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セラフィム2501のブログ一覧

2016年11月28日 イイね!

共に月日を重ねてきたクルマ

共に月日を重ねてきたクルマスーパーの駐車場にアルファロメオが停まってました。
この手の旧車に疎いので(好きなんですが詳しくないんです……)エンブレムを見てアルファロメオとようやく認識出来たのですが、このクルマは当時の時代性を伴う独特のフェロモンを放っています。

きっとこういうクルマのオーナーさんはきちんとメンテナンスして、クルマもいつもビカビカに磨いて、ガレージに大切に保管しているのに違いありま…………………………………………………………………………………………………
ん?








あれっ?
ボディ、バリバリに錆びてるやん!とか思っていますとオーナーさんがクルマから降りてきました。






おじいちゃんでした。

お洒落でダンディなおじいちゃんって感じじゃなく普通のおじいちゃんです。
このアルファロメオは気取らず、「IN THE LIFE」な使われ方をしているようです。







きっとあのおじいちゃんとこのアルファロメオは共に人生を歩んできたんでしょう。
クルマにサビはきているし、シートも破けているし、きっとクラッチは激重で踏んだらキーキー鳴くでしょうし、パワステなんかついてない筋トレステアリングだろうけどクルマと共に歳を重ねていくって良いですよね。








でも、おじいちゃん、窓が開いてますよ!
雨降ってるから窓くらいは閉めましょうね。
内装、ビショビショになりますよ!
Posted at 2016/11/28 18:49:37 | コメント(29) | トラックバック(0)
2016年11月23日 イイね!

1速足らないよ!

1速足らないよ!ボォ〜!
って音がずっと耳に残ります。

僕のエボXはドライバーズシートやナビシートでは気づきませんでしたが、後部座席ではなかなかパンチのある排気音がします。
岡山までのロングドライブでそれにようやく気づきました。







嫁と運転を交代して一人は後部座席で寝るというタクシースタイルで行きましたのでその事が判明したのです。
自分のクルマの後部座席には意外と座らないものですし、ましてや後部座席で自分のクルマの排気音を聞く機会なんか尚更ありません。







僕のクルマは純正の排気音プラスα程度のマフラーが装着されています。

マフラー交換の意味とはもちろん排気効率を良くしパワーを上げる為ですが、心地よい排気音を手に入れるという側面を否定する事は出来ません。
否、むしろ排気音を良くする為だけに交換してると言っても過言ではないでしょう!








しかし、排気音が楽しいのは加速してる時やダウンシフトしながらブリッピングしている時だけという事にようやく気づいたのです。

パーシャルスロットルで高速をずっと走っている時はひたすら「ボォ〜ォ」っていってるだけで、ただの耳障りです!

しかもエボシリーズは加速性能に振ってあるのでギア比がクロスしており5速MTにいたっては5速で100kmで2800回転まで回ってしまいます。

全く高速道路の事を考えていませんし、明らかに1速足りません。
このクルマはSSTという2ペダルミッション(6速)を中心に設計されているに違いありません。








岡山に行く道中で嫁にクルマの運転を変わって貰い、ようやく後部座席で寝ようと思い横になってもマフラーのボォ〜ッという音で寝れません。
普段は温厚でセイフティな小市民の僕でも流石にブチキレました!
「何だ、このマフラーの音は‼︎ 何でこんなにうるせえんだ‼︎! バカなのか、このクルマのオーナーは!?」

嫁は冷酷無比で悪辣非道な(ほぼ同語反復)殺し屋のような眼で僕を睨んでいました………。







Posted at 2016/11/23 18:45:12 | コメント(37) | トラックバック(0)
2016年11月18日 イイね!

ボロボロなクルマ

ボロボロなクルマバンパーがプルプルしてます。







ホットバージョンに出ていたB310サニーです。








張り出したオーバーフェンダーは手作りでしょうし、








車内はドンガラですし、








いたるところが錆びて腐ってやがるし、







配線は剥き出しです。


しかし、このサニーのオーナーの方は知ったこっちゃありません。







車内は汚れ放題ですし、ボディは錆びているし、ドリフト用のクルマですから色々凹んだりしてます。

洗車マニアの僕のような人間にとっては耐えられない人外魔鏡、地底獣国のようなクルマ………………ではありません。

これはこれで良いのです。

練習用やドリフト用に割り切り、見た目なんかお構いなしに、ある種の獲得目標の為だけの道具に特化してるクルマはそれはそれでしっかりとした目的意識があるのでカッコ良いのです。

昔のアメリカ映画みたいに縦列駐車する時はとりあえずバンパーを当て、前やら後ろやらのクルマを弾き飛ばし、人の事なんか全く気にしないドチンピラのごとき運転をする方にとってはバンパーなんざプロテクターや鎧や甲冑の類いです(そんな運転をしては絶対にいけません!)から気にしてはなりません。








何せエンジンはあのs2000のVTECが搭載されてスーパーチャージャーもついて300馬力くらい出ているそうです!








例えステアリングのセンター付近が反応しなくともブレーキが効かなくともアンダーから急にオーバーステアになろうとも、このクルマを維持してるだけで立派なのです。


えっ?
このバンパーが外れそうなクルマが自分の前に走っていたらどうするんだ??






もちろん、右折して同じ道は走りませんよ!
バンパー落ちてきたら、どうするんですか?





でも、今のクルマにはないカッコ良さがありますよね!




Posted at 2016/11/18 18:22:50 | コメント(21) | トラックバック(0)
2016年11月15日 イイね!

けいよん!09:Corner 坂道のアドバン

けいよん!09:Corner 坂道のアドバン「ほら、AZU先輩、見てください!軽量化してバッキバキな腹筋になっちゃいましたよ!」
と本田美都は松田AZUに自慢気にお腹を見せびらかした。






クルマをチューニングで軽量化する前に「自分自身の軽量化をしろ!」と松田AZUに戒められたので本田美都も鈴木千野も必死にダイエットしてきたからだ。

「もうこれ以上の軽量化は無理ですよ!何か他にローズ・ゴーストのS660に勝つ良い方法ってないですか?」
たった500gのダイエットではダイエットとは言えず、もはやただの虚言に他ならないが、そんな顕在化してない腹筋を見せつけるぐらいビート乗りの本田美都は本気なのだ。







カプチーノ乗りの鈴木千野は「打倒!ローズ・ゴースト」にはあまり本気ではないが、「クルマという楽しみ」に導いてくれたローズ・ゴーストと共に同じ峠道を気持ちよく走りたいと思っている。








思春期の少女達はいつも曲がりくねった「人生」の坂道の上に存在しているのだ。
ヒルクライムだったり、ダウンヒルだったり、ハイスピードコーナーだったり、タイトターンだったりするのだが、彼女たちはいつもフルスロットルで青春を駆け抜けようとしているに違いない。







「今時の軽自動車のS660を20年前のカプチーノやビートでブチ抜くにはそれなりのテクニックが必要よ。アンタらはスジが良いから覚えが早い。あとはいくつかの条件が揃って上手く行けば勝てなくもないかもしれない……」と本田美都の整備工場で働くAZU先輩はぶっきらぼうに教えてくれる。







鈴木千野と本田美都は担任で顧問のピヨ八先生から運転の基礎やクラッチの蹴り方やサイドの引き方は教えて貰ったし、真夏の強化合宿で松田AZU先輩と大特訓してきたし、基本的な事は習得し確実に成長した。


全ては「ローズ・ゴースト」とのバトルの為だ。







あのブルジョアジーでクソ生意気(な筈)なお嬢様を叩きのめすためにはいかなる手段も正当化される。
悪魔との契約だろうが、闇の魔導師から魔術を伝授しようが、マッドサイエンティストからサイボーグに改造され超身体能力を手にいれようが、勝てばそれでいいのだ。
しかし、悪魔も謎の魔導師もハイテクに精通した博士も実際には現れないので、努力と根性とクルマの基本性能上げるしかない。







AZU先輩が「あたしの使っていたアドバン、あげるよ。ドライ路面だったら最高のグリップ力を誇るタイヤだ。どんな奴かよく知らねえけどその気取ったいけすかねえブルジョア女の『ローズ・ゴースト』を倒すならダウンヒルでドライコンディションを狙う。速く走るためには何よりもタイヤよ。タイヤのグリップの限界性能を上げる。そしてタイヤのグリップ力を十全にコーナリング性能に使う。魔力も魔術も超能力も無えよ!」とAZU先輩はたまにまともな事を言う。







「後は必殺技だな……。勝つためにはそれしかない。ぴよ八先生が考案したウォッシャー攻撃は『ローズ・ゴースト』の前に出なきゃ使えない。だったら後ろにいながらにして前の敵にウォッシャー攻撃を出来るようにしたら良いのよ。ウオッシャーポンプを強力にして、前向きにウォッシャー液が出るようにするんだ!ローズ・ゴーストの真後ろに張り付いてウォッシャー液をブッ掛けてひるんだ隙にブチ抜く!タイヤも逆ウォッシャーポンプも一個しかないからどちらかのクルマに付けよう。千野のクルマにするか美都のクルマにするか、アンタら、ジャンケンで決めな!」
















運命の女神(ノルン)は気まぐれである。
「うぎゃあ〜っ!」
ジャンケンに負けた美都は悲鳴をあげた。
本気でローズ・ゴーストを倒したい美都よりただ一緒に走りたいだけの千野のカプチーノに「逆ウォッシャーシステム」と「アドバン・ネオバ」の装着が決定したのだった。











早速千野のカプチーノをいつもの大河内峠に持ち込んでテストしてみる。
弛まない努力の成果か、タイヤのせいか解らないが、コーナリングスピードが向上しているような気がする。
こうなると峠道の運転が格段に楽しくなるし、クルマとの対話する感性が研ぎ澄まされてくる。





するとヤツがいた………。





















「夕方はやっぱりダメね……。タイムを縮めるのなら深夜や早朝じゃないと、他のクルマに引っかかっちゃう………」とローズ・ゴーストこと恵州むつみはひとりごちた。
マイペースで前に走ってるクルマに追いついてしまう。
それなりに速く走っているクルマだし、ドライバーの腕も良さそうだがちょっとむつみにはもの足らない。
そんな時、バックミラーに赤い車体がみるみる大きく映った。

















千野のカプチーノはS660の前にいる遅いクルマのせいか、タイヤのおかげか、下り坂で追いついてきた。
理想的な弱アンダーステアの姿勢でコーナーを駆け抜けている気がする。
「ちょっと曲がりにくくなってる気がするけど速くなってる………」
以前は後ろ姿も全く見えないくらいだったのにローズ・ゴーストについていけている。
「路面のアンジュレーションを手とお尻で触れているみたい……。ちょっとしたデコボコもセンシティブに感じちゃう……」
よもや淫乱女のごとき発言だが、千野は真剣だ。
「でも、このスピードでついていけるのがやっと………。前のクルマがいなくなるとまたアッと言う間に見えなくなっちゃう………。アレを使うのなら今しか…………」





















恵州むつみは眼を疑った。
「私にウォッシャー液をブッかけたあのカプチーノ乗りがこんなに短期間で上達するなんて……。基本に忠実な運転、ステアリング操作もしなやかで、修整舵も少ない、エンジンもタイヤのスキール音もコーナーに対して綺麗に音を奏でてる。前にクルマがいなければ後ろのカプチーノの実力がもう少し見れるんだけど……」
あんな晴天の日にウォッシャー液を他人のクルマに無遠慮でブッかけてくる無作法なド素人女とは二度と走りたくないと思っていた恵州むつみだが、今のカプチーノの走りに口もとが弛んでしまう。







「やるじゃない……………、面白くなってきたわ」
ただストイックに綺麗にレコードラインに乗せる走りを追求していくのは至福の時だが、他車とのバトルにはそれとはまた違う全身の血が一瞬にして沸点に達する昂りがある。

「同級生たちのくだらない高級グルメ話も高圧的な義父の物言いも本当に吐き気がする。私は私のことをいつも大事にしてくれていた姉と父親と四畳半で川の字で寝ていた小汚いアパートが大好きだった………。今住んでいるあんなだだっ広い家なんかひたすら居心地は悪いだけだし、虚無なだけ……。そんなこと全部忘れさせるくらい私を夢中にさせなさい、カプチーノ!」
恵州むつみは急成長した「ウォッシャーぶっかけカプチーノ乗り」との走りに悦びを感じていた。



























「イケる、イケるわ、アドバンネオバ!タイヤってホントに凄い‼︎ ありがとうございます、AZU先輩‼︎!」
明らかな手ごたえを感じてる千野にとっては千載一遇のチャンスだ。
「小さなスポーツカーを買うきっかけをくれたS660………。あの時、川のほとりで微笑んでくれたピンクの小さなスポーツカー乗り……」







「でも今日はどうしたんだろう、あの時とは何だか別人みたい………。何ていうか、走りが冷たい感じがする。…………でも、今しかない。水浸しにするのは申し訳ないけど、後でちゃんと謝ろう!AZU先輩の力、借ります‼︎ ウォッシャータンク充填率100%、ウォッシャーポンプ稼働良好。逆ウォッシャーシステム、オールグリーン!」







カプチーノはS660を射程距離圏内に捉えた。
「当ったれえええ!必殺、逆ウォッシャー砲‼︎」








ビュ〜ッ!と激しいポンプ音がカプチーノの車内に響く。














「こ、これは…………、まさか…………」







ビシャビシャ!っとクルマのボディに液体がぶつかる音がしたその刹那、峠にけたたましいタイヤのスキール音が響き渡った!
















































「AZU先輩、水の代わりに墨汁入れたでしょう……。それ全部私にかかったじゃないですか〜!」










つづく!


Posted at 2016/11/15 19:09:22 | コメント(19) | トラックバック(0)
2016年11月10日 イイね!

マニュアリスト

マニュアリスト僕は通常なるべく高速に乗りません。
まず乗るインターチェンジを考えるのが面倒くさいし、乗ってしまうと高速走行で移動するだけのものになってしまいますし、街の景色やその土地の空気感や人に触れる機会が減りますし、何よりもシフトチェンジの頻度が減ります。







最後が特に重要でシフトチェンジという行為そのものを楽しむ偏った人間、いわゆる「マニュアリスト」なのです。







だからといってオートマが嫌いな訳ではありません。
以前買ったekワゴンは3速オートマでしたし、最初に買ったYAMAHAアクティブはスクーターでしたのでCVTみたいなものですし、エボXのSSTを買った事もあります(ツインクラッチのミッションはとてもよく出来た素晴らしいミッションです)







オートマは何よりクラッチ踏まなくて良いですから楽ちんですし、シフトミスも存在しません。
シフトミスした時のギアがガリッ!て言った時の音は思わずクルマに謝ってしまうくらいイヤな音ですから、オートマが良いに決まっているんです。







でも、マニュアルシフトを楽しみたいと言う自分もいるわけです。
人間とは自己矛盾する自分を肯定する為に生まれてきているのに違いありません。







ただ交差点を曲がるだけでも適切なギアに入れてクルマと呼吸が合うとちょっとしたエクスタシーを感じて、「ドライブを共にしている感」を得られる訳です。

決して「ケチ」で「守銭奴」で「お金に対して貪欲DAYS」だから高速に乗らないんではありません!





Posted at 2016/11/10 19:23:09 | コメント(35) | トラックバック(0)

プロフィール

「@サスケ@E13 (元Z34)乗り さん、こんばんは〜。あれ、面白いですよね〜。」
何シテル?   12/27 22:21
セラフィム2501です。クルマの事はあまり詳しくないので良かったら色々教えて下さい。皆さんのクルマは色々参考にさせて頂いています。とても勉強になっています。
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