
備忘録、つまらない話です。
AIとのハイレゾ再生の会話の中でDACの性能の問題が浮上。私の持っているモデルもそれなりの性能だが、本体の回路だけの問題ではなく、PCのドライバや接続するアプリも音質に寄与するとのこと。アンプの方は24bit/96kHzにギリギリ対応しているのでまあいいかと思っていたが24bit/192kHzまでが加入しているサブスクの最高音質だと言う。アマゾンで探したところこれまでの同等品は2万円以上する。まあ最新のチップのDACは必要かと購入、本日届いた。
まず古いDACを外す。新しいのはUSBがタイプCなのでケーブルも交換。
次にPCの古いドライバを消去、これを怠ると変なところでバッティングが起きるとAIに脅された。
再起動すると、新しいドライバと設定アプリをインストール。これは特に難しくない。
再び再起動。
これで音は出るはず。HDDのファイル、再生OK、サブスク、再生OK。これで最高音質が手に入ると思っていたが大間違い。沼が始まる。
まずOSのサウンドドライバのプロパティを確認。設定からシステム、サウンド。ここで出力先をデフォルトでDACに指定、さらにポイントは排他モードにする。排他モードは後で沼になる。
次に設定アプリの設定に入る。
最高音質の選択でよいそうなので32bitに設定。
次に信号の種類を選ぶ。7.2chまで選べるが高音質音楽再生のみなので2chでいい。実はここが肝で2chを選択しないとダイレクトモードが無効になる。ダイレクトにしないと無用なDSP回路を通過して音が濁る。
さらにフィルタの設定、当然なければクリアになるというのはアナログ時代の話。DACは別の意味があることを知る。
ロールオフ?? ファストロールオフ、スローロールオフ、スーパースローロールオフから選ぶ
フェイズ?? リニアフェイズかミニマムフェイズ から選ぶ。
どう違うのか、AIとの会話が何度もかわされる。
さらにHDDの音楽再生ソフトもアップデート、さらに設定が必要。ここでも24bitなどの設定が必要。ダイレクトモードにしてEQをカットした。
おおっ、CDをロスレスでファイルにしただけの音源だが今までより音がクリアになっていた。
次にサブスクの音楽再生アプリの設定。あれ、24bit/96kHzや192kHzの音源のはずなのにうーん。と設定画面をいろいろ見ていて気付いた。ここにも排他モードがある。オンにすると音がクリアに。
よしよし設定完了と買い物に出かける。帰宅して音楽再生すると「あれっ」なのである。もう一度上記の設定を見て歩くと最後のサブスクの再生アプリの排他モードが外れている。もう一度オンにして戻ったのを確認して。しばらくして音楽再生するとまたおかしい、排他モードがオフに。AIに調べてもらうと排他モードとはPCのサウンド機能を飛ばして信号をUSBからのみ出力。つまりPCから音が出なくなるので使い勝手が悪くなるのでデフォルトはオフ、さらに再起動するとPC優先にするためにオフに戻ることが判明。
ちなみに私の使い方はDACを使って光でアンプに転送しているのでDACのDDC機能を使っている。DACを使ってアナログ信号にしてアンプのAUXから入力させて再生するという遊びは来週にでも。
いい大人が2万円くらいの機械で何日もこうやって遊べるというのはいいことだろう。クルマでも電車でもちょいと都心まで出かければ往復数千円。有料施設に入ったりすれば映画でも2000円、ディズニーなら1万円、さらに喫茶店で一番安いスパゲティを食べても1200円は取られる外食。缶チューハイも随分高くなって500mm税込み200円、ビールなら400円、まさか外食でビールなんて言えば一杯1000円近く取られる。さらにこの暑さで体中あせびっしょ、加齢臭を漂わせて電車に乗るのも嗅ぐのも嫌だ。家で最新のDACやPCで遊んでいる方が頭も使うし安上がりだな。
ちなみにDAC デジタル・アナログコンバータ
DDC デジタル・デジタルコンバータ
Posted at 2025/07/29 20:43:33 | |
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