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2022年09月07日 イイね!

MINI1000 オルタネーターベアリング交換組立て作業〈18〉

MINI1000 オルタネーターベアリング交換組立て作業〈18〉火曜は半日仕事してから帰宅しましたが
食材を買い出して夕ご飯の支度をしたら
作業時間は取れなかったので・・・。
前回までに分解整備したオルタですが
フロントハウジング側のベアリングが
着弾してたので早速交換作業です。
まずは冷却フィンのバリ取り作業から
始めました。
長い作業ブログになります・・・。


フィンの先端の角が尖っていて痛いくらいなので金ヤスリで面取りしました。



リア側ハウジングのシャフトカバーの部分ももう一回カップワイヤーで研磨。


スプレーガン塗装するつもりでしたが湿気の高い天気ですし小さいパーツなので
手塗りで処理しました。


ベアリングが嵌まる部分がうっすら錆びていたので真鍮ワイヤーブラシで
研磨しましたが完全には取れませんでした。


スリップリングは段付き摩耗してますが交換部品は無いので小さい金ヤスリで
回しながら研磨して置きました。


シャフトの錆止めにリチウムグリスを薄く塗って置きます。


ベアリングをシャフトに少し入れてみると無理無く入りそうです。


規格サイズは全く同じなので問題無く交換出来るはずなんですが・・・


ベアリングプラーをセットして外しに掛かりますが一向に抜けて来ません😱。


ベアリングアウターをかしめる様にハウジング縁がプレスされていたので
その部分をミニルーターで削り込みました。

再度作業しても外れずトーチでアルミを熱して膨張させてもダメでした😣。
締め上げるとインナー側の爪が外れてしまい上手くいきませんでした。
ここで昼食を取る事にしました。

食事しながらどうしようか考えていたら違うタイプのベアリングプラーセットを
購入していた事を思い出しました😁。


こちらのセットは内径ごとにアダプターが揃っていてピッタリ納まります。
きつくてなかなか入らないのでプライヤーで縮めて押し込みました。


こちらの方が部材がガッチリしていて強度もありそうです。
始めに使用したのは内径がフリーサイズでもっと大きなベアリング用ですね。
頭のボルトをメガネで回すと難なく浮いて来ました。
アルミハウジングのかしめ部分の残りがリング状に切れてくっついて来ました。


最後はカクッと抜けました。嵌まっていた部分は綺麗な状態です。


フライスの切削面が判るくらいでした。


写真では判りに難いですがベアリングアウターが入る部分の縁を金ヤスリで
滑らかにしました。


リチウムグリスをうっすら塗って嵌め込み準備が出来ました。
最初に使ったプラーの支柱のめり込み跡が付いてしまいました。
内側は全く見えないので問題無いですが・・・。


組み付けにはベアリングレースシールドライバーを使用しました。
アウター側と径が揃うアダプターをセットして少しずつ叩いて嵌め込みます。


およそ半分入りました。最初の打ち込みで曲がらない様に打ち込むのが肝要。


綺麗に納まりました。やはり専用工具は凄いですね。


ベアリングにローターを軽く入れて回してみるとスムーズに回転します。


次はリア側ハウジングのローラーベアリングにモリブデングリスをたっぷり
塗り込みました。


リア側ハウジングにステータを戻します。
端子部分は先に研磨しましたが各コネクターには接点グリスを付けて戻します。


3本の固定ボルトはシルバーの耐熱スプレーで塗装しました。


フロント側ハウジングをシャフトに通します。


手で叩いただけで簡単に入りました。


3本のボルト頭の下にスプラインがありフロント側ハウジングに打ち込むと
回り止めになる様に嵌まります。


ステーターとハウジングを微調整してナットを締め込みました。
プリーを仮付けして回してみると以前の様なゴロゴロ感は全く無くスムーズに
回転します。


ブラシの先端は角張っていたので軽く面取りをしました。


ブラシ先端やコネクター端子にも接点グリスを塗ってユニットを装着しました。



ようやく元通りに組立てられました。


ステータや冷却フィンは黒色でしたが明るいシルバーに塗装して
ハウジングのアルミ鋳物もだいぶ綺麗になりました。


次回はプーリーとフィンカバーやステーを塗装すれば完成です。


来週まで箱にしまって終了です。
ベアリングを外せてからスムーズに進みその時間よりブログ作成時間の方が
長かったくらいです😅。


食事の支度をしてたら次男が帰宅しましたが下校中に歩道の縁石にヒットして
自転車のフロントタイヤがパンクしたと。夕食後に一作業追加です😣。
フロントタイヤを取り外して


チューブを引き出すと中で折り重なってました。
エアが抜けた状態で乗ってきたのでこんな状態でした。
折り重なって加重が掛かると切れますが幸いここは切れておらず患部は別に
ありました。やはり縁石の角で切れた様で2ヶ所穴がありました。

以降の作業写真は撮りませんでしたがチューブを荒いサンドペーパーでしっかり
しごいて糊を付けて少し乾燥させてからパンク修理セットの大きなパッチを貼り
ハンマーで叩いて密着させて水を張った器で漏れが無いか確認し無事修理完了。
久しぶりにパンク修理をしました。
自分が休みの日で対応出来ましたが明日も問題無く乗っていけるでしょう😊。
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Posted at 2022/09/07 21:50:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | MINI1000 | 日記

プロフィール

「MINI1000スイベルハブが順調に外せました。この後ベアリング交換に挑みます。GW初日から整備漬け😆」
何シテル?   04/29 10:07
16歳からバイクに没頭しミニバイクレースを始めて 自身で整備する様になりました。 旧車に惹かれたのは1993年にJAGUAR MK2を見て 現代の車には無...
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