広島県警高速隊に「CX-5」パトカー登場

地元テレビ局のローカルニュースで「トップニュース」扱いで報道されましたが，マツダ株式会社が広島県警高速隊に，パトロールカー仕様に架装したCX-5を「モニター車両」として2台提供するとの報道が有りました。



提供されたのは，SKYACTIV-D 2.2搭載のAWD（四輪駆動）モデルで，CX-5パトロールカーは主に冬期の厳しい気象環境下での高速道路における交通警察活動用に利用されるとのこと。

エンジン回転数などのロギングデータなどは全て回収されると言うことで，マツダの金井代表取締役会長は，「シビアコンディション下でのクルマの走行性能をモニタリングすることにより，より安全で，より耐久性のあるクルマ造りに役立てていきたいと思います。」と語っておられました。



以前，日本赤十字社の血液輸送車に採用されたCX-5を紹介しましたが，さらに過酷な条件で使用されると思われます。



提供された1台のルーフには，散光式警光灯と共に電光掲示板が架装されていますが・・・。



恐らく，警察のパトカーで実績を作って，ネクスコのパトロールカーへの導入を狙っているのではないかと思いました。



電光掲示板の付いてない「本気仕様」(笑) もいますのでご注意を！

早速2台は，三次市と北広島町の分駐隊に１台ずつ配備されたようですので，松江道や中国道などで事故処理や交通取り締まりにあたる模様です。