2007年11月25日
ラップタイムアタック(TC2000)
ラップタイムアタック最終戦(JAF公認)
コース:筑波2000
状況:晴れ時々曇り、DRY、路面温度:11度位
1本目前の冷間内圧:フロント1.3、リア1.6
タイヤ FL:7部山(2003年製)、FR:3部山(2002年製)、RL:2部山(2006年製)、RR:1部山(2002年製)
シリーズチャンピオンも決まり、余裕の参戦となるはずだった。
目的は油温対策の検証とブーストの設定とブレーキの当たりつけ。
やることなすこと段取りの非常に悪く、商業的なオーガナイズが出来ていないオフィシャルなんですがこの競技以外はナンバーつき車両の正式なシリーズがほとんど無いことから参加を続けている。
走行開始あるいは車検開始の2時間前には現地入りをするべきであると考えていますが、LTA参加車両のゲートが開くのはいつも遅い。筑波サーキット自体は6:00頃から開いているので、理由はオフィシャルが来ていないだけなのである。
通常は車検が8:30頃から始まるのが多いため通常は6:30には入りたい。しかしいつも7:00頃にならないとゲートは開かないのである。
そのため7:00前には狭い入り口の前に数台が入りきれず一般通行車の邪魔な存在と化している。邪魔になってはいけないと思い、いつも7:00到着を目指して出発している。(ほとんど先頭組みです)
しかし、今回の最終戦の受付は7:00~7:30で車検はなんと7:10~8:10(だったっけかな?)。
ゲートオープンが何時だかいつも通り書いてないし・・・。
本当は5:30くらいには入りたいが、サーキット自体もあいていないだろうし、オフィシャルはいつ来るかもわからない。
結局、根拠無く6:40到着を目指して出発することにした。
到着してみると大体参加者の平均的な位置でのゲートインとなった。
車検の準備も終わり、他の参加者と雑談。
最近の参加車両のエンジンチューンの話となった。前回優勝者はやはりエンジンをいじっているとのこと。(他の参加者が同じガレージに出入りしており発覚した)
他の参加者もほとんどエンジン自体に手が入っているそうです。``r(^^;)ポリポリ
ブーストコントローラー自体の装着も禁止されているのがスポーツA車両なんですが、私も含めてほとんど全車が装着していますし、装着していなくてもブーストを上げる丸秘テクニックは存在するのです。(実際にJAF戦のジムカーナ車両はその手を使ってブーストを上げてSA車両規定をパスしているそうです)←周知の事実ってやつです
今回はサーキットで正式なスピード計測がされていましたのでそのことははっきりわかります。
同じランエボで最終コーナー前のスピードは
176.904km/h←A6クラス1位のエボ
183.705km/h←A6クラス2位のエボ
172.221km/h←セレーノ号
177.398km/h←A6クラス7位のエボ
ちなみにB車両のとあるエボは188km/hだったけかな?
私のエボ以外全部エンジンをいじっているってこと自体に驚きを感じますが、エンジン自体はこのような競技の車検で開けるわけには行かないので良心に任せるしかありません。
しかし、タイヤがはみ出ていたり、スペーサーを噛ましていたり、ウィングがはみ出ていたり、一般公道でも簡単に捕まりそうな規定違反だけは車検やドラミで注意をしてもらいたいと車検員に指摘をさせていただき同感も得た。天下のJAF公認戦なんだから。
(結局何も行動へは移してもらえなかったが)
また、いつからなっていたかはわからないが、フロントの減衰調整が最強になっていた。納車時から標準の8段戻しにして以来いじっていなかった。
1本目
1本目は1周の先導走行があります。この先導走行時にはウェイビングはしないのがルールなんですが、ドラミではそのことは話しておらず、知らない方はウェイビングをしていた。これもドライバーの責任ではなく、ドラミで言わないオフィシャルがいけない。言わないのであれば公式通知に出すかレギュレーションに記載すべきだ。この時にウェイビングをするのとしないのでは1周分のタイムアタック周回数が変わってしまう。
再コースイン
タイヤが冷え切っているのと内圧が低いためコーナーではゆっくり目で周回。
でも1コーナーと1ヘアの間ではインプをパス。
バックストレートでBMWをパス。ブーストは冷えているうちは良く掛かっているようだ。でも5速へは入りません。
計測開始
ホームストレートでも4速のまま。
冬場でもあることからまだタイヤが温まっていないであろうから余裕を持って2速で1コーナー進入。(前は完全にクリアーでもったいなかった)
ブレーキローターの当たりを付ける目的もあったため感じを得ようと思いっきり踏んでみると、まだ当たりが付いていないこともあり効きは悪いがフィーリングはまずます。
っと、思っていると立ち上がりでたこ踊り。まだまだタイヤが温まっていない様子。
80R先でZ33をアウトからパス。
2ヘアではシルビアをアウトからパス。
2ヘア立ち上がりでR34に着くが、こればバックストレートで速い速い。
ぐんぐん離されるが、最終コーナー進入のブレーキング時にはビッタリ後ろに着き。譲ってくれたのでインからパス。(挨拶)
2周目
タイヤが温まったような感じなので全開モード。
1コーナーは弱気で2速進入。立ち上がりでウォータースプレーオン。
1ヘアでR34に詰まる。立ち上がりでアウトからパス。
3周目
インプを1コーナーの進入でインからパス。
赤のRX-7が1コーナーのアウトにいたがインを閉めてくる可能性があったため抜かずにそのままイン側で待機。
(そういえばこのRX-7だろうか、リアタイヤが048のSSコンだった)
結局締めてこなかったのでアペックスが終わってからパス。(ウィンカーを出して欲しいものです)
1ヘアで2台パス。1台は立ち上がりで詰まったためイン側からパスするしかなく立ち上がりスピードは抑え目。
ダンロップでまだ余裕がある甘い走り。
2ヘアで3ワイド状態だったのでミドルからとぼとぼ着いて走るが、立ち上がりで前のインプがブレーキを踏み危うくオカマ状態だったがアウトに振ってやり過ごす。バックストレートから最終の進入までに3台ほど編んでパス。
最終立ち上がりでR34に詰まったためインからパス。
4周目
1コーナーで後方に赤のコルベット発見。これは近いうちに譲らねばなるまい。
1ヘアまでに2車身ほど後ろまで詰め寄られたがここからは詰められないのでバックストレートでパスさせようと心の準備。
ダンロップでゼロカウンターに近い動き。リアがまだ温まっていない感じ。
80RでR34に詰まるが、譲る気配がないためイン側一車幅ずらして追走。
2ヘアでインを開け続けていたため後ろを確認したのだと判断しアペックス辺りでパス。
コルベットは真後ろです。
バックストレートでウィンカーを右に出し右へ車線変更して左からパスしてもらう。(アクセルは全開です)
あっという間にパスされました。
ちなみに最終コーナーのスピードはこの車200キロ近いんです。
最終コーナーでR34に詰まるコルベットの後方で我慢。
5周目
コルベットはいとも簡単にホームストレートでR34をパスするがこちらはそうは行かない。
結局1コーナーの進入でインからパスさせていただく。
1コーナーはコルベットと3車身差であったが、1ヘアでは7~8車身差。
2ヘアで銀のRX-7がウィンカーを出しながら走行していたためインからズバッと挨拶しながらパス。
コルベットとは5車身差ほど。バックストレートでズバーっと離されたがまあまあの周回かな?と思っていた。
そして最終コーナー進入。なんかアンダー気味で入っていく。このままだとあまりアクセル開けられないな~と思っていると、左フロントが「ズバン」。
ハンドルが一気に軽くなってスポンジへまっしぐら。
そのまま芝生に入って「あ~れ~」。
芝生に入ってももちろんグリップしません。
「ギリギリ行っちゃうかな?」と思いながら、ハンドルは一定にして’かるーっくブレーキペダルを押す感じ’。
ギッリギリでした。
何度も車載を見た結果、最終コーナー進入時にすでに異音がしており、スローパンクチャー状態だったのでしょう。そのまま負荷がかかり続けてバーストへ至ったのかと。
オイオイ「また左フロントバーストかよ!」それも最終コーナーで。
Sタイヤ用のホイールは高価なTE37です。「ホイールよ!歪んでくれるな!」と願いながらバタバタとタイヤを言わせながら1周惨めに右側走行。
そのまま帰宅準備です。(・_・。))マイッタナァ
そういえば出走前に前々回、私がバーストした時に優勝した方が「○○ちゃん(←私です)がまたバーストしてくれたら優勝だ!」とおっしゃっていました。たたられたか?ワラタイヤに釘でも刺されてたのか? ウリャ(;-_-)ノ∝━━━━━━∈グサグサ
結局タイムを出す前に終了でした。
でもなんかギリギリ入賞してしまいいつものエンジンオイルもゲット。
ちなみに走行後に全輪チェックすると右前輪のトレッド面が一部剥がれかけていました。(溝は十分あるのに)
リアタイヤはそのような異常はありませんでしたのである一定以上の負荷によるものかと思います。
最高水温:97度
最高油温:126度
最高排気温:800度(アウトレット部)
ランエボ7の仕様:ブレーキフルード(Seikenとラムズのレース用の混合)
パッド 前後ラムズGP4-8R
タイヤ YH ADVAN A048M(前後:255/40-17)
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サーキット | 日記
Posted at
2010/02/24 22:03:42
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