地震関連のブログは、あまり書く気がなかったんですが・・・
懸念していたことが・・・
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東日本大震災:温泉旅館、キャンセル相次ぐ レジャー自粛ムード /鳥取
毎日新聞 3月17日(木)13時8分配信
東日本大震災のあおりを受け、県内旅館でキャンセルが相次いでいる。皆生温泉と三朝温泉の大手6旅館では、地震発生後から16日昼までにそれぞれ200~80人のキャンセルが出た。被災した東北や関東ではなく、関西や中四国からのキャンセルが多く、レジャー自粛の空気が広がっている。【遠藤浩二】
皆生温泉の「皆生菊乃家」では、個人、団体で計約80人がキャンセル。地震発生直後は、関東や東北からのキャンセルが多かったが、14日ごろから関西、中四国からのキャンセルが増えてきた。静岡東部で震度6強を観測した15日夜の地震を受けてキャンセルした人もいたという。
「皆生グランドホテル天水」でも100人を超えるキャンセルが発生。東日本が2割、西日本が8割という。「旅行する気分ではない」「東北の応援をしたい」「東京本社に応援にいかなければいけない」などの理由だった。
同ホテル予約センターの松永隆次長は「西日本の人たちは旅行を自粛している状態。半年ぐらいは続くのではないか」と懸念する。
皆生温泉では皆生つるやが100人、三朝温泉では三朝館が200人▽依山楼岩崎が150人▽万翠楼が100人のキャンセルがあった。多くが西日本の客のキャンセルという。
一方、菊乃家は16日以降に予約を受けた宿泊料の一部を義援金として寄付することを決めた。土日にはチャリティーコンサートも開く。
若女将(おかみ)の柴野寛子さん(26)は「こんな時だからこそ旅館がお客様を元気付けたり、明るい気持ちにさせたりしなければならない」と話している。
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地域経済は疲弊しています。
その中で、これだけのキャンセルとかものすごくダメージがありそうです。
万が一にでも、この中の一つでも倒れるようなことがあれば、その影響は一体どれほどのことになるのでしょうか。
利益が出てれば入っていたはずの税収
従業員の収入
取引先の利益
これらの人々への新たな公的支援
等々
しかも、直接キャンセルを受けた旅館だけではなく、そのお客さんがお金を落としたであろうその他の分野にも同じ影響があります。
もちろん、不幸にも被災された方がそれどころではないのは当然ですし、「応援にいかなければいけない」というのであれば、当然それが優先されるべきです。「旅行する気分ではない」というのも、この状況下ではやむを得ないかもしれません。
でも、「東北の応援をしたい」ということであれば、キャンセルすることなく是非来て欲しいのです。自粛することでは応援にはなりません。間接的にではありますが、来ていただくことの方が、多少でも応援になると思うのです。
また、自粛ムードが広がってるので、こんなときに旅行したら不謹慎だと思われるとか、何となくいけないような気がするとかでキャンセルされる方も多いのではないでしょうか。そういう方も是非来てください。ただ自粛することでは、何も生まれません。
来ていただいて日本経済をできるだけ落ち込ませないことが、我々のできる災害復興への応援ではないでしょうか。
お願いします。
Posted at 2011/03/18 00:10:08 | |
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