さて困ったというわけです。

選択肢１
　RMSはサーキット復活に備えて保存しておいてセミバケを追加で買う。
選択肢２
　RMSを売却して、それを原資にサーキットも走れるし、普段使いもしやすいタイプのフルバケを買う。

選択肢１は資金的に厳しいので選択肢２が現実的なんですが、まだ手元にないものは売りようがないし、困ったなぁ・・・

実家に帰ったついでに、大切にしまってあったS2000初期型のカタログを引っ張り出してみました。










う～ん。やっぱり今見てもかっこいいなぁ。


発表されてすぐにカタログもらいにいって、何度も眺めたよなぁ。。。
今振り返ってみても、これだけ欲しいと思ったクルマは他にない。
MR-Sに出会うことがなかったら、今頃乗ってたかもね。




余談ですが、このあたりのディーラーオプションには時代を感じますねｗ