スバル　レイバック試乗

久しぶりにスバルのディーラーに行った。
CMで盛んに流れているレイバックを見たかった。
中堅の営業マンが出てきて丁寧に説明をしてくれた。実は予習をしないまま行ったので最初の質問が「レボーグとレイバックと違うのか」
正式名はレボーグレイバック、レボーグの派生車種。車高を数センチあげてSUVの性格にしている。デザイン上なのか全幅は1800を超えている。エンジンなどの基本部分は共通。1.8ターボ。最新のアイサイトが搭載されている。
私が一番印象に残ったのがタイヤ。扁平率の高めの普通のタイヤが付いている。このタイヤはスバルとの共同開発のオールシーズンタイヤという。基本的にフォレスターと違ってオフロード性能はあまり考えていない。ただし車高をあげてオールシーズンタイヤを履かせることで都会の雪程度はクリアするのがポイントだそうだ。
なるほど、それでアイサイトで安全をうたえば都会で乗るクルマとしては最強ということか。
試乗車に乗り込む。シートの調整は電動。180の私でもピタッと決まった。
走り出してみると乗用車としてはやや固めな印象。スバルらしい。タイヤはオールシーズンだがグリップなどで不満はなかった。
1.8ターボエンジンは十分以上の加速をかるがターボのきく回転数を1500まで落としたとかで低速からスムーズで深くアクセルを踏まない限りはターボを感じにくい。ただしボディがかなり大柄なのでそこまで豪快なパワーは感じない。せっかくボンネットに穴が空いているのだからもう少しスポーツよりでもいいかな。
普通の町中ではそこまで速度を出していないがコーナリングでブレーキを踏んでも安定感は抜群、流石スバルの看板車種である。
調べて驚いたのがレイバックは1種のみ。400万円。ほぼフル装備の状態である。私はこんな豪華なクルマはいらないので選択肢にはならないが、運動性能や走破性、さらに都会での使い勝手を突き詰めていくと理想に近いクルマとも言える。
カローラクロスの4WDあたりとライバルになるか。ただ、トヨタにここまでのパワーは与えられていない。ターボの加速を望むならこっちだな。

個人的にはレボーグの廉価モデルで十分楽しめると思うが、それでも363万、もう少しお安くして乗り出し350万なら買いなんだけどね。
初心に帰ってWRXセダンと思ってカタログ見たら450万だって。STIは500万。GRヤリスの限定車と同じくらい。そういうクルマだと言うことだ。