
久々のブログアップがこんな内容になるとはね・・・
田舎の国道を走っていたときのことです。
現場は、緩い右カーブ。対向車線からは左カーブです。
田舎の開けたところを走る道なので、基本的に見通しはいいんですが、ここはカーブなので少し先は見えません。
道は空いてるので、それなりの速度で流れてます。
現場に差し掛かったとき、対向車線の大型トラックが2台視界に入ってきました。
なんとなく違和感を感じたのでアクセルを緩めたんですが、あとで考えると違和感を感じた理由は、おそらく2台の速度差でした。
視界に入ってきたときは、前を走るトラックが左側の駐車場に入ろうと速度を緩めているところに、後のトラックはそのままの速度で一気に車間距離が詰まってしまっているタイミングでした。
対向車線は見えないはずなのに、そのままの速度で対向車線にはみ出して追越をかけようとしていたんです。
それを察した私は、ブレーキをかけ始め、クラクションを目一杯鳴らしました。
それでそのトラックがこちらの車線にはみ出してくるのをやめるものと思っていましたが、速度はそのまま、進路を変える気配もありません。
そこで、ブレーキの踏力を上げ、相手方の動きを注視していたんですが、結局なんらの変化もなかったので、さらに踏力を上げ、すぐに停車しました。
そのトラックは、停車した私の車の目と鼻の先で、先行のトラックをようやくかわし、そのままの速度で突っ切っていきました。
この間、ほんのわずかの時間です。
事が起こっている最中は、意外と冷静でしたが、事態を理解した瞬間震えがきましたね。一歩間違えば殺されてたかも。そこまで行かなくても、当たってたら廃車でしょうね。
非常に恐ろしい経験でした。
で、実は、対向車のドライバーもしっかり見てました。覚えてます。
まあ、その風貌とかはどうでもいいことですが、問題なのは、あんな状況になってて、こちらからあれだけクラクション鳴らされてるのに、まったく動揺とか焦りとかなく、普通の感じだったこと。
彼にとっては、特に驚くような出来事でもなく、よくあることなんでしょうか。対向車のドライバーの判断がちょっと遅れたりしただけで大惨事になるかもしれないような状況を作り出してるのに。
まあ、大型なので、普通車とぶつかっても自分はそれほど怖くないのかもしれませんね。
あんな奴が、あんな運転をして、それでプロとしてお金をもらってるかと思うと、腹立たしくて仕方ありません。
Posted at 2012/06/05 20:35:24 | |
トラックバック(0) |
車一般 | クルマ