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魔改造に乗りながら考えた結果、赤ZUNOWのステムを元の NJS ステムに戻すことにしました。

が、ちゃちゃっと換装…とは行きませんでした。



原因はステムの臼で、臼がステム本体に食い込んで、ボルトを緩めても臼が落ちません。
だから円い臼は、昔から嫌いです。(*´Д｀*)

用意しておいたシリコンハンマーでも臼が落ちず、ホームセンターへ行ってプラハンとスチールハンマーを調達してきました。
結局プラハンでもダメで、ボルトの頭に厚めのダンボールを置いて、その上からスチールハンマーで叩いて、やっと臼を落とせました。

ステムを換装して



ハンドルを取り付けます。
今回は、気持ち高めにしました。



家の周りを走って感触を確かめたあと、ボスと一緒に玄関前で時間を過ごしました。

程度が良い DURA-ACE の FD-7410 があったのでポチりました。
少し剛性不足と言われた FD-7400 に比べると、FD-7410 は、インナーからアウターへの変速が速くなっています。

こうしてFD-7400 と並べてみると、アームの長さ異なります。




ちゃちゃっと換装します。



シフターも SL-7400 から SL-7401 へ換装しました。
SL-7401 は NOS 品でしたが、左レバーのユニットの組み込みがハズレ品のようで、ダウンチューブに取り付けるとレバーの角度が本来の位置になりません。
なので、魔改造号に回しました。



SL-7401 の左レバーには、インナーからアウターへシフト操作する際にアシストするスプリング機構が仕込まれていて、FD-7410 との相性も良い感じです。

ebayで珍しいステムを見つけました。

サカエの Royal Exstora Super Light というステムです。
突き出し部分がくり抜かれていて、軽量化されています。
130 mm の突き出しで、225 g という軽さです。
ポチって、先週末に届きました。





ちゃちゃっと換装します。





角度がスタンダードな73度ってこともあり、ポジションは楽な感じです。



試走に、いつもの街乗りコースをタラタラ走ります。

高剛性なNJSステムに比べると、明らかに手に伝わる振動がマイルドになりました。
石畳ちっくな道もラクラクです。
いつもなら、家からの片道で痺れてくる左手も、その兆候もありません。

と、ここまでは良さげな感じでしたが…

登り坂になる帰り道になると、印象がガラっと変わりました。

非力な腕力なのですが、ハンドルを引いても、車体が前に進まない感じが。
気のせいかな…と思いつつ、10パーセントの登り坂に入ると、明らかにステムがタワんで、前に進んで行きません。(*´Д｀*)

NJS ステムは、わずかな入力でも余さず車体を前に進める感じで、ゆっくりでも登坂して行けたのですが、それとは対照的な挙動となりました。

快適性を優先するか、レスポンスを優先するか、このあたりはクルマと同じですね。

重い腰を上げて、205のタイヤ交換をしました。



合わせて、車検時に外されたマッドフラップの取り付け、
車高調のネジ山の清掃・防サビ処理、フェンダー内の汚れ落としなどをして。





やる気の問題なのですが、１日、２時間って感じで、お盆休み後半から、一輪ずつやってました。

作業してる間、ボスは165の上に。