ヤフオクで巻取機が送料無料だったので落札した。
ミシン刺繍をやっていた時の工業用の糸が緩んでいるので巻き替えた。
巻取機は2種類あって往復運動タイプと溝を切ったドラムに糸巻きコーンを乗せるタイプがあるが私のは往復運動タイプだ。
BARUDAN製で調べたら工業用刺繍機の老舗メーカーで今は巻取機など作っていない、持ってみてびっくり重量が19.5kgあった。
昭和のMade in Japanを体現している、鉄板は上部が1.0ミリ下部が2.0ミリ以上の物が使われておりモーターも大きい。
回転部はアルミフレームに組んであり底板にモーターと共にセットしてある。
モーター以外の回転部はチェーンでつながっており完全に同期している軸は1本物ブレもない。(モーターはベルト駆動)
往復の音と振動はあるが仕上がりは同期がとれているため”巻き”が製品並みに美しい。(チェーンの効果、ベルトではズレが出るため見た目が違う)
私のBW-3型は面白いことにチーズワインダーを英語でChese Winderとロゴが入っている、後継機のBW-5はCheese Winderとなっていた。
Cheese Winderが正解なのだ!
試運転で巻き取ったら全部が1時間かからず終わった!これで当分お蔵入りだ。
次はこれを改造して回転速度を可変式にし片側を家庭用の小さい糸巻きに巻けるよう小さい軸と小さい振り幅に対応できるようにしたい。
重量なんと19.5kg
BW-3型は面白いことにチーズワインダーを英語でChese Winder
後継機のBW-5はCheese Winder
開口部から覗いたら糸くずが見えたので上ケースをはがして清掃した。
回転部はアルミフレームに組んである。
摺動は巨大な樹脂ドラムで実現。
チェーン
昔懐かしNationalのモーター40w
底板は油を必要とする樹脂ドラムとチェーンがあるので油受けの機能を持たせてある。
他社製を見ると違いがはっきりする、BARUDAN製は理にかなっていて妥協がない。
全てコストカット、短寿命、巻の悪さにつながる。
1、小さい樹脂ドラムを使いリンクで振り幅を拡大している。
2、前面パネルがシャーシーを兼ねて剛性が低い構造。
3、細いベルト1本で全てを回している。
4、シャフトが突起物となり奥行きが深くなる。
5、全体に錆が出ており塗装が良くない。
言葉で”巻きが美しい”と言ってもわからないと思うので他社と私が巻いた糸を見てください。
私がBARUDAN製BW-3で巻いたコーン
動画の1シーン
Posted at 2024/05/09 21:45:19 | |
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ミシン刺繍 | 日記