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Bashi.のブログ一覧

2007年12月30日 イイね!

第参話。

また後日談です。
付き合ってから聞いた話です。

学校から地下鉄駅まで一緒に歩いた日。

本当は少し待てばバスはあったみたいです。
考えてみたら通学路のバスなので一時間に数本はある訳で…

実は元カノも私と一緒に歩きたかったことを聞きました。
本当は彼女の家まで一緒に帰りたかったと。

歴史にIFはないですが、あの日に私の気持ちを話していたら、その後一年間も片思いになっていなかったかも…

この答えは永遠に分かりませんけど。
Posted at 2007/12/30 23:07:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | 思い出 | 日記
2007年12月29日 イイね!

オマエのせいだ。

後日談です。

私は一浪して宇都宮の大学に合格し札幌を離れることになりました。
当時、二期校には行きたくなかったのですが。。。

宇都宮へ行く3日前でした。

片思いの女の子に、もう一生会うことはないだろうと思い、意を決して好きなことを告げようと思いました。

当時は携帯もメールもないので、家電で呼び出すことに。
女の子の家になんて電話したことがない私には、これまたドキドキでした。
電話すると出たのは男の人の声で、最悪。。。と思ったのですが、お兄さんでした。(汗)

その夜、女の子から電話があって、次の日会ってくれることになりました。
明日、女の子の家まで送って、別れ際に好きだったことを告げるつもりでした。

高校を卒業して、なぜか予備校でアイツと一緒に居る時に会って依頼、半年ぶりに会いました。
パンケーキが美味しい喫茶店に行きました。
女の子につられてキライなチョコミント味を頼んでしまいました。(汗)

話しているうちに、私の家にいるネコ(うーさん)を観たいという話しになり、私の家へ行きました。

女の子がうーさんを抱っこしている時に、私が大きな音をたててしまったので、うーさんが驚いて女の子の腕の中から逃げて行きました。

女の子:「オマエのせいだ。」
Bashi.:「ごめん、うーさん連れてくるから。」
女の子:「アイツとうまくいかなくなったの、オマエのせいだ。」
Bashi.:「え?」

状況が分かりませんでした。
女の子:「ズット好きだったから、Bashi.が。」
Bashi.:「え?」
女の子:「あの時のハンカチ覚えてる?あの日からずっと大切にしてたんだよ。送ってくれて優しくしてくれたの嬉しかったから。」

しばらく抱いていました。。。うーさんは居ませんでしたが。

翌日、女の子はアイツと別れました。

翌々日、彼女になりました。

その次の日、千歳空港まで一緒に行き私は宇都宮に発ちました。

その日から遠距離恋愛が始まりました。



Posted at 2007/12/30 00:04:25 | コメント(5) | トラックバック(0) | 思い出 | 日記
2007年12月29日 イイね!

片思いの女の子。

高校3年から一浪していた2年間、ズット片思いしていた女の子がいました。
2つ年下で部活の後輩でした。

私の高校時代は「彼女」を作るどころか、女子とはマトモに話しもできず相手にもされていませんでした。(涙)

その女の子は、とても可愛くて明るくて学年を問わず男子から人気がある娘でした。
部活の後輩だったこともあり、私にとっては冗談を言ったりできる数少ない女子の一人でした。

でも、その女の子を「好き」と意識するようになった頃には、私と犬猿の仲だった同じ部活の同期と付き合っていました。。。(涙)

何度もコクろうと思いましたが、今の関係を壊してしまう勇気は当時の私にはありませんでした。

女の子の誕生日は1月25日だったので、その頃は共通一次試験(今で言うセンター試験ですね。)が終わり、三年生は授業はなく自由登校になっていました。

女の子の誕生日の休み時間に、私は女の子の教室まで行き誕生日プレゼントを渡しました。
クラスメートが注目する中、女の子は私のプレゼントを受け取ってくれました。
私にとっては一世一代の出来事で、顔から火が出そうでした。

そんなある日のことでした。
たまたま部室に顔を出すと、女の子は一人で居ました。

Bashi.:「アイツ待ってるの?」
女の子:「今日学校に来てないから一人。」
Bashi.:「途中まで一緒に帰る?」
女の子:「うん。でもちょうどバスないから地下鉄まで歩こうかな。」

地下鉄駅まで歩くと30分ぐらいかかりますが、私の家は学校から10分ぐらいだったので、途中までということで一緒に学校を出ました。

私が女の子と一緒に下校する最初で最後でした。

分かれ道の交差点まで来て、
Bashi.:「もう道暗いから地下鉄駅まで一緒に行くよ。」
女の子:「うん、ありがとう。」

半分は2人だけの時間を終わらせたくない気持ちでした。

歩きながら、先日の誕生日プレゼントの話題になりました。
女の子:「アイツ怒ってたんだよ。Bashi.からの誕生日プレゼントなんて受け取ってって。私スゴく嬉しかったのに。」

初めて喜んでくれたことを知りました。

途中、女の子が雪道で転んで。。。私は持っていたハンカチを渡しました。
とうとう地下鉄駅に着いて。
改札前まで一緒に行ってました。

本当は、そのまま女の子の家まで送りたい気持ちでしたが、私にはその資格はないので思いとどまりました。

ちょうど地下鉄が来て、女の子は走って改札を駆け抜けて行きました。。。

後で知ったのですが、女の子は逆方向の地下鉄に乗ったのでした。

高校時代の一番幸せで、一番切ない思い出です。。。
Posted at 2007/12/29 23:39:11 | コメント(4) | トラックバック(0) | 思い出 | 日記
2007年11月24日 イイね!

思い出のラーメン屋さん。

札幌の狸小路にオキニのラーメン屋さんがあります。
マスターは私が注文しなくても味噌ラーメンを出してくれます。

昔もう一軒、注文しなくても味噌ラーメンを出してくれるお店がありました。

そのラーメン屋さんは友達に連れて行ってもらったのが知るキッカケでしたが、初めて行くとき注意を受けました。
・おしゃべりしてはいけない。
・注文は俺に任せろ。
・帰りに「ごちそうさま」と言うこと。
ということでした。

店に入ると、黙々とラーメンを作る無言なおじさんと、黙々とラーメンを食べているお客さんだけでした。
メニューには、味噌・塩・醤油・チャーシューの四品しかありません。

店内はカウンター席しかなく、その席数と同じくらいの人が座れる待ち席用の長椅子があり、待っているお客は先頭から順に詰めて座ります。
ちゃんと詰めないと「つめろ。」とおじさんに怒られます。
またカウンターへの移動は、おじさんの指示に従います。

注文も勝手にしても聞いてもらえず、おじさんがラーメンを作っている最中に顔を自分に向けて目が合ったタイミングで告げなくてはいけません。
このタイミングが初心者には難しかったりします。

でもこれにも理由がありました。
おじさんは店の混み具合を見て、最適なタイミングで麺をゆで始めているので、必ずしも席に着いてから注文を聞く訳ではないからです。
麺もひとり分をかごに入れてゆでるのではなく、注文した人数分の麺を大釜に入れて泳がせてゆでるので、麺のゆで上がる単位でラーメンを仕上げる為です。

麺をゆでている間にスープの準備をし、その鍋からは毎回炎が上がります。
麺がゆであがると、おじさんはこん身の力をこめて湯切りをして麺を器に滑り込ませます。

厳粛な雰囲気の中で食べたラーメンでしたが、これが絶品でした。
芯がなくなるかなくならいかの絶妙なゆで加減、濁っていて深みのあるスープ、しっかりとしたチャーシュー。。。全てが高いレベルでまとめられていました。

スゴく気に入った私は、それから毎日おじさんのところに通いました。
最初は注文のタイミングにドキドキしながらおじさんの調理を見守る毎日でした。

お店に入って、
「こんにちは。」
目が合った時に、
「みそ。」
とお願いして、食べ終わって帰る時に、
「ごちそうさま。」
と、返事もしないおじさんに言うだけでした。

通って1ヶ月ぐらい過ぎたある日でした。

私の順番が来て席に着くと、

「おっ、味噌だろ?」

と、おじさんが言ってくれました。
おじさんと言葉を交わしたのは、その日が初めてでした。(笑)

それからでした。
私が行くと、もう「みそ。」とおじさんに告げなくても味噌ラーメンが出てくるようになったのは。

お店に入って、
Bashi.:「こんにちは。」
おじさん:「おう。」

席に着いて、
おじさん:「味噌。」
と言って、私の前にラーメンを置きます。

帰る時、
Bashi.:「ごちそうさま。」
おじさん:「おう。」

さんざん通って後々に分かったことですが、おじさんはごく一部の常連さんには、とてもおしゃべりでお茶目な人でした。
たぶん人見知りだったのですね。

混む時間を避けて行くようになって、昼の部と夕方の部の間の「お湯換え」の時間に待っていると分かったことでした。
この時間でも私が待っていると、お湯の準備が終わると営業時間が始まる前でも、おじさんはラーメンを作ってくれました。

でも、おじさんは他界してもういません。。。
お店も後継者がいなかったので、何年もシャッターが閉まったままでした。


でも今、私のオキニのラーメン屋さんは、おじさんの店の場所にあります。

私と同じ様におじさんのラーメンのファンだったマスターが、お店を食器ごと奥さんから譲り受け、ラーメンの味も再現したのでした。

今日も、オキニのラーメン屋さんに行ってきました。
注文しなくても、味噌ラーメンが出てきます。
Posted at 2007/11/24 23:03:06 | コメント(7) | トラックバック(0) | 思い出 | 日記

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「@むらちゃみ 相場は3万弱ってところですかね。笑」
何シテル?   05/02 20:29
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