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友人からの開発のご依頼です。
ホンダS500〜600初期のヒューズホルダーのカバーです。
経年劣化による割れとヒューズ部発熱による溶けでかなり劣化してます。

内側面は文字等の彫り込みがありそこに赤で彩色されています。

先ずは採寸と3DCADでの設計ですが、随分慣れてきて外型についてはほぼ一発で出来ます。

問題は内側の刻印部です。

プリちゃんのデフォルトのノズルはφ0.4ですがこれでは刻印の彫り込みが細すぎるのでφ0.2に変更してプリントしてみます。
当然フルで印刷しちゃうとかなり時間が掛かっちゃうので部分的にプリントです。

何とか再現できそうです。

制作に際してはクリア品なので新製品のResinC1と従来からライナップされていたクリアアクリルでの発注となります。
出来上がりが楽しみです。

DMMの3Dプリントですが新素材として光造形方式のレジン樹脂材が追加された様です。
特徴としては光造形の為に表面も非常に滑らかで耐久/耐熱性が向上し、耐水性も高い様です。
実は大幅に廉価なのが最も気になる所です。

①Resin T1
レジンタイプの上級版と言う事でより最も耐久性を増した材料の様です。
アシストグリップで作成してみました。

従来より使っていたMJFに比べ表面の滑らかさは全く違います。
Resin T1

MJF PA11

積層痕等ほぼ気にならないです。
材料の硬さを確認の為に潰してみるとMJF PA11とほぼ同じ感じです。
色については白色のみで直射日光や室内灯に長期暴露での変色する様なので、仕上げの塗装はマストですね。
②Resin C1
何と光造形方式の透明レジンタイプのようです。
耐水性も非常に高い様です。
MJF材でメッキ処理をしたんですが事前の塗装の吸水性が高く大変な様ですからこの辺が改善できれば良いんですが。
検討中のパブリカスーパーエンブレムで作成してみました。

実は以前吸水対策で光造形方式のNXE400でも検討してましたが、光造形方式の為吸水対策/表面の滑らかさは問題なかったんですが、非常に脆くてサポート除去時に角が欠けてしまいました。
残念ながら使用できないと判断でした。
これに対してResin C1の出来は驚愕です。
本体裏面にはサポートが付いてた筈ですが殆ど分かりません。
硬度も無理して捻ると若干の変形はありますが脆くて欠ける様な感じはありません。

流石にガラスの様な透明度とは言えませんが十分かとは思います。
何か新たな製品が作れそうな予感です。

かなり期待できそうな素材が追加となりましたが、3Dプリントも現在の情勢の影響で7月より5%の値上げのようです。
残念…

この時期になるとN360に乗るのがちょっと億劫になります。
流石に梅雨時の蒸し暑い時期にはクーラー無しではちょっと不快です。

そんな中Amazonを見てるとちょっと気になる商品が。


何と汎用クーラーユニットの様で、コンプレッサーは電動のようです。
値段も最近流行りのハコスカ君等への後付けクーラーユニット辺りに比べて割安感があります。
問題はN360の発電量ですが、ダイナモの発電容量では当然足りないはずです。
ご存知かも知れませんが実はN360にも当時オプションでクーラーがあった様です。
価格もビックリで当時の車両価格の半分程で、このキットにも追加のジェネレーターが含まれていた様です。
発電容量等の対策が出来ればクーラー化の目処が立そうです。
逆に最近のモバイルバッテリーの能力もアップしてきたので割切って使う度にモバイルバッテリーを搭載するのも有りかも知れませんね。

もう少しリサーチですね。

3Dプリント新製品の開発中です。
足元に付いているサイドベンチレータですが、これもN360の弱点パーツです。

結構開閉を制御してる板バネのテンションも高くベースとカバーの接続してるφ3のシャフト部が割れてしまいます。
またカバーは板バネの固定のリベット部からパックリ割れる物も有るそうです。
根本原因は樹脂其の物の経年劣化劣化ですね。

先ずはカバー部を採寸して3DCADで設計します。



だいぶ慣れたもので初回でもほぼ形にはなります。
交換の互換性確保やリクエストで見た目は出来るだけオリジナルを維持したいので結構大変です。
当初は板バネは壊れたのから外して再使用するつもりでしたが、試しに樹脂で再現してみました。
取り敢えずベース部に取付けてみます。



各所の寸法にまだまだ問題はありますが一応フィッティングは出来ました。
板バネ部も一応機能はしますが金属板バネと同じ1mm厚では厳しいですね。
この状態で寸法問題を抽出して3DCADデータにフィードバックです。

続いてベース部分も設計です。



設計は出来ましたがプリちゃんではカバー部のプリントで10時間ほどで掛かっちゃうので、中々進まないのが厳しいですね。

ん〜後は価格設定が難しい感じですね。
出来ればセットで一本以内にしたい所ですね。

地元浜名湖渚園で開催の“昭和のホンダ車ミーティング”に参加して来ました。
コロナ禍の影響で三年ぶりの開催でしたが天候にも恵まれ1日楽しめました。

イベント帰り道に浜松の繁華街を走ってると目の前に衝撃の情景です。



何と昭和のホンダ車ミーティングの帰りに地元SBSラジオの“昭和音楽堂”のCMを背景に、昭和バブル総称のボディコン娘二人が目の前を横切ります。
多分千歳通りのお店へのご出勤なんでしょうね。

すみません　イベントの件アップするつもりでしたが、全て飛んじゃいました。

ごめんなさい🙏