
【挨拶】今度のナットはクロモリにしてみました。短いやつにしたので、普通のナットよりは結構軽いかな。ジュラルミンには遠く及びませんが。
まあ、この程度の軽量化は気休めでしかないですから。
さて、
プリウスがリコールになりましたね。
相次ぐ大規模リコールで、トヨタさん大丈夫かと心配になりますが、それにしてもこのリコールはなんだか考えさせられます。
不具合とされているのは、雪路や凍結路を低速で走行している際にABSが作動した場合、ABS作動前に比べ、制動力が低下し運転者の予測よりも制動距離が伸びる可能性があるというもの。
この辺の記事とか見ると、それによって生じる制動距離の差は70cm程度。
しかも、ブレーキを踏み足せばちゃんと制動力は発生するってことです。
え~っと、これって、滑りやすい路面を走行中にも関わらず、70cm制動距離が伸びることに対応できるだけのマージンを取った走行をしてないってことですよね。
しかも、ABSが作動してる状況で、ブレーキを踏み足すでも離すでもなくそのままでいると。
だ、大丈夫ですか!?
こういう人がABSのついてない車とかに乗ったらと思うと恐ろしいですね。
クルマの性能がどんどん進歩して、どんな時でもブレーキはただ踏めば止まるし、ハンドルも切れば曲がる。路面状況とかお構いなし。完全にそういうのが前提になってきてるってことですよね。
むしろ、ドライバーの技量の低下が心配になりました。
改修で、より安全になるならどんどんすべきだとは思いますが、トヨタさんが当初サービスキャンペーンでの対応を考えたのも分かるような気がします。
まあ、実際にあれだけの苦情が来てるわけですから、安全対策もしないといけないのは当然です。
ただ、それをリコールでやらないといけないってのは、大ヒットした車だからこその宿命かなと。これがMR-S程度の販売台数だったら、そんな問題に発展するだけの苦情にはならなかったでしょうね。
Posted at 2010/02/10 21:56:51 | |
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