
先週買物に出掛けた際にエンジンがすっかり
暖まるとアイドリングが少しアップしアクセルを
空ぶかしすると回転が落ちる症状が出ました。
これは何処かのジェットが詰まったりしている
のではと想像出来ます。
昔はオートバイでも同じ様な症状を経験した
事がありますので・・・。
いよいよ分解掃除を始めました。
今日はチョット長いですよ~。
各ワイヤー、ホース類を外してエアクリーナーを外します。ここまでは以前も作業しました。
マニホールドを覗くと、お~!中にヘッド固定のボルトがある!なるほど~
マニホールドの内側は若干汚れてます。
WEBER22キャブが外れました。車載状態と同じ向き。
左側面側のチョークバルブ側が結構汚れてます。
まずはトップを開けて見ました。
オートバイはフロートの上にインテークが横向きですが、車はダウンラフトなので向きが違います。
基本構成は大体理解出来ます。シートパッキンが経年でパキパキな状態で縮みがち・・・。
フロートバルブも摩耗して段差が出来てます。
フロートの底には超細かなカスが・・・。フィルターがダブルに付いてるのに・・・。
チョークバルブのリンク部分は汚れてますが特に問題無さそう・・・。
が、しか~し下側を見たら何と真鍮のネットが油汚れで目詰まり寸前!
チョーク作動時はここから単独でエアーを吸う仕組みの様で始めて見ました。
やはり分解清掃始めて良かった・・・。
まずは大きな部品から汚れを落とし磨いて整備して行きます。
キャブとインテークの間に挟まっているガソリンこぼれを受けるパン、真鍮のフロートを磨きました。
うちでの小槌見たいなフロート、コンパウンドで磨いたら金ピカになりました。
上蓋、ガソリンインテークフィルターとキャップボルトと、どんどん進めます。
真鍮ネットのフィルターは一巻してハンダで留まっているはずが剝れてます。ハンダし直しですね。
メインエアーインテーク部分も軽く研磨して綺麗に、それにしてもオートバイの250cc位の口径・・・。
チョークインテークも綺麗に。真鍮ネットの油汚れがこびり付いてなかなか落ちませんでした。
これでネットから吸気出来ます。今までほとんど詰まっていたのでガソリンばかりで相当濃い状態だったと思われます。それで良くかぶったのかも・・・。
フロートバルブの段付き摩耗も研磨して綺麗な円錐形に整形。
ちなみにメインジェットは215?それとも120?長い方がパイロットジェットと思いますが・・・。
チョークバルブのシャフトはOリングを使用しないキャブなので二次エアを吸わない様にシャフトにグリスをしっかり塗って置きました。

今日はキャブ本体までは時間が取れませんでした。他は綺麗になりましたが自分の指先は油汚れで指紋と爪の間が黒ずんでます・・・。
来週は本体を清掃して組立たいと思います。
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Posted at 2017/11/08 19:00:33 | |
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