『ゲーム音楽を壮大なるオーケストラで聞いてみよう』という企画は、特に海外、特にアメリカで顕著に行われている。
そのアメリカで取上げられている曲目の殆どが日本のゲームであることに憂いたゲーム音楽作曲家が集まって、ゲーム好きの指揮者を抱き込んで企画されたものの一つが、『ファミ通Present Press start2007』である。
下に揚げたURLに詳細が記載されているが、これは昨年も企画され、世界最大のゲーム見本市『東京ゲームショウ』に合せて開催されたものが最初である。今回は二回目。
二回目の今回は、東京だけでなく大阪でも開催する事となり、今晩それを観賞しに行った。
率直な感想は一つ。
『オーケストラは楽器の発する生音を聞かせてなんぼ。なぜにアンプを通し汚くした音を聞かせるか?』
エレキギターを使わなければどうしようもないというのは単なる言い訳でしかない。
アレンジを効かせて、あくまでも電子楽器に頼らない形での演奏でなければオーケストラの意味が無い。
終いにはロックバンドを引っ張り出し、耳栓が必要な音量でギターをかき鳴らすその様は、私がなぜこの場に居るのかすら疑問に思わせるほどであった。
オーケストラのコンサートで耳が痛くなるなんて、知らなかった。
指揮者の竹本泰蔵さんが目指すのは
『身近な音楽を通じて、オーケストラというものの素晴らしさを知って欲しい、そして逆に、ゲーム音楽を知らない世代に対しても、オーケストラを通じて現代音楽の素晴らしさを知って欲しい』
という事ではなかったのか。
そういう意味では、スクエア(当時)が主催した「Music from FINAL FANTASY2002」及び同「Tour do Japon」は、完全生音オーケストラにこだわり、非常に完成度の高い、普段クラッシックしか聞かない人を連れて来てもある程度の評価は下してくれるだろうコンサートであった。
私の理想とするゲーム音楽のコンサートはこれであり、未だこれを越えるコンサートに遭遇した事が無い。
寧ろ聞きに行けば行くほど質が低下している。
すぎやまこういち先生が監修するdq系コンサートに行く方がいいのだろうか。
Posted at 2007/09/23 20:36:49 | |
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