
関係ないですが、Googleマップのストリートビューで自宅周辺を見ていましたらNA映っていました。
こいつ買ってまだ5年
少し前までストビューの画像は手前の空きスペースにプリウスαが駐車(今でもそうですが)、NAのある場所にはレモン色のエッセを停めていたのが映っていましたから、この5年の間にGoogleカーが山口県みたいな田舎の中でも、うちの前のようなほぼ私有地まで来ていたのでしょうね。
そんなことはどうでもいいのですが
昨日、仕事の関係で、私はパソコンやネットワーク業者として、一緒に現場見に行く業者さんはこの道30年の大工の親方。親方はネットわかんない、私は建築素人。施主が壁の中に無線LANケーブル通したいそうで親方のもとを訪ねましたら……。
私「お世話になります井上と申します」←名刺出す
親方「えっ!ハヤトじゃん?!」←名刺
私「はっ?!うっちゃん!まじか!!」
うっちゃん、中卒でペンキやになったと聞いていましたら、その後に職人仕事に惚れた親方の世話になり、今では自分が親方やってると。家庭環境がかなり複雑でしたから、立派になって涙腺緩みました。
が、思い出話に花を咲かせているほど時間ないので現地へ行くことに。
う「ハデなんに乗っちょるのうw 運転さしてえや」←もちろんフルオープン
私「ええけど30年前のやつじゃけえ色々クセあるそ」←主にクラッチ
う「FC乗りなめちゃあいけんw」←サバンナ乗ってたらしい
2回エンスト後に無事に発進して、数秒で慣れたようで大笑いするうっちゃん。
う「はああああ楽しい何なんこれ?ぶち引っ張っちょる感触すげえ」
私「じゃろ?俺もこいつに25年ぶりに乗って思った」
う「FCぃぃぃぃ……」
私「RX7たっけーぞ、まともなの多分300万ぐらいするいやw」
旧188号線から国道2号へ。たったの20分のドライブでしたが、うっちゃんの運転見て「ああこいつほんま運転上手いわ」と感心した3つのポイント。
1.対向車線の原付を見て左に寄る
片側一車線ずつ。対向車の前に原付が側道を走っているのに気がついて、追い越しやすくなるようこちらが左へ思いっきり寄せる。
これってできる人には当たり前でしょうけど、同乗していてそこまで気が回る人を見たのは久々でした。
2.右折は対向車よりも横断歩道周辺ばかり見てる
信号交差点で右折。初心者マークみたいな若造は対向車の途切れ目ばかり見ているものですが、うっちゃん横断歩道とその周辺ばかり見ていまして、さすが年の功(私と同級なので今年48歳)と思いました。後輪めっちゃ鳴らしてくれて草。
3.道路を点じゃなくて線や面で見てる
う「パッシングしたいんじゃけど」
私「はいはい」←リトラクタブルのボタン押す←ヘッドライトオープン
さりげない減速で前の車との車間を開けて、交差点50m手前でパッシングすると、対向車線をせき止めていたダンプカーがハザードを出して右折したのであります。これにはしびれた。
バブル当時の運転上手いはガードレールぎりぎりとか、時速何キロでヒャッハーでしたけど、大人の運転上手いはこういうのを言うんだと身にしみました。
法定速度をきっちり守るとただの迷惑なドライバーですし、こういう交通ルールの外で気が利く運転って粋だなと思った20分でした。
Posted at 2020/06/18 23:44:28 | |
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