ここんとこずっとの流れなんですが、業種にかかわらず、なんだか客の意向を過剰に尊重するような流れってありますよね。
意向を尊重するっていうと悪い感じはしないですが、悪く言うと顔色を伺うというか・・・
昨日ディーラーに行ったときにもそんな感じだったので、改めて気になりました。
タイヤをスタッドレスから夏タイヤに交換したところだったので、保管から出してきた夏タイヤの空気圧のチェックしとかなきゃなと、オイル交換ついでに空気圧の調整もお願いしてました。
そしたら、やはり圧がかなり低くなってたとのことで、それを通常の圧で調整していただいたんですが、わざと低くしてた可能性もあるんじゃないかと思われたようで、作業後にそれでよかったのか、サービスの方がしきりに気にされてるんですよね。
そんな、空気圧の調整が希望どおりじゃなかったとしても、別にやり直しがなんぼでもきく作業ですし、時間だってかかるもんじゃないわけで・・・なんて思っちゃうんですが、おそらくそんなことでもクレームをいう客がいるんでしょうね。場合によっては、すぐにお客様相談センターとかに電話したりして・・・
そういう客への防御策として、店もサービスの方もそういう対応をせざるをえないというのが実情なのかなと。
ただ、正直、個人的にはそこまで過剰に反応されても気持ちがよくないというか、無駄なことにエネルギー費やして精神をすり減らすよりも整備のレベル維持に努めてくれた方が、なんて思っちゃいます。(配慮の行き届かない接客も気持ちよくないので、難しいところではありますが)
それに、こういうのって、コストが上がったり、整備の質が落ちたりで、結局、客に跳ね返ってくるもんだと思うんですよね。
冒頭にも書きましたが、業種にかかわらずこういうことって増えてるように感じます。
てことは、社会全体で常識の範囲を超えたクレームとか増えてるんでしょうね。
そういうクレームがあるから、それに対する対応として、過剰な対応をする。そういう対応をしてもらえるから、受け入れてもらえるもんだと思って、さらに過剰な要求をする。というようなスパイラルがあるような気がします。
なんて書きましたが、今はそれが常識なのかもしれません。私の思ってる常識が今や非常識なのか・・・
はたまた、そもそも私の思い込みに過ぎないのかもしれません。
まあ、車に限っていえば、売る側がこういう客層を狙ってるわけですから、やむを得ない面もあるのかも。
Posted at 2015/03/23 00:01:55 | |
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